完璧な形で残っているギリシャ遺跡!シチリア島・アグリジェントの世界遺産「神殿の谷」へ行ってきた

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完璧な形で残っているギリシアの遺跡!!!!!

完璧な形で残っているギリシャ遺跡!シチリア島・アグリジェントの世界遺産「神殿の谷」へ行ってきた

・イタリア、シチリア島、アグリジェントの「神殿の谷」へ行こう!
・「神殿の谷」行きの路線バスと入場料と所要時間
・美しき「神殿の谷」にあるギリシャ植民地時代の遺跡たち

・イタリア、シチリア島、アグリジェントの「神殿の谷」へ行こう!

イタリア、シチリア島の世界遺産「神殿の谷」へ行くために、あまり有名ではないアグリジェントにやって来た。アグリジェントは観光的ではなく穏やかで優しい、本当の素朴なイタリアの姿が見られるようでぼくは一気に好きになった。

「神殿の谷」への玄関口!シチリア島のアグリジェントは穏やかで優しい世界遺産の町だった

またアグリジェントで宿泊したホテルが素敵で、シチリア料理の夕食を宿泊者全員で談笑しながら食べるという沖縄の民宿のような珍しいシステムも非常に心の残り、この南イタリア旅行の中でも忘れられない宿でだということも、ぼくがアグリジェントが好きになった理由である。

シチリアのあたたかな家庭料理!アグリジェントの素敵な宿Alfa Quadroで見た素朴なイタリアの姿が忘れられない

その宿の夕食で仲良くなった3人組のハンガリー人たちと、次の日一緒に「神殿の谷」へ行くことになった。ついに目的の「神殿の谷」へ出発だー!!!!!

 

 

・「神殿の谷」行きの路線バスと入場料と所要時間

アグリジェントの町中から「神殿の谷」行きの路線バスは、Linea1〜Linea3の3種類があり、どれに乗っても「神殿の谷」と「州立考古学博物館」へ行くことができる。ぼくたちもバス停でぼんやり待って、やって来たLinea2番に乗り込んで、直行で「神殿の谷」へとたどり着いた。

「神殿の谷」の入場料は、大人は10ユーロだった。中で必要な滞在時間は2時間くらいだった。ほとんど平地で歩くやすく特別な服装は必要ないと感じられた。

 

 

・美しき「神殿の谷」にあるギリシャ植民地時代の遺跡たち

紀元前6世紀からギリシャ植民地として、アグリジェントは古代地中海世界の重要都市のひとつだった。威厳あるドーリア式神殿がいくつも街に建てられ、アグリジェントの覇権を誇示していた。それらの20近くの神殿遺跡群が、アーモンドの木や果樹の広がる丘に、今も「神殿の谷」とよばれ残っている。

 

カストル・ポリュデウケス神殿

まず最初に目の前に飛び込んできたのは、紀元前5世紀頃に建てられその後カルタゴ軍の侵攻により破壊されたと言われるカストル・ポリュデウケス神殿!現在は19世紀に復元された4本の柱と天井の一部のみが残されている。

 

神殿の谷から眺めるアグリジェントの美しい街並み

神殿の谷から向こう側を見上げれば、アグリジェントの美しい街並みを眺めることができる。

 

 

ヘラクレス神殿

紀元前520年ごろに建てられたというこの一帯では最古のヘラクレス神殿。現在は8本の柱だけが当時の面影を残している。長い歴史の中で風化や災害により崩壊していたが、1924年にイギリス人の考古学者ハードキャッスル卿により一部が復元された。

 

コンコルディア神殿

そしてほぼ完全な形で残っている平和の女神コンコルディアを祀るシチリア最大のコンコルディア神殿!紀元前450〜440年の建物がこんなに美しい状態でそのまま残っているなんて奇跡的で感動!やっぱり石の建築物は時代を超える強い力を持っているのだと実感させられる。ギリシア神殿としてはアテネのパルテノン神殿と並ぶ保存状態の良さで、神殿の谷の象徴的な存在として多くの人々に愛されている。これは本当に感動!一生に一度でも見られて本当によかった!!!

 

ユーノー神殿

最後に見たのは紀元前460〜440年ごろに建てられたとされるユーノー神殿。かつては結婚式の場として使われていた。34本のうち25本の柱が残っている。

 

多分名前があるはずだけど名前のわからなかった遺跡たち

他にも名前が見つからなくてわからなかったけれど、興味深い遺跡がいっぱいだった!

 

 

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