ぼくがベトナムを好きな7つの理由

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いいとこもいっぱいあるねん!!!!!

ぼくがベトナムを好きな7つの理由

・「ぼくがベトナムを嫌いな7つの理由」のヒットの謎
・1.ベトナムはご飯が美味しい
・2.ベトナムは美女が多い
・3.ベトナムは独自の民族衣装スタイルを保っている
・4.ベトナムはかつて日本と同じ漢字文化圏だった
・5.ベトナムは多神教の空気を感じる
・6.ベトナムは安く旅行できる
・7.ベトナムは色彩豊かなフォトジェニックな旅ができる

・「ぼくがベトナムを嫌いな7つの理由」のヒットの謎

以前ベトナムという国にかなりの違和感を覚えてこんな記事を書いた。

ぼくがベトナムを嫌いな7つの理由

この記事がなぜかかなり読まれており、いつも読まれているTOP10に入っているのでなんだかベトナムに申し訳なくなってきた。どうしてこの記事、そんなに人気なのだろうか?ぼくが知らなかっただけで、ベトナムを嫌いな人って多いのだろうか。インターネット上では韓国や中国が嫌われているように思っていたが、ぼくのこの記事のヒット具合を見ると結構嫌われていると思われる。

韓国人・中国人が日本人を嫌いというのは本当か? 〜東アジア諸国の本当の関係性〜

その国が嫌いであるというのは本当か? 〜嫌いだったベトナム人〜

確かにベトナムには嫌なことがいっぱいあったが、いい点もいっぱいあったので、今回は前回書いた7つの嫌いな要素と同じ数の7つの素敵だった点を挙げてみようと思う。7つも出てくるかな?頑張ってみる!!!!!

 

・1.ベトナムはご飯が美味しい

 

まず、なんといってもベトナムはご飯が美味しい!タイ、カンボジア、ベトナム、ラオスと東南アジアを周遊してきたが、一番ご飯が美味しい国だった。ぼくが思うに東南アジアは「東アジア料理」と「中央アジア料理」に大別されている。「東アジア料理」はさっぱりしているようなヘルシーな料理で、「中央アジア料理」はいわゆるカレー系である。ぼくは断然「東アジア料理」系の料理が好きなので、「東アジア料理」の傾向が東南アジア諸国で最も強かったベトナムは最高に食事を楽しめる国だった。

 

物価はカンボジアやラオスよりも高く、タイと同じくらいかないう感じでちょっと高かったが、それでも日本に比べたらこんなに安くでこんなに美味しい料理を食べられるのかと感動してしまう。食事は野菜がたっぷりでヘルシーなものが多かったので、女子旅にも向いているだろう。冷たくて甘くて不思議なスイーツたちも手軽に安くで食べることができ、常夏の国の中で火照った体を美味しく冷ますことができる。それになんといってもフォー(麺)は美味い!ぼくが忘れられないのは、ハノイで食べた蟹が入ったフォーだった。もう一度食べたいなぁ!

 

 

・2.ベトナムは美女が多い

これは男の旅人と話しているといつも一致する意見だが、ベトナムは可愛い女の子が非常に多い。ぼくが今回訪れたのは北部だったからかもしれないが、色白の娘が多く、しかもみんなモデルのように細かった。ベトナム女性の痩せてる率は異常!ベトナムのヘルシーな料理が彼女たちを太らせないようにしているのだろうか。それとも美容の意識がものすごく高いのだろうか。とにかく東南アジアで一番美人が多い国はベトナムだったという思い出だ。

 

・3.ベトナムは独自の民族衣装スタイルを保っている

ベトナムの都会を歩いていて素敵だと思うのは、みんな頭に傘かかぶっており、彼女たちの衣装を見ただけで、ああベトナムにやって来たんだなぁと心から感じられることだ。「この国にやって来たんだなぁ」と日常の衣装で感じさせてくれる国は、東南アジアではベトナムをおいて他にはない。それっとすごく重要なことではないだろうか。

本来は世界はたくさんの美しい独自の民族衣装で溢れていたはずだ。そして昔の旅人ならば、その独自の衣装を国ごとや民族ごとに楽しんで、ああこの国にやって来たのだなぁと情緒深く感じられたのではないだろうか。ぼくはそのような時代の旅に憧れてしまう。しかし今は国際化が進む、どの国へ行ったとしても独特な衣装などは少なくなっている。世界中どこへいってもみんな、同じような衣装を着て街を練り歩いている。観光客に見せるように民族衣装を着ていることもあるが、ぼくは日常の中にこそ民族衣装が織り交ぜられた光景に憧れてしまう。

ぼくはベトナム人たちが、一目見ただけでベトナムに来たのだなぁと感じられる傘を日常の中でかぶっていることをとても尊いことのように感じる。ぼくが憧れたその国ごとの民族衣装に感動する旅がしたいという今の時代では叶え難い夢を、ベトナムはかろうじてささやかに叶えてくれているのだ。

 

 

・4.ベトナムはかつて日本と同じ漢字文化圏だった

ベトナムのお寺を巡っていると、その漢字の多さに驚かされる。それもそのはずでベトナムは以前中国に支配されていた国であり、かつてはぼくたち日本人と同じように感じを使用していたという。フランスに植民地にされた後の今のベトナムではアルファベットのようなもののみが使用されているが、今のベトナム語でも大半は漢字で書き表すことができるのだという。例えばベトナム語でありがとうの「カムオン」は「感恩」と漢字で書けるらしい。

これを知っているだけで、なんだかベトナムがぐっと身近に感じられるのではないだろうか。

ベトナムは日本と同じ漢字文化圏だった!知れば知るほど親しみを覚えるベトナム語と漢字を捨て去るということ

 

・5.ベトナムは多神教の空気を感じる

ぼくは台南やバリ島など、神様が多い場所というのが好きだ。たくさんの神様の気配に満ち溢れている場所が好きだ。それはぼくが八百万の神を信仰する日本の民族である以上当然の性質かもしれない。たったひとつの神様ではなく、いろんな種類の神様がいて、交流し合い交わり合いゆるし合い、そんなおおらかな世界観の神様にこそぼくは心惹かれる。たくさんの神様がいるのだと感じられるおおらかなゆるしの心こそが、人間たちを平和へと導くヒントではないだろうか。

日本人の宗教観の源流!日本人は仏様・神様の前に何を信仰していたか?

ベトナムでは小さなお寺が本当にたくさんあった。それはまるで日本において、歩けば神社に突き当たるような感覚に似ていた。ベトナムも本来は自然崇拝、多神教の宗教観念を持っており、その宗教観が国の中にたくさん散りばめられた小さなお寺たちに表現されている気がした。それはまるで日本人の宗教観と非常に類似しており、ぼくはまたベトナムに親近感を覚えずにはいられなかった。

 

・6.ベトナムは安く旅行できる

ベトナムの物価は東南アジアの中では高めだったが、日本と比べるとはるかに安いので、あまりお金を使わなくても十分に素敵な旅を味わうことができる。ご飯も安い、宿も安い、交通費も安い、入場料も安いので、普通に旅行しているだけでもお得な気分になってしまう。

バックパッカーとして節約するのもいいだろうし、あらゆる物価が安いので日本では泊まれないような高級ホテルに泊まって贅沢するという楽しみ方もあるだろう。

 

 

・7.ベトナムは色彩豊かなフォトジェニックな旅ができる

ベトナムという国はとにかくカラフルなものが多かった。ベトナム人は南国的な色彩豊かなものが好きな感性を持っているのだろうか。カラフルなものが多い国というのは写真を撮っていても楽しいし見ているだけでも見応えがある。インターネット上に写真をアップするので反応を得られやすい鮮やかな写真を撮ることが重要だという旅人にとっても、ベトナムは最もよい行き先のひとつだと言えるだろう。

 

 

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3 件のコメント

  • 久しぶりにコメントさせていただいてます。以前「良いところもいっぱいある」とおっしゃってた点、よく分かりました。私個人的には「好きな理由」より「嫌いな理由」の方が実は興味あります。「嫌い」という気持ちは他の視線を気にせず本当の正直な心情を表しているような気がするんで。巷のインスタとかでも「良かったー」「素敵」「最高」という語句があふれすぎて、あまり見る気がなくなり、いつの間にかスルーするようになってきてたんですが、「嫌いな理由」と書かれてあると、「何だろう」と思ってみてしまいます。

    • コメントありがとうございます!

      ぼくもあまり嫌いとかは書かないようにしているというか、嫌いとかあまり思わないので書かないことが多いですが、ベトナムはあまりに違和感満載だったので書いてしまいました!笑 今回はタイ、カンボジア、ベトナム、ラオス、中国、台湾と回ってきて、一番変な国だなーと思いました。

      でもやっぱり「嫌い」とか、怒りとか、トラブルとか、犯罪とか、恐れとか不安とかそういう内容の記事は、刺激的だしおっしゃる通り率直で正直な内容だから読まれやすくて人気があるみたいですね。それをわざと狙って世の中のニュースなんかも、幸せで楽しい内容よりも、憎しみや恐れや不安を助長させるような内容の記事が多いのかなと最近考えたリしました。原因不明の病気とか、年金がもらえないとか、異常気象だとか、ぼくたちはメディアや保険屋が儲かるために、過剰な不安を植え付けられて世の中を暗くされているだけなのかもしれないと感じます。

      https://mizuirotest.com/fears

      けれどぼくも本当に嫌いだと思ったら気にせず「嫌い」だと言い切りたいです!笑 もしもまた嫌いなことがあったら正直にここに書きますね!

  • 今まで民主主義と共産主義の対立が生んだ20世紀の冷戦の影響でベトナムと日本の関係は薄く、
    一般の日本人はベトナムといえば東南アジアの途上国群の中の一つ、ベトナム戦争で荒廃した、くらいしか知りませんでしたが、
    ベトナム(越南)という国は単なる好き、嫌いというレベルを超えて、つまり愛すべき価値のある国です。
    超長期的視野に基づき付き合う必要があります。
    歴史、政治、経済、文化、言語、宗教、気候、植生、人種・・
    深く研究すればするほど、日本にとってのこのベトナムという国の「人類史が偶然作り出した、日本にとって比類なき天然の存在価値・魅力」に心が躍ります。ベトナムは南北朝鮮や日本にとって唯一無二の存在なのです。
    一個人が親切だった、もしくは不誠実だったというようなレベルの低い観点で評価すべきではありません。
    ベトナム近現代史を研究すると、
    フランスに支配され虫けら扱いだった仏領インドシナ時代
    第二次世界大戦での日本を含む列強の対立に巻き込まれ200万人が餓死したインドシナ進駐
    武器も資材も乏しいなか、圧倒的戦力差のあるフランス軍との独立戦争での
    世界を騒然とさせたまさかの完全勝利(戰役奠邊府,ディエンビエンフーの戦い)、
    冷戦の代理戦争として南北に分かれ、地獄の苦しみの中、血みどろの激戦ののち、アメリカ軍をも退けたベトナム戦争、
    世界的に孤立する中での歴史に残る大虐殺を引き起こしたポルポト率いるカンボジアとの戦争
    カンボジアの惨状を知らずに支援していた中国との対立から発生した、中越戦争
    ストリートチルドレンや戦争傷病者、アメリカが撒いた非人道的な有毒化学剤による奇形児があふれ、
    アメリカ主導の経済制裁による絶望的な経済のなか生き抜いた戦後
    この近現代史を振り返って、ベトナム人を、金にがめつく、外国人をだます悪い奴ら、と切って捨てていいのでしょうか?
    1990年ごろは日本とベトナムのGDPの差は数百倍にも達していた事、
    そしてまたその驚愕の格差の中、当時、人知れず早くからベトナムに進出していた日本人たちの苦悩の記録に驚愕します。
    一般的に、ベトナム人から見た日本はとても印象がいいです。特に年配の方からは神のようにあがめられています。
    それは、ベトナム戦争後の最貧時代から、日本の心ある企業家たちが善意をもって彼らを支え導いてきたからなのです。
    我々は、ベトナムでの日本人の評価を築きあげてきた立派な日本の企業家たちに深い感謝をする必要があるとともに、
    昨今爆発的に増加しているベトナム人労働実習生が何を考え、どのような準備をしてどのような思いで日本に来ているか、
    ベトナムとベトナム人という苦難の道のりを生き抜いてきた唯一無二の存在をもっと深く知る必要があるのです。

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