上半身裸の男たちが叫んで踊る！バリ島ウブドで不思議なケチャックダンスを鑑賞してきた

バリ島で見た不思議で原始的な踊り！！！！！

上半身裸の男たちが叫んで踊る！バリ島ウブドで不思議なケチャックダンスを鑑賞してきた

・芸術の島バリ島の3大舞踊のひとつケチャックダンス
・バリ島のウブドでケチャックダンスを見よう！
・原始の世界にいざなわれるバリ島のケチャックダンスを鑑賞！
・ケチャックダンスのYouTube動画

・芸術の島バリ島の3大舞踊のひとつケチャックダンス
・バリ島のウブドでケチャックダンスを見よう！
・原始の世界にいざなわれるバリ島のケチャックダンスを鑑賞！
・ケチャックダンスのYouTube動画

・芸術の島バリ島の3大舞踊のひとつケチャックダンス

インドネシアのバリ島は、芸能の島として有名だ。中でも宮廷舞踊から発達したレゴンダンス、獅子舞のようなバロンダンスと共に、バリ島の3大舞踊のひとつに加えられているものにケチャックダンスというものがある。

もともとは疫病の流行を祓うために、初潮前の童女を媒介として先祖の霊を呼び覚ますというサンヒャンという儀式が元になっているという。現代の形のケチャックダンスになったのは1920〜30年代にかけてドイツ人が伝統舞踊を改革し、ビンドゥー教の神話「ラーマーヤナ」を題材とする舞踊劇に仕立て上げたという。楽器を使わないという特徴を持ち、人間の声と体だけでリズムを表現していく。

・バリ島のウブドでケチャックダンスを見よう！

バリ島のウブドに滞在していたぼくは、たまたまケチャックダンスのチケットを売っていたのを見たので興味本位で鑑賞してみることにした。チケットの値段は100000ルピアとやや高かったが、観光客用の催し物なのでこれくらいが相場なのだろう。ケチャックダンスは本来ならばウブドではなく、ウルワツ寺院など西部の海に近い場所で夕日を眺めながら見学するのが定番らしいが、ケチャックダンスを見に行くためだけにウブドから移動するほどの情熱をケチャックダンスに対して持ち合わせていなかったので、そのままウブドで鑑賞することにした。

・原始の世界にいざなわれるバリ島のケチャックダンスを鑑賞！

芸術の街ウブドにはたくさんのケチャックダンスが公演されているようだったが、ぼくの見たものは19時から開始された。ケチャックダンスは真ん中に炎が設置されて、その周囲を上半身裸の男性達が円を描き取り囲むようにして座り込む場面から始まる。この外見だけでもなんだか原始的な雰囲気が漂って古代の不思議な世界に引き込まれていきそうな感じがする。まるで原始の男たちが炎を取り囲んで集会をしているように見えた。

そして楽器を使わずに声だけを使って叫んだり歌ったり踊ったりしているところが、さらに原始的な雰囲気を強調していた。昔むかし人類が楽器を発明する前には、このように歌ったり踊ったりしていたのだろうか。しかしこのケチャックダンスが1900年代に作られた歴史を考えると、現代人の考える原始的な姿が投影されているだけかもしれない。