南イタリアの旅で忘れられないほど素敵な宿！
シチリアのあたたかな家庭料理！アグリジェントの素敵な宿Alfa Quadroで見た素朴なイタリアの姿が忘れられない
・シチリア島アグリジェントの素敵な宿Alfa Quadroに泊まった
・Alfa Quadroは宿のイタリア人女性が素朴で明るくて素敵だった
・Alfa Quadroで宿泊者みんなで食べた素朴なシチリア料理
目次
・シチリア島アグリジェントの素敵な宿Alfa Quadroに泊まった
ぼくはイタリア人の友人オススメの世界遺産「神殿の谷」を見るために、シチリア島のあんまり有名じゃないアグリジェントの町にやって来た。観光的ではない素朴な町の空気に魅了され、ぼくはアグリジェントを好きになったが、ぼくがこの町を好きだった最も大きな理由は、泊まった宿が素敵だったからに他ならない。
ぼくがアグリジェントで泊まった宿「Alfa Quadro」は、この南イタリアの旅の中で最も印象に残るくらいに素敵な宿だった。
・Alfa Quadroは宿のイタリア人女性が素朴で明るくて素敵だった
「Alfa Quadro」はアグリジェントの旧市街の真ん中に佇む可愛い宿！入り組んだ路地の中なので見つけるのが大変だったし、入口がどこかもわかりにくかったが、なんとか頑張って見つけだした！あまり観光的んではないアグリジェントでは、適当なドミトリーの安宿が見つからなかったので、ここは1部屋2泊で56ユーロ！ちょっと高いけれど、こじんまりとした伝統的な様式が可愛くて、快適な宿だった。
この宿の一番素敵な点は、宿の明るいイタリア女性が本当に優しかったことだ。あぁイタリア人って本当に素朴に明るくて優しいんだなぁと心から感じられて嬉しかった。なんだろう、イメージ的には太陽みたいな、サザエさんみたいな感じ？イタリアではあまり英語が通じず、彼女もあんまり話さなかったが、それでもなんとか笑顔とジェスチャーで通じ合えるところがイタリアの旅的な楽しさだ。
・Alfa Quadroで宿泊者みんなで食べた素朴なシチリア料理
この宿Alfa Quadroで最も印象的だったのは、その食事だった。なんとここはロビーがレストランになっており、追加料金を支払えばシチリアの地元料理を宿泊者のみんなで同じテーブルを囲んで食べられるというシステムになっていたのだ！海外でこんな沖縄の民宿みたいなシステムはかなり珍しいし、値段も全然高くなかったのでぼくは参加してみることにした。
自家製のレモンワインに、今まで見たこともないような不思議で素朴なシチリアの地元料理を堪能できて本当に素晴らしい機会だった。たくさんの国の人々と食卓を共にすることができ、とても珍しい忘れられない思い出になった。
宿泊者にはやはりヨーロッパ系の人しかおらず、アジア人はぼくひとりだけだった。国籍は多種多様で、イタリア人もいれば、オランダ人や、ハンガリー人もいて、もちろん英語で会話した。
驚いたのは、デザートのスイカを食べているときに、誰一人スイカの種を吐き出さないことだった。え！みんなどうしてるの？！と尋ねると、スイカの種は食べられるんだよと、なんとヨーロッパ人はみんなスイカの種をそのまま飲み込んでいたのだった！そんなことある？！信じられない！できるよ、やってみなよと言われてぼくも吐き出さずに食べてみたが、やはり日本人には違和感満載だった。
こんハンガリー人の3人とはこの夕食で仲良くなったので、次の日に世界遺産の「神殿の谷」へ一緒に行くことになった。
