世界最大の甲殻類!日本最西端の与那国島で人生初のヤシガニを食べてみた

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琉球諸島を旅していると、めちゃくちゃデカいカニに遭遇する!!!!!

世界最大の甲殻類!日本最西端の与那国島で人生初のヤシガニを食べてみた

・夜の琉球諸島の道を歩く世界最大の陸の甲殻類ヤシガニ
・「僕たちは世界を救うことができない」の葉田先生とヤシガニを捕まえた思い出
・与那国生活の最後の最後に民宿でヤシガニの味を知ることができた!
・小さなヤシガニの赤ちゃん

・夜の琉球諸島の道を歩く世界最大の陸の甲殻類ヤシガニ

琉球諸島を旅していると、夜中に道端でやたらとデカいカニに遭遇することがよくある。それこそが「ヤシガニ」であり、世界最大の陸の甲殻類であると言われる。ヤシガニは琉球諸島に植生しているアダンの実を好んで食べるので、夜にアダンの実の近くでよくガザゴソしているのを聞く。

ぼくと阿檀と琉球諸島とヤシガニと 〜辺境にこそ宿る中心〜

ぼくが医者として宮古島に3ヶ月住んでいた時には、道端を普通にヤシガニがテクテク歩く場面に頻繁に出くわした。ヤシガニを捕まえたこともあったがヤシガニのパワーは凄まじく、そのハサミで指を挟まれたならもう二度と離してくれないんじゃないかと思うくらいに力強かったので、不用意に触るのは要注意だ。

ヤシガニを食べられるという噂もよく聞いたが、どのように食べたらいいか全然わからなかったので、ぼくは宮古島ではヤシガニの味を知らないままだった。

 

 

・「僕たちは世界を救うことができない」の葉田先生とヤシガニを捕まえた思い出

宮古島で3ヶ月医者として働いた後は、ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地である日本最西端の絶海の孤島、沖縄県の与那国島まで赴き、与那国診療所で1ヶ月働いた。与那国島には宮古島と同じようにヤシガニが夜道の上を普通にテクテクテクテク歩いていた。この風景は琉球諸島共通の風物詩なのだろう。

与那国島では医学生時代にボランティアでカンボジアに学校を建てた記録を本にし、後に向井理主演でで映画化もされた「僕たちは世界を救うことができない」の著者である葉田甲太先生と仲良くなって、夜に一緒にヤシガニを捕まえに行こうということになった。どうしてもヤシガニがどんな味がするのか確かめて見たかったのだ。

「僕たちは世界を変えることができない」を書いた葉田甲太先生と与那国島で医師として一緒に働いた思い出

ふたりで健闘してなんと2匹のヤシガニを捕まえることができたが、結局調理が難しいのだということを地元の人から聞き、逃がしてあげることにした。与那国島の滞在が終わればぼくは沖縄本島に帰ってしまうので、琉球諸島の離島を放浪してもついにはヤシガニの味を知ることはなかったなぁと残念に思った。

 

 

・与那国生活の最後の最後に民宿でヤシガニの味を知ることができた!

ぼくは与那国島では1ヶ月間民宿でお世話になっていた。民宿は朝ごはんと夜ご飯付きで、すごく美味しいが量もものすごく多いのでぼくは毎日お腹を空かせて民宿に帰る必要があった。お腹を空かせなければならないと時間のある日はなるべく海で泳いでから民宿に帰るようにしていた。

そんな民宿のおばちゃんにヤシガニがついに食べられなかったことを話していると、なんと与那国生活の最後の夕食にヤシガニの乗った沖縄そばを出してくれたのでめちゃくちゃ驚いた!おばちゃん本当にありがとうー!!!!!医師としての琉球諸島の旅の最後の最後に、ぼくはついにヤシガニの味を知ることができた!

 

ヤシガニはまさしく日本人の想像する「カニ」の味に属するが、日本海的なカニの味とは少し違っているような風味がした。もう少し生々しいというか、ほのかに土っぽいような土着な味が感じられた。それでも十分に美味しく、ヤシガニという自然の恵みに感謝して与那国島の診療生活は終わった。

 

 

・小さなヤシガニの赤ちゃん

宮古島で見つけた小さなヤシガニの赤ちゃん!ペットボトルの蓋みたいなのに入り込んで過ごしているみたい!

 

 

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