醤油と金山寺味噌の発祥地!和歌山県興国寺で天狗とパワーストーンに出会った

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大きくて立派な天狗もおりました。

醤油と金山寺味噌の発祥地!和歌山県興国寺で天狗とパワーストーンに出会った

・醤油は世界中で使われている
・興国寺は醤油と金山寺味噌発祥のお寺
・興国寺は静寂に包まれた佇まい
・立派な天狗とパワーストーン天狗命根石
・たくさんの種類の海老刺身定食

・醤油は世界中で使われている

世界の国々を巡っていて、意外だったのは醤油がどこでも手に入ることだ。以外とスーパーマーケットでも普通に売っているし、宿のキッチンに無料で使ってもいいコーナーに置いていたこともある。寿司が世界中でブームになっていることから、醤油も世界中で身近な存在になってきたということだろうか。

(ちなみに上の写真はスペインの寿司で一皿3ユーロくらいだった。高い!)

そんな醤油の発祥地が和歌山県にあるという風の噂を聞きつけて、紀伊半島の車中泊の旅を続けていたぼくは、白浜温泉に立ち寄った際に訪れてみることにした。その醤油の発祥地はなんとお寺であるという。和歌山県日高郡由良町の興国寺というお寺がそれであった。

 

 

・興国寺は醤油と金山寺味噌発祥のお寺

このお寺には、覚心さんというお坊さんがいた。このお坊さんが宋(中国)の修行に行った際に、味噌の作り方を学んできた。覚心さんは日本に帰ってきてからこの興国寺でも味噌を作り、やがてそれが美味しいと評判になり、それは金山寺味噌(当時は怪山寺味噌と呼ばれた)と名付けられ、今でもこのあたりの名産品となっている。

その金山寺味噌を作っていると、茶色いたまり汁が生じる。その液体も味わい深く、やがて調味料として使われるようになった。そして実はそれが醤油と名付けられたのだった。時は鎌倉時代であったと言われる。

 

・興国寺は静寂に包まれた佇まい

 

興国寺は訪れる人も少ない静寂に包まれたお寺だった。敷地は広大で、それがより一層木のさざめきや静寂を引き立たせていた。吹き抜ける風が爽やかで清々しい。

 

何か金山寺味噌や醤油にまつわるものでもあるかなと期待したが、それに関する遺跡のようなものはなかったものの、金山寺味噌と手作り醤油や、その醤油を使ったあられが売られていた。しかしその歴史を知らずにこの寺を訪れても、とても醤油や金山寺味噌の発祥の場所だとはわからなかっただろう。

せっかくの金山寺味噌、どんな味がするのか買ってみたかったがこれからも車中泊の旅を続けるので、きちんと保存できるかどうか定かではないのでまたの機会とした。

 

 

・立派な天狗とパワーストーン天狗命根石

この興国寺で最も驚いたのは、大きくてかっこいい立派な天狗がいることだった。豊臣秀吉の攻撃や度重なる火災に遭って困っていたお寺を、天狗が一夜にして再建してくれたという伝説があるようだ。

その大きな天狗の前には、不思議な大きな石が!天狗命根石というらしい。

説明によると「この石は地球創世記の頃地殻の噴出による火山岩からできた世界最大の大きさ誇る貴石。中には数億年も前の水が溜まっている。この石を撫でながら願いが叶えられるという霊験あらたかな石」と記されている。数億年前の水!なんだか聞いてるだけでワクワクしてくるが、触っているだけでは中に水が溜まっているのかどうか感じるのは難しかった。

この天狗さんがとても立派で凛々しい佇まいなので、いつまでも眺めてしまった。

 

 

・たくさんの種類の海老刺身定食

海沿いに白浜まで南下していると、途中で昼食を食べるために海鮮料理屋さんに入った。ここで食べた海老定食が、いろんな種類のエビの刺身が入っていたので大満足だった。

 

 

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