治安良好だが遅延はある!アテネからカランバカまでの電車移動は遅れても無事に乗り換え可能だった

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ギリシャの電車が遅延したら乗り換えはどうなっちゃうの?????

治安良好だが遅延はある!アテネからカランバカまでの電車移動は遅れても無事に乗り換え可能だった

・充実したアテネ観光の日々
・アテネから世界遺産メテオラのあるカランバカまで電車移動しよう
・アテネからPaleofarsalosを経由してカランバカへ行く電車の時刻と値段
・アテネ駅発Paleofarsalos駅着の電車は時刻通りに出発
・電車が遅延したらPaleofarsalos駅できちんと乗り継ぐことができるのか?
・まさかの時刻通りにカランバカ駅へ到着した

・充実したアテネ観光の日々

タイ、マレーシア、シンガポールとマレー半島を南下する旅を終えたぼくは、シンガポールからついにギリシャの首都アテネへと移動した。アテネでは共通チケットを購入しアクロポリスを含む遺跡群を巡ったり、アテネ国立考古学博物館を回ったり、安くて美味しいシーフードレストランに連日通ったりして充実した日々を送っていた。

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・アテネから世界遺産メテオラのあるカランバカまで電車移動しよう

アテネ観光も終わり、次なる目的地は首都アテネとギリシャ第2の都市テッサロニキのちょうど中間に位置している世界遺産のメテオラだ。メテオラとは奇岩の上に立ち並んでいるギリシャ正教の修道院の総称のことを言い、ギリシア語で「中空の」を意味する「メテオロス」という言葉に由来しているという。ややこしいが地名としてはメテオラではなく、カランバカという場所を目指すことになる。

ギリシャではあまり長距離バスが発達していないようで、アテネからカランバカへの主要な移動方法は電車ということになる。しかも直行便は早朝8時20分発の1便しかなく、その他の電車はPaleofarsalosという駅で乗り換えが必要だというのだった。しかも聞くところによるとギリシャの電車はよく遅延するらしい。きちんと乗り換えができるか不安だしPaleofarsalosという聞いたこともない駅で立ち往生してしまっては不安が募るので、早起きしてでもなるべくならば直行便に乗りたいということで、移動の前日にアテネ駅(地下鉄ではLarissa Station)へ行き電車のチケットを予約しようと試みた。

 

 

・アテネからPaleofarsalosを経由してカランバカへ行く電車の時刻と値段

しかし前日の時点でカランバカ行きの直行便は満席!仕方がないのでPaleofarsalos経由の電車を予約するしかなかった。値段は合計で25.9ユーロ。最初の電車は13:22アテネ発、15:50Paleofarsalos着、乗り換え便は16:05Paleofarsalos発、17:03カランバカ着という約4時間に及ぶ電車の長旅になるようだった。しかも乗り継ぎの時間が15分ほどとあまりないようだけれど本当に電車が遅延してしまったらどうするのだろう、Paleofarsalosに置き去りにされてしまうのだろかという不安を拭い去ることができずに、しかしこうなったらもう行ってみるしかないという精神の元、カランバカに旅立つことになった。最初の電車は指定席だったが、Paleofarsalosからカランバカまでの電車は自由席だった。

 

・アテネ駅発Paleofarsalos駅着の電車は時刻通りに出発

 

翌日に間に合うようにアテネ駅へ到着。アテネ駅は日本で言えば東京駅のようなものだと思っていたが、どうもそんな風には思えないほど小さくて質素な駅だった。ギリシャは鉄道に関してもあまり発達していないのだろうか。

 

 

電子掲示板を見て13:22アテネ発の電車を見つけたが、何番線か書いていないので駅員さんに聞いて自分のプラットフォームで電車を待つ。

 

最初の電車は時間通りに発車した。このまま時間通りにスムーズに移動できるのだろうか。電車はちょっと古そうに見えたが特に快適ではないというほどでもなく、普通という印象。内部にトイレもあったのでいざという時も安心だ。電車内の治安も特に悪いということはなく、本当に普通の穏やかな列車の旅だった。

 

・電車が遅延したらPaleofarsalos駅できちんと乗り継ぐことができるのか?

しかしやっぱり電車は遅延し15:50にPaleofarsalosに着くところを、16:05くらいに着いてしまった!ギリシャの電車が遅延しがちだという噂は本当だったのだと、身をもって実感した。16;05と言えば次に出るPaleofarsalos発の列車が出てしまう時刻だ!急がなきゃと焦るかと思いきや、他の乗客もみんなPaleofarsalosからカランバカへ行く人々ばかりだったらしく、またPaleofarsalos駅はアテネからカランバカへ行く乗客の乗り換えには慣れているようで、全員がきちんと乗り換えしてから少し遅延してPaleofarsalosを出発してくれた。つまりPaleofarsalos発カランバカ着の電車は、アテネからPaleofarsalosへ来て乗り換える乗客たちをきちんと待ってから発車される仕組みになっているらしく、安心して乗り継ぐことができた。

 

 

・まさかの時刻通りにカランバカ駅へ到着した

 

2番目の列車も、特に治安が悪いと感じることはなく穏やかな列車の旅を楽しむことができた。もう乗り換えや遅延の心配をする必要がないので、この2番目の列車の方が心から楽しめたかもしれない。結局カランバカには17:03と、何と時刻通りに到着してしまった!最初の遅延しないでほしいと願っていた方の電車はやや遅れたのに、別に遅れてもいい方の2番目の電車がきちんと時刻通りに着いたので、何となく釈然としない気持ちだった。

 

何はともあれPaleofarsalos駅に取り残されることもなく、無事にアテネからカランバカに電車移動することができたので安心できた1日だった。カランバカ駅を降りたら目の前に立ちはだかる奇岩の絶景が!駅から宿まで歩いただけで、メテオラへの期待を抑えることができなかった。

 

 

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