全然恐竜だけじゃないやん!!!!!
福井が恐竜王国になった理由とは?「福井県立恐竜博物館」は恐竜以外の科学知識全般も学べる優れた博物館だった
・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
・福井県といえば恐竜だと言われるようになった理由
・福井県立恐竜博物館はオンライン必須だったが、キャンセル待ちでなんとかその日に入場!
・福井県立恐竜博物館では44体もの恐竜の全身骨格を見ることができた
・福井県立恐竜博物館はむしろ恐竜以外の科学全般の知識がついて学びになった
・お土産はメガネ素材のトリケラトプスのキーホルダーを購入
目次
・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
こんにちは!世界一周+日本一周の旅を続けている水色です。
ぼくは今までの人生で日本海沿いの地域をほとんど旅したことがなかったので、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国にも行けず旅人としてはこのまま日本を深めるしかないという絶好の機会に、日本海沿いを北上する車中泊の旅を決行した!
岡山県、広島県、山口県、佐賀県、長崎県、福岡県、大分県、熊本県、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府、福井県、石川県、富山県、新潟県、山形県、秋田県、青森県、フェリーに車ごと乗り込んで北海道函館まで渡り、そのまま北海道の最北の離島、礼文島の澄海岬を「日本海沿いを北上する旅」の最終目的地とした。
そのまま北海道をぐるっと一周し、再びフェリーに乗って青森県へ!青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、山梨県、静岡県と「太平洋沿いを南下する旅」を完遂した。
結果的にぼくは7月〜11月までの間ほぼ4ヶ月かけて「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅を達成したことになる。この旅ブログ「ミズイロノタビ」では、あまりに感動的で素晴らしすぎた日本一周の旅の一部始終を公開しようと思う。
・福井県といえば恐竜だと言われるようになった理由
「日本海沿いを北上する旅」の途中で、ついに人生初の福井県にやって来た!福井県といえば恐竜、恐竜といえば福井県らしい。なんでも日本で発見された恐竜の約8割は福井県で発見されているという。というわけで「福井県立恐竜博物館」に行ってみることにした。
福井県立恐竜博物館はカナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館の一つに数えられている。恐竜全身骨格44体、年間入館者数約94万人と、三つの中で最も多いというから驚きだ。
その昔、日本では恐竜の化石は出てこないと信じられていた時代もあったらしい。確かに昔のドラえもんを見ていても、恐竜展を見学したのび太が「どうして日本では恐竜の化石が出ないのかな」「中国が羨ましい」とぼやいていたシーンがあったのが印象的だった。この時代には日本で恐竜の化石が出るなんて夢のまた夢と信じられていたのだろう。
しかし1982年、福井県立恐竜博物館館近くで偶然ワニの化石が発見された。調査の結果1億2000万年前のものだとわかり「他にも化石が出てくるかもしれない」と予備調査が始まった。すると恐竜の歯や骨の一部など多種多様な化石が続々と出てきた。そこで本格的な発掘調査に乗り出したところ、新種の恐竜の化石が複数発見されたのだった。これを受け福井県は恐竜に特化した福井県立恐竜博物館を2000年に設立することになったという。
・福井県立恐竜博物館はオンライン必須だったが、キャンセル待ちでなんとかその日に入場!
新型コロナウイルスの影響で、福井県立恐竜博物館はオンライン予約した人のみ入場可能となっていた。そんなこと知らなかったぼくは実際に博物館に到着してからその事実を聞かされて困惑した。その日はもう予約は満員だというのだ。しかしキャンセル待ちをしていれば運がよければ入ることができるかもしれないという係員さんの言葉を信じて、オンライン上でキャンセルが出るか待っていると、なんと運よくキャンセルが出たのでその日のうちに入場することができた。入館料は730円、駐車場は無料だった。
コロナ禍においてはどこもイレギュラーな対応をとっているので、どんな美術館や博物館を訪ねる際にも事前にインターネットで確認しておいた方がいいのだろうと感じた。しかしぼくは若いからそれができるけれど、スマホなど使えない老人などはどうするのだろうと気がかりだった。
・福井県立恐竜博物館では44体もの恐竜の全身骨格を見ることができた
福井県立恐竜博物館にはアジアを中心とした世界から集められた44体の恐竜の全身骨格を見ることができる。正面入口から入ると、まずは地下1階までエスカレーターで降りていく。すると目の前にいきなり恐竜の化石が!それは土に埋まっているような状態で一体丸ごと横たわっていた。これはアメリカのワイオミング州で発見された貴重な標本で、カマラサウルスの産状化石のレプリカだ。
次に1階まで上がっていくと、そこにはこれでもかと言わんばかりの恐竜の世界が!中央のティラノサウルスはリアルでまるで生きているように動いている!ぼくはユーラシア大陸横断の旅でヨーロッパを周遊している際、オーストリアの首都ウィーンの自然史博物館でも動く恐竜を見かけたことを思い出していた!とにかくすごい迫力!ティラノサウルスの周りにも数多くの恐竜の全身骨格標本がビルのように立ち並んでいて、まるで恐竜の都会だ。
「恐竜博物館」なのだから恐竜をたくさん見られて当たり前だという感じもするが、それでもこんなにも豊富な種類の恐竜を見られるなんて感動的だったし圧倒された!
・福井県立恐竜博物館はむしろ恐竜以外の科学全般の知識がついて学びになった
さらに驚いたことは、ここは「恐竜博物館」なのだから恐竜しか見られないと思っていたが、それはとんでもない間違いだった!恐竜以外にも生物や植物、地質や鉱物など科学全般について詳細に教えてくれる、ここはまぎれもない科学博物館だった!ぼくの中では恐竜のことよりもむしろ、その他の科学についての知識が深まりかなり勉強になった!恐竜のことばかりではなく科学全般を体系的に学べるこの福井県立恐竜博物館に小さい頃から何度も訪れている子供はかなり賢く教養のある人間に育つのではないだろうか。
・お土産はメガネ素材のトリケラトプスのキーホルダーを購入
福井県立恐竜博物館には珍しい恐竜のお土産がたくさん売られていたが、ぼくはメガネの素材で作られたトリケラトプスのキーホルダーを購入した!柄がものすごく独特で可愛い!福井県はメガネ作りも盛んだという予備知識とともに恐竜のキーホルダーもゲットした。
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