片道220円!イルクーツクから格安バスに乗ってバイカル湖へ行く方法を徹底解説

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いざ、世界で最も深い湖へ!

片道220円!イルクーツクから格安バスに乗ってバイカル湖へ行く方法を徹底解説

・イルクーツクからバイカル湖まで格安バスで行きたい!
・まずはイルクーツクのバスステーション「アフトヴァグザール( Автовокзал)」へ
・バイカル湖へはリストビャンカ( Листвянка)行きのバスに乗ろう

・イルクーツクからバイカル湖まで格安バスで行きたい!

ウラジオストクからシベリア鉄道に乗って3泊4日…ついにシベリアの街・イルクーツクに到着した。

ぼくがウラジオストクからモスクワまで行くシベリア鉄道で、このイルクーツクに途中下車した理由はただひとつ!世界一深いと言われるバイカル湖をこの目で眺めてみたかったからである。そしてシャワーなしで7泊8日の列車の旅をするのがキツいと思ったことも小さな理由のひとつに挙げられるかもしれない。3日間シャワーを浴びられなかっただけでも結構気持ち悪かったので、7泊8日の旅なんて想像もつかない。

ウラジオストクからモスクワまで7泊8日の旅をやり遂げた韓国人のテホ君は大丈夫だったのだろうか。彼はシベリア鉄道のトイレの水道で髪を洗ったと言っていたがぼくにはとてもそんなことは信じられなかった。お湯も出ないし、何せウラジオストクイルクーツク間のシベリア鉄道のトイレは寒かったのだ!あんな狭くて寒くて冷たい中で髪を洗えるなんてすごいなぁと感心した。

多国籍!シベリア鉄道に乗り合わせた乗客たち

バイカル湖までは、イルクーツクの街の中心から格安のシャトルバスで行けるらしい。しかし、何せシベリアの真ん中の辺境のような地で、情報も少なく本当にきちんと行けるかどうか不安だったが、なんとか個人で行くことができたのでここでその一部始終を公開しようと思う。

そんなに難しい道程ではなく、終点のバス停まで乗るだけののどかなバス旅だったが、目的地のバイカル湖の街の名前や、バスターミナルの場所など、ちょっとコツがいるのでそこに留意していただきたい。

 

 

・まずはイルクーツクのバスステーション「アフトヴァグザール( Автовокзал)」へ

まずイルクーツクからバイカル湖までバスで行くには、イルクーツクのバスターミナルへ行く必要がある。このバスターミナルの名前は「アフトヴァグザール( Автовокзал)」。「アフトヴァグザール」とグーグルマップのアプリケーションで検索するとその地点が出てくるので、それを見ながら歩いて行くと困難なくたどり着くことができるだろう。

建物の外観はこんな感じ!パッと見た限りでは、え、これがバスステーションなのと思ってしまうような普通の建物であるが、この建物の裏側にバスが並んでいるのだ。一応、建物のてっぺんに親切に「アフトヴァグザール( Автовокзал)」とキリル文字で書いてくれているので、これを目印にしよう!

 

 

・バイカル湖へはリストビャンカ( Листвянка)行きのバスに乗ろう

 

このバスターミナルを見つけてしまえば、あとはもう簡単!中へ入ると看板に、きちんと英語でTICKETの文字が書いてあるので、これにしたがって進む。ただし、したがって進むというほど中は広大でもない。

行き先はバイカル湖なのだが、バイカル湖行きのバスというのはないのでここではリストビャンカ( Листвянка)という街を目的地として伝える必要がある。リストビャンカは、バイカル湖付近の街の名前で、この街に行けばバイカル湖へ行くことができる。ちなみにリストビャンカは終点のバスストップなので、このアフトヴァグザールからバスに乗り込むことさえできれば、あとは油断して寝ていても自然とたどり着くことができる。

 

 

バスの時刻表はこのようになってる。リストビャンカ( Листвянка)行きは、ぼくが訪れた時点では8時30分、9時、9時30分、13時、14時15分となっている。そう頻繁にあるというわけでもなさそうなので注意が必要だ。

 

 

レジ(KASSA,KACCA)でリストビャンカ行きのチケットが欲しい旨をおばちゃんに伝える。例によって英語はあまり通じないが、リストビャンカと言えれば大丈夫!

値段はなんと131ロシアルーブル!安い!きちんとクレジットカードも使うことができた。ロシアは意外とどこでもクレジットカードを使えるので便利な国である。日本の方がよっぽど使えない不便な国だ。

 

 

バスステーションの中には小さなお土産やさんがいくつも並んでおり、見ていて楽しい。写真を撮っていると店員のおばちゃんに写真はダメよと言われてしまったが、これは規則なのかおばちゃんの独断でそう言ったのかよくわからなかった。

売店でピロシキを買ってロシア的なムードを高める。ピロシキは安価で美味しいし、中には野菜やら肉やら何が入ってるのかわからないので、おみくじ的な楽しみもある。

 

 

レシートがそのままチケットになっているので失くさないように注意したい。

そのままバスステーションの奥のPLATFORMSという看板にしたがって奥から外へ出れば、そこには駐車場のようなバスステーションが広がっている。しかしどのバスがリストビャンカ行きなのかよくわからない。チケットには例によってキリル文字しか書かれていないので何を意味しているのかわからない。

 

 

その辺のロシア人に聞きながらバスを待つ。どうやらまだ乗り込めないらしい。「バイカル(Байкал)」という文字を発見したので、このバスだろうと待っていると、そのバスで正しかった。一応、乗車前にこのバスでいいかを運転手さんに確認することは必須である。

この小さなバスに乗って、1時間半〜2時間でバイカル湖にたどり着くことができる。バスの中ではゆっくりと眠ったり、外の景色を眺めていればいいだけだ。途中下車する必要はないので、緊張せずにゆっくりと過ごすことができる。

 

いろいろと街の中を迂回しながらバスは徐々に郊外へと抜け、次第に森が広がってくる。これはタイガの森というのだろうか。不思議で幻想的な景色が続いていく。しばらくすると飽きてきて、眠りについて、ふと右横を見るとキラキラとバイカル湖のきらめきを発見することができた!これからバイカル湖の冒険が始まる。

 

 

 

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