日本の滝はやっぱり美しい!!!!!
中国地方一の滝!日本の滝百選にも選ばれている岡山県の「神庭の滝」へ行ってきた
・岡山県を深める旅
・「日本の滝百選」をめぐる情熱
・ささやかな水滴の岡山県の「玉垂の滝」
・シルクのように美しい「神庭の滝」と、滝を訪れる素晴らしさ
・岡山県を深める旅
日本海沿いを北上する旅を実行するために、実家のある関西地方から長崎まで車を走らせていた。どうせなら今までスルーしていた途中の県も見て回ろうと思い立ち、手始めに岡山県を深めてみることにした。
最初に岡山県北部にある開放的な絶景混浴温泉である湯原温泉の「砂湯」を訪れた。「砂湯」の後は岡山市に住んでいる友達に会って岡山市を案内してもらう予定になったので、岡山県北部から岡山市のある南部を目指して岡山県を車で南下した。
その途中でたまたま日本の滝百選のうちのひとつに選ばられている岡山県中部にある「神庭の滝」の看板を見つけたので、どんな場所か全然知らなかったが訪れてみることにした。
・「日本の滝百選」をめぐる情熱
「日本の滝百選」というものがあるとぼくが知ったのは、故郷である紀伊山脈を深める車中泊の旅をしているときだった。和歌山県の新宮市でたまたま日本の滝百選のひとつである、森の奥の神秘的で美しい「桑ノ木の滝」を見かけたのがきっかけだった。
調べてみるとその直前に訪れた有名な和歌山県の那智の滝も、この日本の滝百選のひとつに選ばれているらしい。「日本の滝百選」の一覧を眺めていると本当に日本各地に散らばっていてとても100のすべての滝を制覇するなんてできなさそうにも見えるが、もしかしてこの世には”日本の滝百選マニア”のような人がいて、日本全国の滝を目指して旅しまくっているような人もいるのだろうか。
ぼくも日本一周の旅を通して自分が滝好きな種類の人間であるということに気づかされたものの、だからと言って「日本の滝百選」に選ばれた100のすべての滝を制覇したいなどとは到底思えない。せいぜい今回のように通り道に偶然あったならば立ち寄りたいと感じる程度である。ぼくの滝に対する情熱は控えめであると言えよう。
・ささやかな水滴の岡山県の「玉垂の滝」
岡山県の「神庭の滝」には300円の入場料がかかった。料金所から緑あふれる清らかな水の川沿いの通り道を歩いて、10分くらいでメインの神庭の滝にたどり着く。
途中にあるささやかな「玉垂の滝」。年中絶えることなく水晶のような水滴を連ねて落ちる様子からこのような名前がつけられたとされる。
・シルクのように美しい「神庭の滝」と、滝を訪れる素晴らしさ
高さ110m、幅20mで日本の中国地方一であるとされる神庭の滝は、その巨大さからか途中遊歩道を歩いている途中からでもその姿を確認することができた!
綺麗ー!!!なんだか美しく滑らかな雰囲気で、まるでシルクの布みたい!ここ連日雨続きでこの日も小雨が降っていたので、心なしか水量が増えているようにも見える。
滝というのは本当に癒される。その激しさゆえに迫力と恐ろしさも兼ね備えているが、その荒々しさも含めてぼくは滝が好きだ。滝というのはただ写真で見ているだけでは伝わらない繊細でダイナミックな鼓動がある。滝の下に立って迫り来る水しぶきや、水の落下により生み出される突発的な風、それらがもたらす平穏な世界には決して起こらない涼しさ、激しく荒々しく止むことのない水の音、それら全て、五感を使って全体的に総括的に感じられる素晴らしさが滝には秘められているような気がする。