五島列島のキリスト教会巡り!福江島をドライブで一周して日本教会の素朴な美を目の当たりにした

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ついにレンタカーを借りて五島列島福江島一周の旅へ!!!!!

五島列島のキリスト教会巡り!福江島をドライブで一周して日本教会の素朴な美を目の当たりにした

・五島列島福江島を一周してキリスト教会群を巡ろう!
・カトリック堂崎天主堂
・カトリック半泊教会
・楠原教会
・カトリック三井楽教会

・五島列島福江島を一周してキリスト教会群を巡ろう!

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ついに車中泊の旅を継いで、関西から人生初の五島列島へやって来た!

 

五島列島福江島をレンタカーで一周!港すぐそばの池田レンタカーのおばちゃんがお茶目だった

長崎県の”離島”とは言っても意外と大きくて自転車ではとても一周できなさそうだったので、福江島の港近くの「池田レンタカー」で1日レンタカーを借りて福江島を一周することにした。五島列島って、福江島って、どんな感じのところかなー!いざ、五島列島のドライブの冒険に出発!

五島列島といえばやっぱりキリスト教会巡り!他の長崎県の地域と同様に多くのキリスト教会が点在しているのが特徴の五島列島。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」の一部として五島列島の集落が世界遺産に登録されている。今回巡った福江島には世界遺産に含まれている集落や教会はなかったものの、それでも十分に他の地方では見られない美しい教会巡りをすることが可能だった。

今回の記事ではぼくが五島列島の福江島をレンタカーのドライブで一周した際に訪れた4つのキリスト教会を紹介しようと思う。

 

 

・カトリック堂崎天主堂

 

福江市街地からも近くて、福江島の最も代表的なキリスト教会である「カトリック堂崎天主堂」。ここだけはなんと入場料が取られた!長崎県の教会で入場料を取られたのなんて長崎市の大浦天主堂以来だったので衝撃だった!

 

 

カトリック堂崎天主堂は五島列島の碧く美しい海の近くに建てられており、島々の点在する不思議な海の風景を見ているだけでも五島列島を訪れたという気分が高まっていた。

 

 

五島列島の隠れキリシタンの歴史の中で特に重要だと思われ頻繁に教会で目撃したのは「聖ヨハネ五島」の、まるでキリストのように十字架にはりつけられた像。彼は日本26聖人のひとりで、1578年に福江で生まれ、長崎と天草のセミナリオで学び、伝道師を志して大阪のイエズス会宣教師と同宿中、豊臣秀吉の名により捕縛され、1597年2月5日に長崎にて殉教したという。信仰の自由と人間愛の証として19歳の青春を神への生贄としたようだ。

キリスト以外で十字架にはりつけられた人の姿を見たのは初めてだったので衝撃的だった。キリストが十字架にはりつけられた姿は世界中どこの教会にも飾られているのでそれを見ても、まぁキリストは十字架にはりつけられた人だしなぁと心が慣れて大した驚きも感られなかったが、このように別の人が十字架にはりつけられていると結構不思議な気分だった。ぼくはキリストというのは姿勢として、力なく内股ではりつけにされているイメージがあるのに対して、この聖ヨハネ五島さんは割と力強く大股で堂々とした姿勢で十字架にはりつけられていたので、あぁこれが西洋人と日本人との美意識や覚悟の違いなのかなぁと感じたりした。

 

カトリック堂崎天主堂の中は普通の長崎県の教会とは異なり、いろんな資料や絵画が展示されておりちょっとした博物館のようだった。もちろん祭壇もあり、陽の光の差し込むステンドグラスが美しかった。

 

・カトリック半泊教会

 

福江島でぼくの最もお気に入りだった教会は、おそらくあまり有名でない「カトリック半泊教会」だった。細く険しい山道を通り抜けた先にある海辺に建てられ、ぼくたちの他に訪れる人は誰もいなかった。係りの人もいないし、本当に村の人々の祈りのために作られたという雰囲気の素朴な教会。外からの風景は殺風景のように見えて期待できなかったが、この教会の中が驚くほど可愛くて美しかった!

 

なんと内部が一面、ぼくの大好きな淡い水色で染められていたのだ!こんな可愛くて美しい教会、他の長崎県でも世界中でも見たことがない!間違いなくぼくの一番のお気に入りの教会だった!人が誰もいないから静かな心で思い存分教会や祈りと向き合えるし、本当に素敵で大好きな教会だった。

 

 

・楠原教会

 

次に訪れたのは、煉瓦造りの外見が最初に訪れたカトリック堂崎天主堂ととてもよく似ていた「楠原教会」!せっかく来たけれどここは新型コロナウイルスの関係で閉まっていて見学することができなかったー残念!!!福江島の他の教会は全部開いていたのになんでこの教会だけ閉まっていたのだろう…。

 

ドアの小さな小さな隙間からかろうじて中を見ることができた。一応これで中を見られたのでよしとして次の教会へと向かった。

 

 

・カトリック三井楽教会

 

この日最後に向かったのは、福江島北西部に位置する「カトリック三井楽教会」!ここは外見からしてなんだか現代アートの雰囲気が漂う教会だった。素朴で歴史的なものが多い長崎の教会の中でこれは珍しいかも。

 

 

どこが入口かかなりわかりにくく教会の周りをうろちょろしていると、ステンドグラスが外からも見えた。最初のカトリック堂崎天主堂で銅像のあった聖ヨハネ五島のステンドグラスも見られる。やはり彼は五島列島のキリシタンの人々にとって心の支えであるところが大きいのだろうか。

 

やっと見つけた入口から中へ入ると、そこには不思議な雰囲気のする現代的な空間が!ぼくはこの教会の内部を見てスペインバルセロナのサグラダファミリアを思い出した、なんとなく似てる!こんな不思議なアーティスティックな宗教的空間はここでしか見られないかも!ぼくたち以外に訪れる人もなく静かに祈りの場所に佇むことができた。もっといえば最初のカトリック堂崎天主堂以外の教会では、ぼくたち以外の人を見かけることがなかった。日本の素朴な教会を巡り静かに祈りの気持ちを抱きたい時には、五島列島のキリスト教会はおすすめだ。

 

 

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