オシュからビシュケクまで乗合タクシーで12時間の大移動!!!!!
ボッタクリ注意!オシュからビシュケクへの乗合タクシー予約方法、料金、所要時間まで徹底解説
・シルクロードの旅2ヶ国目「キルギス」旅程表
・キルギス第2の都市オシュから首都ビシュケクまでは12時間の山越えが必要
・オシュからビシュケクまでの移動する3つの方法と、ぼくが乗合タクシーを選んだ理由
・キルギス乗合タクシーの予約方法とかかる料金
・キルギス乗合タクシーの乗車方法、最大乗客人数、快適な座席位置とは?
・山脈が連なる絶景続き!オシュからビシュケクまでキルギス乗合タクシー体験記
・キルギスの乗合タクシーは宿まで送ってくれない上にボッタクリに遭いかけた
・オシュからビシュケクまで乗合タクシーで移動する際の注意点まとめ
目次
・シルクロードの旅2ヶ国目「キルギス」旅程表
「シルクロードの旅」の第1ヶ国目である中国の旅を終え、ついに人生初の中央アジアへと足を踏み入れた。中央アジア最初の国は、キルギス!キルギス国内の旅の予定は以下の通りだった。
| 滞在する街 | 宿泊するホテル(宿泊数) | 次の街への移動手段 |
| オシュ | Ocean hostel(3泊) | シェアタクシー |
| ビシュケク | さくらゲストハウス(6泊) | 夏限定列車 |
| バリクチ | Guest House Oimo(1泊) | シェアタクシー |
| カラコル | The Way of Travelers(1泊) | ローカルバス+ハイキング |
| アルティンアラシャン | Bulak Say Yurt camp Altyn Arashan(3泊) | ハイキング+タクシー |
| カラコル | Guesthouse Alinazar(2泊) | 国際バスでカザフスタンのアルマトイへ |
・キルギス第2の都市オシュから首都ビシュケクまでは12時間の山越えが必要
中国のカシュガルから飛行機に乗って、キルギス第2の都市オシュまで移動した。オシュがぼくにとってのキルギス最初の街となる。オシュの快適で綺麗な格安ホステルOcean hostelに3泊してオシュを満喫した後は、首都のビシュケクへと移動した。
キルギス第2の都市から最も栄えた首都まで移動するのだから、日本の東京・大阪間のように当然交通網が発達しているかと思いきや、山々に閉ざされた秘境の国キルギスでは全くそんなことはなく、何と移動に12時間もかかるらしい。しかもその12時間に間には、山越えを何度もするというおまけ付きだった!本当に無事辿り着けるのだろうか…。
・オシュからビシュケクまでの移動する3つの方法と、ぼくが乗合タクシーを選んだ理由
オシュからビシュケクまでの移動には、主に3つの方法がある。すなわちそれは飛行機、乗合バス、乗合タクシーだ。飛行機は最も短い時間で楽に移動することができるが、当然料金も最も高額になる。具体的には移動時間は40分ほどで、約1万円でチケットが購入できるようだ。
乗合バス、乗合タクシーは知らない人とバスや自動車をシェアする方法で、乗合バスの方が料金は安いが出発するために決められたバスステーションへ移動しなければならない、到着もバスステーションなのでそこから宿へと移動しなければならない、満員になるまで出発しないのでいつオシュを出ていつビシュケクに着けるか分からない、途中でよく停車するので乗車時間が長いなどデメリットも多い。
一方で乗合タクシーは乗合バスに比べて料金はやや割高になるものの、宿まで直接迎えに来てもらえるのでバックパックを背負ってバスステーションまで移動する必要がない、最大乗客は4人なので比較的快適にドライブできるなどメリットも多くあった。
Ocean hostelで働いているキルギス人に聞いても、普通オシュからビシュケクまではシェアタクシーを使うとのこと。Ocean hostelから乗合バスに乗るためのバスステーションまでは徒歩30分ほどと距離があったので、結局そこまでタクシーを使うなら合計料金はさほど変わらないだろうということで、ぼくは乗合タクシーを利用することにした。
・キルギス乗合タクシーの予約方法とかかる料金
Ocean hostelで働いているキルギス人が、乗合タクシーはTelegram(日本のLINEのようなもの)で予約できると教えてくれたがやり方がよく分からなかったので、お願いするとぼくのために乗合タクシーを予約してくれた。すごく親切で優しい!
乗合タクシーは何時と決まっているわけではなく、オシュからビシュケクには多くの乗合タクシーが走っているので、何時に出発するかはこちら側で選べるのだという。ぼくは12時間移動を見越して、朝8時に予約した。日本人が慣れないキルギスという異国で乗合タクシーを予約するなら、このように宿の人にお願いするのが最善だろう。
料金は2500ソムなので5000円行かないくらいだった。12時間もタクシーを使ってこの料金は普通に格安かも!キルギス人から予約してもらったので、ボッタクられなかったというのもあるかもしれない。他の旅人は3000ソムとか3500ソムとか払っている人もいた。
乗合タクシーと言えば思い出すのはキューバの旅だ。キューバでは長距離バスが発達していなかったので、街から街への移動は全てシェアタクシーだったが、宿まで迎えに来てくれて宿まで送り届けてくれるので非常に便利だった記憶がある。今回も同じ乗合タクシーなのだから、そんな感じなのだろうと思っていたが予想外の展開がぼくを待っていた…。
・キルギス乗合タクシーの乗車方法、最大乗客人数、快適な座席位置とは?
まず当日の朝は、予約通り朝8時にOcean hostelへ乗合タクシーが迎えに来てくれた。宿まで迎えに来てくれるから重いバックパックを持ってバスステーションまで移動しなくていいからかなり快適!まさにこのために乗合タクシーを選択したと言っても過言ではなかった。全く知らなかったが同じ宿の女の子も同じタクシーで一緒にビシュケクまで行く手筈になっており、一緒にオシュを出発した。
乗合タクシーの最大乗客人数は4人。ぼくたちの前に1人のキルギス人の男の子が前席に乗っていたので、ぼくたちはOcean hostelの時点で3人だった(ぼくたちは後部座席)。そのまま1時間ほど走り続け、あれ、もしかして合計で3人なのかな、空いててラッキーだなと思ったのも束の間、オシュではない途中の街でもう1人のキルギス人の男の子の乗客と合流した。
ぼくが感じたのは、乗合タクシーってどこの座席に座るかでドライブの快適さがかなり左右されるということだ。前席は自分だけ独立しているので当然最も快適なのだが、後部座席の3人席では真ん中になってしまうと両側にもたれかかることができないため(見ず知らずの他人なので気を遣う)、やや快適さが落ちるのだった。端っこの席に座れれば車体に寄りかかることができるので、快適さは問題ない。
ぼくは不幸にも真ん中の席になってしまったので、12時間の乗合タクシーのドライブはやや苦痛だった。しかし自分で座席は選べないし、乗車する順によって自分の座席は自動的に決まってしまうのでこれは完全に運の世界であり、日頃の行いが試されるのかもしれない。
・山脈が連なる絶景続き!オシュからビシュケクまでキルギス乗合タクシー体験記
これはドライバーによるのかもしれないが、オシュからビシュケクの乗合タクシーのドライブはかなり休憩が多かった。ランチタイム、夕ご飯の休憩はもちろんとして、その間に何回も何回も休憩があってもっと早く進んでくれよと内心感じてしまうほどだった。男子は休憩の度にその辺でトイレできるので全く心配ないが、女子はトイレを使いたいならランチタイムと夕ご飯タイムの2回くらいしか機会がなさそうだったので注意が必要そうだった。ちなみにキルギスのトイレは有料で、完全無料の中国からすると嫌な文化だなと思ってしまった。
キルギスの料理は中国のウイグル自治区と似ていて、ラグメンやプロフもあったが、やや油が多い印象だった。ロシア料理も食べることができ、やっぱりキルギスってロシア文化とイスラム文化が融合している感じがする。お茶も名物のようだったが、中国ウイグル自治区ではどのレストランでも素敵な香りがする花茶のポットを無料で出してくれたのに、キルギスは有料。やっぱり中国ってとてもよかったなという感想を抱いた。
こういうトイレとかお茶とかでちょっとずつお金が削られていくのって、西洋文化の嫌な側面なのかなと思った。逆にそれらを無料で提供してくれる中国とか日本とかの東アジア文化って素晴らしい!そしてぼくは確実に、東洋から西洋へと突入してきているのだと実感した。
オシュからビシュケクへ12時間ドライブの山越えは、キルギスの山並みを間近で感じられたり、いきなり川や湖が出現したりして絶景続きだった。キルギスって本当に山の国なんだなぁと感じさせられた最初の機会になった。しかしこれ以前に中国で訪れたパミール高原や、これ以降にキルギスで見られた絶景はもっと凄まじかったので、改めてこの周辺の中央アジアの国々には絶景が凝縮していたのなぁと感心してしまう。
・キルギスの乗合タクシーは宿まで送ってくれない上にボッタクリに遭いかけた
やっぱりどう考えても休憩が多すぎたのか、オシュからビシュケクまで14時間もかかってしまった。しかもぼくは乗合タクシーというのはキューバのように、宿から宿へと運んでくれるものだと信じていたのに、ビシュケクでは変な何もない場所で降ろされてしまい(なぜここで降ろしたのか本当に意味不明)、予約していたビシュケクの日本人宿さくらゲストハウスまでタクシーを使わなければならなかった。
ビシュケクに到着する直前にぼくの宿はここだよとドライバーに伝えていたのだが、それでも宿まで連れて行ってくれることはなかった。これってキルギスでは普通のこと?乗合タクシーに乗る前に、宿から宿へ送り続けてくれるのかきちんと確認しておかないといけないと反省した。ぼくはキューバの経験から乗合タクシーとはそういうものだと思い込んでいたので、そもそも確認しなきゃという意識が抜けていたのだ。
さらに支払いの場面になって事前に確認した料金である2500ソムを手渡すと、荷物が重いから追加で500ソムよこせと言ってきたので口論になった。Ocean hostelから一緒に乗ってきたアメリカ人の女の子はすぐに500ソム払っていたが、ぼくは約束したのは2500ソムなのでこれしか払わないと反抗すると、バックパックを返してくれなってしまった。ドライバーは英語が通じない感じだったが、約束したのは2500ソムなのに追加で要求するなんておかしい、断固として支払わない姿勢を貫くと渋々バックパックを返してくれた。
こういう発展途上国特有のちょっとしたボッタクリに対して、西洋人はそんなに高いお金ではないからとすぐにお金を支払う傾向にあるようだが、ぼくは反対だ。そんなことしたらキルギス人の悪質な商人が調子に乗ってしまい、今後キルギスを訪れる旅人からももっとお金を取ってやろうというボッタクリの姿勢が助長されてしまうのではないだろうか。ぼくは未来にキルギスへとやって来る日本人のために、日本人は簡単に約束以外のお金を支払うことはないという姿勢を見せ付けておいた。
・オシュからビシュケクまで乗合タクシーで移動する際の注意点まとめ
・オシュからビシュケクへの乗合タクシーは1人2500ソムだった。ただし荷物が重いなど様々な理由で支払いの際に追加請求をされる可能性があるため、事前に絶対に2500ソムで間違いないよねとドライバーに念押しする必要があるだろう。
・オシュからビシュケクへの乗合タクシー移動ではいくつもの小さな休憩の他に、ランチタイムと夕ご飯の2回の大きな休憩があった。休憩が多すぎて結局14時間かかった。
・キルギスの乗合タクシーは宿から宿まで送ってくれるスタイルではない可能性がある。迎えは宿まで来てくれるが、到着の街では宿で降ろしてくれないこともあり(ぼくの経験談)、宿まで行くなら追加料金を請求されることも。これも乗る前に、宿から宿まで送り届けてくれるのか確認した方が絶対にいい。
