うっかり1日オーバーステイしてました…。
ベトナムに1日オーバーステイ!罰金は徴収されるのか?!
・ベトナムへのフライトには往路のチケットが必要!
・ベトナムで数時間のオーバーステイになってしまうことが発覚
・ベトナムでのオーバーステイの処罰の情報と損得勘定
・なにひとつ指摘されなかったオーバーステイ
目次
・ベトナムへのフライトには往路のチケットが必要!
カンボジアのシェムリアップからベトナムのハノイに飛行機で飛んだ際に、困ったのはぼくが片道航空券しか持っていなかったことだ。日本人は飛行機でベトナムへ入国する際、必ず帰りのチケットを持っていなければならないようだ。
ぼくは陸路でラオスを超えたいのだと説明すると、それでは今ここでバスのチケットを取るように空港のカウンターで要求されてしまった。仕方なくその場で無理矢理WiFiをつなぎ、ちょうど2週間後の日付でベトナム・ハノイからラオス・ルアンパバーンのバスチケットを慌てて予約した。
日本人がベトナムでノービザ滞在をできるのは15日以内だと決められているからだ。
・ベトナムで数時間のオーバーステイになってしまうことが発覚
その結果飛行機には問題なく乗れたのだが、慌てていたのでじっくりと計算しておらず、落ちついてよく考えてみるとぼくの予約バスだとベトナムに16日滞在してしまうことに気づいた。16日滞在といっても16日目の早朝にラオスへ出国することになるので少しの時間オーバーしてしまうのだが、それでもオーバーステイはオーバーステイだ。
オーバーステイなんてしたことがないけれど、いったいどうなってしまうのだろう。
・ベトナムでのオーバーステイの処罰の情報と損得勘定
「ベトナム オーバーステイ」で調べてみると、1日超えると怒られただけで罰金はなかったという記事もあれば、1日オーバーで10ドル払わなければならないという記述もあり、その対応はまちまちだ。イミグレーションの係のおじさんの気持ち次第ということだろうか。
さてどうしよう。ぼくのバスはキャンセルできないようでまた予約し直せば5000円程余分にかかってしまう。それなら1日オーバーステイして10ドル払った方がいいだろうと損得勘定を働かし、結局そのままのバスで国境越えに挑戦していみようと思い立った。もしかしたらオーバーステイと言っても夜中の数時間だけだから見逃してくれるかもしれないし!あとは野となれ山となれ!
・なにひとつ指摘されなかったオーバーステイ
そんなこんなで魔の24時間バスに乗り込んだ。バスは本当にのろのろと進み、やっとベトナム・ラオス国境へ到着したのはやはり早朝6時くらいだった。ぼくは6時間ほどオーバーステイしていることになる。
何か指摘されるだろうか、怒られるだけだろうか、それとも罰金だろうか、もしめちゃくちゃ厳しい人でものすごい大量の罰金を請求されたらどうしよう。ドキドキしながらベトナムの出国の列に並ぶ。
ついにぼくの番がきた!とりあえず最初は自分から言い出さず素知らぬふりをする。自分は全然オーバーステイなんてしていませんが何か?という堂々とした笑顔で対応してみる。もしも指摘されたらその瞬間にものすごく申し訳なさそうな顔をしよう。
ところがぼくの心配の甲斐なく、なにひとつ指摘されることも怒られることもなく、オーバーステイに言及されることもなく出国のスタンプは押された。やはり6時間くらいだとマケてくれるものなのだろうか。それにしても人生初のオーバーステイなのでドキドキしたが、ドキドキする甲斐もなかったですよというくらいあっけなくベトナム出国が終わったお話でした。