初のエチオピア少数民族の世界へ!!!!!

少数民族ドルゼ族とは?アルバミンチから山奥のチェンチャ市場まで日帰り旅行した
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
・アルバミンチから毎週火曜日に開かれるチェンチャ市場へ行こう
・アルバミンチ北部の山岳地帯に住む少数民族ドルゼ族とは?
・チェンチャ市場ではドルゼ族の独特の文化を味わえた
目次
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
第2ヶ国目のエチオピアでは首都のアディス・アベバの観光を終え、エチオピア中部のアルバミンチにやって来た。エチオピア観光と言えば少数民族巡りが定番だ。本格的な少数民族巡りはエチオピア南部でする予定だが、ここアルバミンチから少しずつエチオピアの少数民族の世界に入り込んでいっている気配がした。
・アルバミンチから毎週火曜日に開かれるチェンチャ市場へ行こう
この日に訪れたのはアルバミンチ北部の山奥にあるチェンチャ市場。グーグルマップではChencha marktで登録されている。
チェンチャでは毎週火曜日に大規模な市場が開催されているようだ。
・アルバミンチ北部の山岳地帯に住む少数民族ドルゼ族とは?
アルバミンチからチェンチャ市場までは、ローカルバスで行くことになる。まずはアルバミンチのバスステーションへ。アルバミンチからの旅は、いつもこのバスステーションから始まる。
バスステーションのカウンターでバスチケットを購入する。車内でお金を払うわけではなかったので注意が必要だ。バス代は片道90ブル(270円ほど)。




発車時刻などはなく、満員になると発車するアフリカスタイル。これ以降もアフリカのバスは基本的に満員にならないと発車しないので、アフリカの旅はいつもぎゅうぎゅう詰めのバスに押し込められるのを我慢しながら進んで行った印象だ。このチェンチャ市場行きのボロボロのローカルバスの中でも当然、窮屈さをじっと耐え忍んでいた。
しかし人間同士の距離が近いからこそ地元の人と話せるという利点もあった。ぼくたちの席の前に乗っていたのはドルゼ族の青年で、彼はドルゼ族について色々教えてくれた。アルバミンチ北部の山奥に当たるこの一帯にはドルゼ族というエチオピアの少数民族の人々が暮らしており、竹で作られた家が特徴的なのだという。確かにアルバミンチからチェンチャ市場へ行くまでの間に、見たこともない不思議な形をした家々がいくつも並んでいた(バスがぎゅうぎゅうすぎて写真を撮る余裕はなかった)。希望があればバスを途中下車してこのドルゼ族の人々の家を見学したりもできるそうだが、ぼくたちの今日の目的はチェンチャ市場まで行くことだったので外から眺めるだけに終わった。チェンチャ市場も、ドルゼ族の人々が開いている市場だ。
ドルゼとは現地の言葉でweaver=機織りをする人という意味で、機織りが盛んらしい。ドルゼ族では機織りをするのは男性の役目だという。日本だと機織りって女の人がやっているイメージがあったので男性が機織りというと何だか不思議な感じがする。エチオピア南部で少数民族巡りをするからドルゼ族の村はスルーしたが、ドルゼ族はここアルバミンチ周辺にしかいない少数民族らしく村を見学してもよかったかもしれない。

バスにいたドルゼ族のおばちゃん。ドルゼ族に限らずアフリカの少数民族は気軽に写真を撮ってしまうとしつこくお金を請求されるので要注意。


アルバミンチはバナナが有名らしく、確かに安くて美味しかった。このチェンチャ市場行きのバスにも止まる度にバナナ売りが大量に押し寄せてきて迫力があった。乗客もみんな結構喜んでバナナを買っていた印象だ。本当に安くて美味しいので、荷物になってもいいなら買ってみてもいいかも。
・チェンチャ市場ではドルゼ族の独特の文化を味わえた





アルバミンチから所要時間2時間でチェンチャ市場に到着した。ぼくが行った日のチェンチャ市場は、深い霧がかかっていてとても幻想的というか怪しくて不思議な独特の雰囲気があった。







売っているものと言えば食料品などの日用品がほとんどで欲しいと思うものは全くなかったが、ドルゼ族の市場を見学するだけでもその文化に触れることができるだろう。

ドルゼ族の人々が吸っていた原始的な雰囲気が漂う独特の水タバコ。

壺に入った地元のお酒も。



ドルゼ=機織りということで、市場には美しい布も売られていた。ひとつくらい購入してもよかったかも。1時間くらい見学して、ぼくたちはアルバミンチへ帰った。
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