金剛杖がこんなにいっぱい!!!!!
四国車中泊お遍路第88番!「医王山 遍照光院 大窪寺」は金剛杖の無数の並びに圧倒された
・徳島県第1番霊山寺から香川県第88番大窪寺までの道のり
・第88番大窪寺の仁王像のパンツが可愛かった
・第88番大窪寺の寶杖堂と原爆の日
・第88番大窪寺本堂
・第88番大窪寺大師堂
・第88番大窪寺境内の様子
・第88番大窪寺お納経(御朱印)
・第88番大窪寺御影、御姿
目次
・徳島県第1番霊山寺から香川県第88番大窪寺までの道のり
2020年お遍路逆打ちの初日は、第11番藤井時から第1番霊山寺までを無事に完遂し終了した。第11番から第1番までは徳島県のひとつの場所にある程度密集していたので、車でも回りやすく11の寺を参拝することができた。
無事にお遍路1日目を終えることができたので、徳島県鳴門市の「味処 あらし」で美味しいタコの唐揚げ定食を食べた後、鳴門天然温泉あたらえの湯で温に入った後、その日の夜のうちに香川県の第88番「医王山 遍照光院 大窪寺(いおうざん へんじょうこういん おおくぼじ)」まで車を走らせた。次の日に速やかにお遍路逆打ちを開始するためだ。
第88寺大窪寺は香川県の山奥に位置していたので、周囲に車中泊できるスペースを探し出すのは容易だった。第88番のすぐ近くで車中泊して、次の日の朝に第88番大窪寺から2020年お遍路逆打ち2日目を開始した。
・第88番大窪寺の仁王像のパンツが可愛かった
第8番熊谷寺でも書いたが、仁王像のファッションって素敵なものが多くないだろか。この第88番大窪寺の大門の仁王像のパンツもお洒落で素敵だった。こんなの履いてみたい!
・第88番大窪寺の寶杖堂と原爆の日
お遍路は何番のお寺から始めてもいいことになっているが、88ある四国お遍路のうちの第88番なのだからなんだか特別なものを感じる。お遍路さんの中には第1番霊山寺から初めて第88番大窪寺で終了する人も多いのではないだろうか。
歩いてお遍路する人々にとって、杖というものは重要なアイテムであるようだ。古来より道中の歩みを助けてくれる金剛杖は、弘法大師の象徴(お大師様そのもの)とも考えられ大切にされてきた。金剛杖としての弘法大師と共に「同行二人」の旅路を進めて来たお遍路の旅も、この第88番大窪寺で無事に終了した人々は、ここに金剛杖を納めていくという。それらの金剛杖は大師堂脇の寶杖堂(ほうじょうどう)に並べらており、その数の多さに圧倒された。こんなにたくさんのお遍路さんが、四国霊場を歩いていたという事実を知らされたからだ。
寶杖堂の前には、「原爆の火」が灯されていた。四国のこのお寺に原爆の火が今もなお燃え続けている意味とは何なのだろうか。
・第88番大窪寺本堂
・第88番大窪寺大師堂
・第88番大窪寺境内の様子
・第88番大窪寺お納経(御朱印)
この日早朝一番の参拝だったのでぼーっとしており、なんとうっかりしたことに財布を車に忘れてしまい、お納経を書いてもらった後でそれに気づいてしまったので、謝って駐車場まで取りに行かせてもらった。しかしこのお寺、本堂から駐車場までかなり遠く結構な時間を費やしてしまった。時間も労力も無駄にかかってしまうので、参拝の際は財布を常にリュックの中に入れておこうとこの時誓った。
・第88番大窪寺御影、御姿
南無薬師 諸病なかれと 願いつつ 詣でる人は 大窪寺の寺
黄金のランタンがフォトジェニック!第1番「竺和山 一乗院 霊山寺」はここからお遍路が始まるのだと期待を抱ける美しさだった