守護神
私は私を護る者 他の誰をも 護りはしない 気高く 潔く 美しく 私は私を護り抜く 自分を護る者を誰もが皆 自己愛に溺れたと否定するけれど 自分自身を護れない者が 他の誰をも護れはしない 私が背…
ミズイロノコトバ私は私を護る者 他の誰をも 護りはしない 気高く 潔く 美しく 私は私を護り抜く 自分を護る者を誰もが皆 自己愛に溺れたと否定するけれど 自分自身を護れない者が 他の誰をも護れはしない 私が背…
ミズイロノコトバおまえは胎内に過去を孕む者 おまえが大人になってしまったのは 子供のおまえを捨て去ったからじゃない あらゆる過去はおまえの内部に眠っている おまえが老いれば老いるほどに 過去のおまえは目醒める…
ミズイロノコトバ大好きな場所がもう既に 数え切れないほどにあるというのに どうしてぼくたちは新しい国へと 旅立たなければならないのだろう けれど世界の全てを見たわけでもないのに 本当にそれを好きだと言い切ることはできない …
ミズイロノコトバ永遠に旅する少年を 見たことがあるだろうか 旅人はいつの時代も おそれに負けてすぐに散る まともになれと騒ぐ 世の中の渦を乗り越えて 正しく生きろと叫ぶ 臆病者たちの泥をすり抜けて 貫かれた直感にのみ 従い…
ミズイロノコトバぼくたちはなぜ巡り会ったのだろう 海の碧が遮る波の彼方で なぜ共に生きられなかったのだろう 導かれるように寄り添ったとしても 結ばれ続けるものだけを縁だと言う 人の世は生み出す縁だけを貪って 交わり続けるも…
ミズイロノコトバ旅する者を眺めては 遊んでいると人は指さす わたしは世界を巡礼する者 内なる導(しるべ)を持っている 金銭を追い求める者 常識にすがりつく者 生殖器に突き動かされる者 迷いに満ちた浮世は 動かぬ星を見失う …
ミズイロノコトバ必死になって生きる者には 昔も明日も見えてはいない 必死になって生きる者には 誰の声も響きはしない 死を知らない獣たちのように 時を忘れて光を追い求める おそれを知らない赤子たちのように ただ直感だけを手繰…
ミズイロノコトバ鍵を見つけ出そうともしなかった 鍵があることすら知らなかった けれど鍵は自ずともたらされた 運命は地下水脈で動いていた 誰に鍵は与えられるのだろう 誰が無視され置き去りにされるだろう どこにい…
日本/Japanひとつひとつに意味があることを 見逃しながら舟は進んだ 繋がり合って描き出す星座を 見下ろす翼もなく時は流れた 海流から運ばれてくる歌には 何ひとつとして同じ言葉はない それなのにあらゆる涙には 碧色の言霊…
日本/Japan異国を旅して彷徨い果てても 私たちが必ず辿り着くのは 歩き始めた遥かなる源流 光に揺らぐ森の中の清流 最初から知っていたものを見失い 最後にもう一度見出すことで 人は一生を終えていく 秘境の川…