日本の滝百選のひとつ!秘境の滝「桑ノ木の滝」がまるでジブリの世界だった

 

神秘的な名瀑の姿に心洗われました。

日本の滝百選のひとつ!秘境の滝「桑ノ木の滝」がまるでジブリの世界だった

・日本の滝百選のひとつ、秘境の滝「桑ノ木の滝」へ行こう
・安らかな苔むしの森
・神秘的な「桑ノ木の滝」と供えられた美しい花

・日本の滝百選のひとつ、秘境の滝「桑ノ木の滝」へ行こう

日本唯一の飛び地!和歌山県北山村のおくとろ温泉が最高だった

日本で唯一の飛び地、和歌山県の北山村の心地よい温泉「おくとろ温泉」でその周辺地域の情報をチェックしていたところ、その近くに「桑ノ木の滝」という美しい滝があることを知らされた。

この「桑ノ木の滝」は、和歌山県新宮市の山奥にある秘境の滝であり、日本の滝百選にも選ばれているということだった。紀伊山脈にはこの他にも、布引きの滝や那智の滝など、多くの滝が日本の滝百選に選ばれているらしかった。

先日訪れた那智の滝の壮麗さは、まさに筆舌に尽くしがたい神秘的な味わいがあったが、「桑ノ木の滝」はどのような瀑布だろうか。

現世を救う!熊野那智大社は古代の清らかな滝の水となって

 

・安らかな苔むしの森

 

「桑ノ木の滝」は、和歌山県新宮市から山側へと入っていき、ほとんど何もないような紀伊山脈の山の中にある。グーグルマップを見ながら、熊野川へと通じる高田川という小さい川を越えていく。高田川を渡るべきところには、「桑ノ木の滝」という看板もあるのでわかりやすいだろう。川を渡ると墓地があり、また看板に従って一本道を歩いていく。

山から美しく冷たい清流が流れてきて、心を洗い流してくれる思いがする。途中には人々から忘れ去られたかのように静寂の中をたたずむ、山の神様の祠もあった。

 

 

だんだん狭くなる山道を、「桑ノ木の滝」目指して進んでいく。上り道というよりも平坦であり、気軽なハイキングといった感覚だが、山の奥へと進んでいくに従って、景色が次第に神秘性を帯びてきた。

 

 

苔むした岩が点在して転がり、苔の中の木々もまた安らかに森を構成し護っている。まるでジブリのもののけ姫の中の、こだまが出て来るような森の世界に迷い込んでしまったみたいだ。その神秘的な森の風景に包み込まれているだけで、とても不思議な安らぎを得られた。湿った苔が青々と輝いている姿は素敵だ。争いや災害のあるところに落ち着いた苔が育つはずはないだろう。苔があるということは、その土地が久しく安らかにあった証だ。ぼくは久しくこの森が安らかにあったことを祝福したい気持ちになった。

 

安らかな苔むしや森と写真を撮ると、神秘的すぎてまるで合成写真のようだと思った。

 

 

・神秘的な「桑ノ木の滝」と供えられた美しい花

 

20〜30分くらい歩けば、そこには「桑ノ木の滝」がある。途中の道にもだれひとりいなかったが、この滝にも人間はだれひとり見当たらない。滝と向かい合って静かにひとり対面する時間を与えられた。

那智の滝が神と崇められそれがやがて熊野那智大社になったように、古来より日本人は激しい水の流れに神秘的ななにかを感じずにはいられなかったのだろう。ひとり滝と向き合っていると、その気持ちが痛いほどにわかる思いがした。

水が位置エネルギーを速度エネルギーに変換させて、激しく水しぶきと風をあげながら、この肉体に迫って来る。滝の魅力というのは、映像や写真では決して得られるものではない。この水の飛沫、この水の風、この清らかな水の揺らぎ、そのすべてを五感で感じ取ってこそ、滝というものの奥深い魅力に触れることができるだろう。そして本来の意味での滝の神秘性を感じ取れるに違いない。

 

 

この滝の風景も幻想的で、一緒に写真を撮るとまるで合成写真のようになってしまった。

 

 

静寂に包まれた神秘的な滝の空間を見渡すと、ところどころに艶やかな椿の花が落ちて水に浸っている。椿の花は桜のように花びらをハラハラと舞わせるわけではなく、花ごと美しい姿のまま潔く落下するらしい。その椿の花が、ちょうど滝の真ん前の苔むした岩の上に、まるで滝にお供えされているように置かれていた。森の精霊が、滝という神様にお供えものをしてくれていたのだなと思った。

 

 

 

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