アマルフィ海岸の崖の上の街!海原の大絶景が見渡せるアジェーロラに泊まってみた

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アジェーロラの絶景は最高だー!!!!!

アマルフィ海岸の崖の上の街!海原の大絶景が見渡せるアジェーロラに泊まってみた

・アマルフィの宿はどこも高かった
・濃霧に閉ざされた謎の街アジェーロラ
・無料でバスに乗ってしまっていた件
・アジェーロラからのアマルフィ海岸の大絶景

・アマルフィの宿はどこも高かった

ローマ、ナポリ、マテーラ、アルベロベッロ、シチリア島…南イタリアを巡る旅の中で、イマイチどんな場所かイメージが掴みにくかったアマルフィ。3泊する予定だったけど、何があるかわからないし実は2泊でもいいんじゃない?などとてらちゃんと話し合っていた。

アマルフィ海岸という世界遺産の一帯の海岸があり、その中にピンポイントでアマルフィというひとつの街があるらしい。「アマルフィに行きたい」というぼくたちの願望は、アマルフィ海岸に行けば満たされるのか、はたまたアマルフィという街に行かなければ叶えられないのか、それすらも曖昧で定かではなかった。

そんな中、「アマルフィ」というワードで宿を調べてみると、「アマルフィ」の街と「アマルフィ海岸」の検索結果のどちらもが表示される。もちろん「アマルフィ海岸」の方がより広範囲で宿を探してくれているのだが、なんせ「アマルフィ」の街の宿は高かった!それならば「アマルフィ海岸」で検索して出てきたアマルフィ近郊の街に宿泊して、バスなどでアマルフィの街に出向いた方が安くつきそうだ。

そんなこんなんで「アマルフィ海岸」の宿を漁っていると、アマルフィ近郊の「アジェーロラ(agerola)」という街で安い宿が見つかった。ちょっと辺鄙なところにありそうだが、レビューではバスで1時間の直行でアマルフィに着けると書いている!安くて直行でアマルフィに行けるならばここでいいだろう!ということで、何があるのかまったくわからないアジェーロラという謎の街で3泊することになった。

 

 

・濃霧に閉ざされた謎の街アジェーロラ

しかしアジェーロラに行くと言ってもいったいどうやって行けばいいのか見当がつかない。Booking.comで予約したところ、とても優しいホストがBooking.comのメッセージ機能で、ナポリからアジェーロラまでの行き方を教えてくれた。ぼくたちはナポリからアマルフィ海岸へと行く予定だったのだ。ナポリの中央駅のバス停からからアジェーロラまでは、SITAの直行バスで行けるという。

グーグルマップは便利なものでナポリからアジェーロラまでの経路を検索すれば、バスの種類からすべての時刻表まで表示してくれる。ナポリ中央駅のバス停の場所もきちんと記さているし、これをチェックしていけばなんとかたどり着けそうだ。グーグルマップさんありがとう!

ナポリからアジェーロラまではバスで3時間ほど。途中の道は山道なので酔いやすいらしく注意が必要だ。夕方には到着できるように、昼のバスに乗り込む。ちゃんとアジェーロラ行きのバスが来るのか不安だったが、グーグルマップを頼りにバス停で待っていたらちゃんと来た!

そのまま終点までバスで揺られながら、アジェーロラまでの道をだんだんと登って行く。標高が高くなって行くのがなんとなく感じられ、気づけば目の前はあたり一面真っ白の霧に閉ざされていた!てらちゃんとどっか行くといつも霧に閉ざされるなぁと、ぼくは十津川の濃霧のあまりに神秘的な秘境神社「玉置神社」を思い出していた。

山奥の秘境神社!奈良県十津川村の玉置神社が神秘的すぎて震えた

ぼくは紀伊山脈の旅で山のクネクネ道には慣れてしまったせいか、酔うこともなく無事にアジェーロラへたどり着いた。…霧に閉ざされて何も見えないが、山の上の田舎街だということは雰囲気で予測できた。まぁ安く泊まれるから来ただけだし、見るものもそんなにないのだろうと宿に荷物を置いてしばらく休んでいた。

 

 

・無料でバスに乗ってしまっていた件

アジェーロラに到着して、あーやっと着いたと思った開放感からそそくさとバスを降り、宿へと向かっていう途中で、そういえばバス代を払っていないことに気がついた!なんてこった!

後からイタリアで市バスを多用してわかったことなのだが、イタリアの市バスの乗り方はものすごくややこしかった!それについては下記にまとめたが、日本と全然違うので、本当に知らないとまったくわからずに、最悪ずっと待っていたバスに乗れないこともあるので注意が必要だ。

意外なタバコ屋の活用法!イタリアの市バス・電車に乗るためにはタバコ屋でチケットを買わなければならない

 

・アジェーロラからのアマルフィ海岸の大絶景

夕方になると霧も晴れて来て、アジェーロラを散歩しようと思い徒然なるままに歩いていた。本当に何も見るところがない感じだなーと思ったのも束の間、ものすごい絶景がぼくたちを待っていた!

なんとこのアジェーロラは、アマルフィ海岸を形作っている断崖絶壁の頂上にあり、そこからは180度壮大なアマルフィ海岸のパノラマを、心ゆくまで眺めることができたのだ!こんな素敵な景色今までに見たことがない!青く澄んだアマルフィの美しい海原を見下ろしながら、ところどころにカラフルな家が点在しているのが見える。

これがアマルフィなのか!!!霧に閉ざされてた時にはそんなことわからなかったが、なんだかものすごく当たりくじを引いたような気分になった。安いからと宿をとった街がたまたまこんなにも素敵な景色を持つ場所だったなんて!しかもなんとここからはアマルフィの街や、その他のマイナーなアマルフィ海岸の街まで、壮大なパノラマを眺めながらのトレッキングも楽しめるらしい。

ぼくたちはバスでアマルフィの街に行くという計画をやめて、早速トレッキングをするという心に傾き始めていた。けれどそれもこれも全部晴れたらのこと!アジェーロラにいる間、晴れたらいいなーと心から思っていたその日の夜、なんと大嵐がアジェーロラを襲い、長時間の停電になるわ、てらちゃんが恐怖の海水料理を作るわの大惨事となった。…明日から晴れてくれるのだろうか。

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