世界一周再開はタイに決定!お遍路と空海に導かれた不思議な縁で台湾人と旅することになった

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1人旅じゃなくて2人旅になったんだけど!!!!!

世界一周再開はタイに決定!お遍路と空海に導かれた不思議な縁で台湾人と旅することになった

・世界一周の再開!ギリシャのアトス山を目指して
・ギリシャの前に、マレー半島南下の大冒険をすることを決めた
・友達の台湾人と旅路が不思議なほどに一致していた
・導かれ引き継がれる空海とお遍路の縁

・世界一周の再開!ギリシャのアトス山を目指して

世界一周を中断し、医師としてコロナワクチンバイトに勤しみながら新たなる旅の資金を貯めている最中にも、ぼくは次の旅はどこにすべきかと常に考えを巡らせていた。

ぼくが世界一周で絶対に行かなければならないと感じていた場所のひとつに、ギリシャのアトス山があった。アトス山という全く有名ではない聖地のことを知ったのは、美しいアトス山の写真集がきっかけだった。女人禁制を今でも貫きながら俗世を捨て神への祈りのために一生を捧げているギリシャ正教の僧侶たちの姿に感銘を受け、この聖域に足を踏み入れずにはいられないと感じられた。せっかく男の肉体としてこの世に生まれてきたのだから、男しか入れないというアトス山に一度は入ってみたいと切望した。

しかしアトス山に入るためには事前予約が必要らしく、アトス山を訪れたことのある日本人も極端に少ないことからどのように予約すべきかインターネット上にも情報がほとんどなく、ついアトス山のことを考えるのが後回しになってしまったまま日々は過ぎ去ってしまった。先日ふとしたことからアトス山への入山について本気で調べようと思い立ち、日本語の情報がないので英語で予約方法を検索しながら、何とかアトス山の予約に成功した。これでぼくは2年間に世界一周の中断を打ち破り、世界中でまだコロナも収まらない中ギリシャへと旅立つ動機ができてしまった。

 

 

・ギリシャの前に、マレー半島南下の大冒険をすることを決めた

ギリシャへ行くことが決まったからには航空券を取らなければならない。検索してみると日本からギリシャへ行くには、シンガポール乗り継ぎのSCOOTというLCCに乗るのが最も安そうだ。しかし日本からシンガポール、シンガポールからアテネへとそんなに長時間LCCに乗り続けたことがないので大丈夫なのか若干不安だった。それにせっかくの2年ぶりの海外だというのにLCCで旅立つというのも士気が上がらない。

色々調べてみた結果、この2年間で全く使わず貯まり続けたJALのマイルを使えば日本からタイのバンコクまで燃油サーチャージ代だけで行けることがわかった。タイなら旅行もしやすそうだし、コロナ禍の海外はどのようなものかを観察して慣れるのにちょうどよさそうだ。2020年の東南アジア一周の旅ではタイ、カンボジア 、ベトナム、ラオスを巡り、タイより南のマレー半島へ行くことがなかったので、タイ、マレーシア、シンガポールとマレー半島を南下して、シンガポールからギリシャへと飛び立つというのがスケールの大きな冒険という感じがしてテンションが上がりそうだ。

JALで日本を旅立つのなら飛行機の中の時間も楽しめそうだし、何より快適なのに安いので、ぼくはJALに乗って世界一周を再開し、そのままマレー半島南下の旅をすることを決意した。ギリシャに行きたかっただけなのにどうしてこんな旅程になったのか自分でも不思議だが、成り行きというものは時として非合理的なものだ。ぼくは関空からバンコク行きのJALと、シンガポールからアテネ行きのSCOOTのフライトの予約を完了した。

 

 

・友達の台湾人と旅路が不思議なほどに一致していた

日本を出発するのは9月の11日深夜。9月10日は西宮でコロナワクチンバイトをしてからそのまま関空へと向かう予定だった。最後の最後までコロナワクチンバイトがやりたくて仕方がなかったのだ。

世界一周の再開が迫ってきた頃、四国のお遍路車中泊の旅を一緒にした台湾人の哲ちゃんからラインが来た。お遍路の旅の後はコロナのせいで日本と台湾を行き来することができなかったので連絡を取り合うこともなく、ものすごく久しぶりの会話だった。

彼はもうすぐ久しぶりに海外へ行く、マレーシアに行くのだと教えてくれた。もはや世界中の旅人が外国へと動き出しており、その流れを止めることはできないようだ。たまたまぼくもマレーシアに行くことを決めたばかりでしかも日程も見事にかぶっていたので、もしかしたら会えるかもしれないねと話し合った。

そのまま世間話として「タイ、マレーシア、シンガポールと旅を継いでそこからギリシャに飛ぶんだよー」と彼に教えると、彼の反応は驚くべきものだった。「マジで?!俺もマレーシアからギリシャに行くんだけど!」

そんな偶然ってあるのだろうか!マレーシアだけならまだしも、全く関係なさそうなギリシャにも同じような日程で行くことがたまたま決まっているなんて、何か不思議な縁で導かれているような気がしてならない。もはやこれほどまでに旅路が一致しているというのなら、お互いを道連れにする他はない。

彼もそのように感じていたようで、彼もぼくと同じ9月11日のバンコク行きのチケットを予約してしまった。タイを共に旅してから、従来の予定通りマレーシアを旅するのだそうだ。そしてギリシャへも同じような日程で旅立つという。

 

 

・導かれ引き継がれる空海とお遍路の縁

何とも不思議なことに、1人旅のはずが2人旅になってしまった。それにしても全く相談もしないままで、これほどまでに旅路が同じになることなんてあるのだろうか。しかもぼくは世界一周の再開に合わせて、フルサイズのミラーレスに挑戦してみたいと思いSONYのα7Cというカメラを購入したのだが、驚くべきことに彼も旅の直前に全く同じカメラを購入していた!

もはや意味がわからないほどに何もかもが偶然に一致していたのだ、2人は、四国で真面目にお遍路をしていたから空海が2人を導いてくれたのかもしれないねと噂し合った。これが男と女なら、おそらく結婚していたことだろう。

 

 

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