開放的な混浴露天風呂!!!!!
巨大ダムの見える絶景混浴温泉!岡山県北部の湯原温泉の砂湯に行ってきた
・岡山県北部の湯原温泉に行こう!
・湯原温泉はまるでジブリの「千と千尋の神隠し」のようなレトロな世界!
・湯原温泉はオオサンショウウオが有名
・無料の混浴露天風呂「砂湯」
・「砂湯」で独自ルールを守りながら絶景露天風呂を楽しむ
目次
・岡山県北部の湯原温泉に行こう!
日本海沿いの旅をするために、まず住んでいる関西から長崎県へと向かった。関西地方から九州までは遠く、どうせ帰りに日本海沿いを冒険するのだから行きは瀬戸内海側を渡って行こうと思ってなるべく瀬戸内海沿いに車を走らせていた。せっかくなので面白そうな場所を見つけたら行ってみようと思っていたところ、岡山県の北部に湯原温泉という温泉があったので瀬戸内海沿いから北上してみることにした。
岡山県は今まで瀬戸内海沿いしか車で走ったことがなかったので岡山県というのはどのような場所か知らなかったが、岡山県の中部や北部は「日本昔ばなし」に出てくるような山だらけの世界でとても美しかった。日本の原風景を見ているような気分だった。瀬戸内海沿いの車ばかりの道よりも、このような山の中ののどかな道の方がドライブしていてはるかに楽しかった。
・湯原温泉はまるでジブリの「千と千尋の神隠し」のようなレトロな世界!
湯原温泉は山奥にあるジブリの「千と千尋の神隠し」に出てきそうなレトロな温泉街だった。「千と千尋の神隠し」にあるような「油屋」もある!「油屋」って多分温泉の「湯屋」っていうことだと思うけど、なんで漢字を変えてわざわざ「油屋」って書くのだろうか。まさか本当に油を売っている訳でもなさそうだし、何か深い意味でもあるのだろうか。
温泉の神様!日本の温泉街はお湯の神様とよく結びついているね。
温泉の神様の前に設置された手を清める水はなんと温かい温泉だった!さすが温泉街!
・湯原温泉はオオサンショウウオが有名
湯原温泉はオオサンショウウオが有名らしく、街の至る所でオオサンショウウオのキャラクターを見かける。ポケモンのヌオーみたいで可愛い!!!
・無料の混浴露天風呂「砂湯」
この湯原温泉の目玉は「砂湯」という自然の露天風呂らしい。なんと「砂湯」は入浴無料で、その上ダムの絶景が目の前にそびえ立ち、さらには混浴ということだった。有名な「砂湯」へ行くための案内の看板に沿って足を進めて行く。
外にある天然の混浴温泉である「砂湯」のための”隠そう下半身!!”の看板が。「露出禁止」という文字と温泉という概念が大いに矛盾しているようで興味深い。
目の前に急に巨大なダムが出現した!本当に大きい!「砂湯」は近そう!
あったー!すごい!!!「砂湯」は本当に誰にでも見えるような開放的な場所にある天然露天風呂だった!
・「砂湯」で独自ルールを守りながら絶景露天風呂を楽しむ
古代から残っている天然の温泉「砂湯」には、温泉に入る際の衛生のための先人たちの知恵が隠されている。「砂湯」に入るにはいくつかのルールがあるようだ。
「砂湯」は「子宝の湯」「美人の湯」「長寿の湯」の3つの湯船があるが、下流の湯船からまず入る上流へと上っていくべきだとのこと。こうすることで温泉のお湯が汚れないのだ。また自然の中に存在している天然の温泉なので石鹸やシャンプーは使ってはいけないとのこと。
「砂湯」は開放的で外の誰からも自由に見学できるようになっていた。このように開放的に外にあって混浴という性質上、タオルのままお湯に入ることは許されているようだった。というか、下半身を隠せと看板にも書いていたのでタオルのまま入らないといけないのかも?普通の温泉とは真逆だ。
ぼくが訪れた時には男性2人しかいなかったので気をつかうことなく気楽に入ることができた。混浴だというが、こんな開放的なところに入れる勇気のある女性もいるのだろうか。更衣室も併設されていたが、普通に中が見えるような感じだった。
大自然の中でダムの絶景を眺めながらゆっくりと温泉に浸かって快適な時間を過ごすことができた。