謎のプーケット秘島の冒険へ出発だ!!!!!
タイ・プーケット離島の冒険!ヤオヤイ島への行き方はホテルのスピードボートを使うのが便利で安かった
・チェンマイからプーケットまで南下しよう!
・素敵なリゾートホテルを堪能した前回のプーケット旅の思い出
・プーケットの秘島ヤオヤイ島へのいざない
・プーケットからヤオヤイ島へはどうやって行ったらいいの?
・ホテルサンティヤでヤオヤイ島行き往復スピードボートを予約する方法
・プーケットからヤオヤイ島へ行く最も安くて簡単な方法まとめ
目次
・チェンマイからプーケットまで南下しよう!
ぼくと台湾人の哲ちゃんはこれまでタイのバンコク、アユタヤ、チェンマイ、チェンライを冒険してきた。しかしこの旅のテーマは「マレー半島を南下する旅」であるということをぼくたちは徐々に忘れかけていた。
生命の根源エネルギーが爆発!チェンライのブラックハウス(バーン・ダム・ミュージアム)でタワン・ダッチャニーの絵画を鑑賞した
本来ならばバンコクからプーケットかサムイ島などの南部のリゾート地を巡りながら次第に南下し、マレーシアへ突入しペナン島、クアラルンプール、マラッカなどを経由してシンガポールへと入る予定だった。それが哲ちゃんがアユタヤに行ったことがないから行きたいと言い出し、さらにぼくがチェンライの美しいカラフルな寺院を見たいと言い出したからすっかりテーマにそぐわないタイ北上の旅を続けてきた。自由にその場の気持ちで次の目的地を決められる点が気ままなバックパッカー旅行の利点だといえども、このままだとさらに北上してラオスや中国まで突入しそうだったのでぼくたちは我に帰り、本来の「マレー半島を南下する旅」というテーマへ立ち戻ることにした。
とりあえずチェンライからマレーシアを目指して旅を続けよう。ぼくはチェンライ空港からLCCに乗ってプーケットに行くのが安くて手軽だと主張した。一方哲ちゃんはサムイ島に行きたいらしく、まずはチェンライからバンコクに戻ってからサムイ島を目指したいと提案したが、それではあまりに時間の効率が悪いので結局プーケットに行くという案で同意した。ぼくたちの次なる旅の目的地は、チェンライからいきなり飛んでプーケットとなった。これまでの旅では安宿に泊まって貧乏旅行を続けて来たので、その分節約できたお金でプーケットのリゾートホテルに泊まってみようということになった。
・素敵なリゾートホテルを堪能した前回のプーケット旅の思い出
プーケットといえばコロナ前の東南アジア一周の旅の中で訪れ、様々なリゾートホテルに比較的安く泊まれて大満足した素敵な思い出がある。やっぱり東南アジアのリゾートホテルってコスパ最強だなぁと感じ、これを味わってしまうと日本のリゾートホテルにはなかなか泊まれなくなってしまうなぁなどと感嘆した。しかし前回にプーケットの良さげだと自分が感じるホテルに大体泊まってしまったので、今回はもはや普通のプーケット旅行をしても心が満たされないかもしれないと心配していた。
プーケットで野生のイルカの奇跡!COMO Point Yamu Phuketの離島プライベートビーチCOMO BEACH CLUBで優雅なひととき
水色のスタイリッシュな空間!COMO Point Yamu Phuket内のLa Sirenaで豪華な朝食と本格的なイタリアンを
レオナルド・ディカプリオも泊まった!タイ・プーケット旧市街のフォトジェニックなThe Memory at On On Hotel
・プーケットの秘島ヤオヤイ島へのいざない
そしてやっぱりBooking.comでプーケットのホテル一覧を見てみても、直感でここだとピンとくる素晴らしいホテルがありそうにない。そう感じたホテルは前回のプーケット旅行で全て泊まってしまったからだ。しかしそうは言っても今回も素敵なプーケット旅行を楽しみたいので手を変え品を変え様々な条件でプーケットのホテルを検索してみた。
するとひとつだけ「ここに行きたい!」と思わせるとても魅力的なホテルがあった。そのホテルの名は「Santhiya Koh Yao Yai Resort & Spa」!日本語では「サンティヤ・コー・ヤオ・ヤイ・リゾート&スパ」と記載されていた。何だか長くてよくわからない名前だなと最初は感じたが、実際の名前は「サンティヤ」で「コー・ヤオ・ヤイ」というのはタイ語で「ヤオヤイ島」という意味らしい。何とサンティヤは、プーケット県の本土ではなく離島にあるホテルだったのだ!
えープーケットの離島の冒険とは絶対に楽しそう!!!前回のプーケット旅行では本土を巡ったので、2回目の今回はプーケットの離島に焦点を当てて旅するのも悪くない。しかもヤオヤイ島なんて見たことも聞いたこともない名前だ。どんな場所にあるのか全くわからないし、何があるのか想像もつかない。タイの離島ってどんな感じなのだろう。ぼくはこういう全然有名ではない場所を訪れて、先入観なしに自分の感性と瞳だけでその場所独自の素晴らしいものたちを発見するという旅のスタイルが大好きなので、もはやヤオヤイ島の冒険以外に選択肢は考えられなくなった!
早速哲ちゃんにプーケットの離島に素敵なホテルがあることを猛烈にアピールし、秘境が好きなぼくたちにとって誰も行ったことがないプーケットの秘島へ行くことこそ男のロマンだとか何とか適当なことを言って、ヤオヤイ島の魅力をプレゼンしまくった。結局哲ちゃんはぼくのあまりの熱意に押され、ぼくたちはめでたくヤオヤイ島の冒険ができることになった。
・プーケットからヤオヤイ島へはどうやって行ったらいいの?
しかしヤオヤイ島に行けることになったのはいいものの、実際にヤオヤイ島へ行くのってどうしたらいいのだろうか。
上記のようにヤオヤイ島はプーケット半島とクラビーという地域のちょうど中間に位置している。実際にプーケット側からもクラビー側からもフェリーで行けるようだが、ぼくたちはチェンライから飛行機に乗ってプーケット空港へ着陸するので、プーケット側から行くことしかないだろう。
プーケット側からヤオヤイ島へ行くためには公共交通機関のフェリーも利用できるようだが、Booking.comで確認するとぼくたちが泊まろうとしているホテルのサンティヤには「往復スピードボートトランスファー」という宿泊メニューがあり、これで申し込むとプーケットからホテルへ直接スピードボートで運んでくれるので便利そうだった。計算すると往復1人あたり2000円と全く高くない。インターネットでヤオヤイ島行きの公共交通機関のフェリーの値段を調べてみると往復2000円以上は余裕でかかりそうだったし、しかもホテルから遠い港に着いてしまうということで、その港からホテルまでどうやって移動したらいいのか、ヤオヤイ島にはタクシーやトゥクトゥクがあるのか皆目見当もつかなかったので、はっきり言ってプーケットからヤオヤイ島への移動はサンティヤの「往復スピードボートトランスファー」一択だった。
このメニューで申し込めば、ぼくたちはスムーズにヤオヤイ島へと向かうことができるだろう。プーケットからヤオヤイ島へ行くためにプーケットの何という港へ行けばいいのか、それもサンティヤに聞けばきちんと答えてくれるだろう。何たって5つ星ホテルなのだから接客対応はお墨付きだ。
・ホテルサンティヤでヤオヤイ島行き往復スピードボートを予約する方法
ぼくたちはサンティヤの「往復スピードボートトランスファー スプリームデラックス シービュー」というメニューでホテルの部屋を申し込んだ。値段は2泊3日、2人で9571.26バーツ!1人2万円くらいだけれどこれまでのタイ旅行で節約して来たから大丈夫!すると早速Booking.comからメールが送られてきた。そこに書かれたスピードボートの説明は以下の通りだった。
スピードボートは1日3便のみ運航しています。
プーケット空港発のシャトルバン:10:00、12:00、15:00。
スピードボートによるトランスファーサービス:アオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋発、Santhiya Koh Yao Yai Resort & Spa行き
出発時刻:11:00、13:00、16:00。スピードボートによるトランスファーサービス:Santhiya Koh Yao Yai Resort & Spa発、アオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋行き
出発時刻:10:00、12:00、15:00。—————– **スピードボートの予約はチェックイン日の5日前まで行ってください**
ぼくたちは最後の一行に目を疑った!「スピードボートの予約はチェックイン日の5日前まで行ってください」。がーん!!!ぼくたちがホテルを予約したのは、チェックインの2日前だった!
そんなー!ということはスピードボート付きのメニューで申し込んだのに、スピードボートを予約できないってこと?!しかもこの5日前までにスピードボートの予約をしなければならないということは、宿泊者は予約前には全くわからないのでかなりひどい制度だと感じられた。しかしもう部屋を予約してしまったのだから後戻りはできない!安い代わりにキャンセル料も100%のメニューにしてしまったので今更キャンセルするわけにはいかない。結局ぼくたちは「スピードボートの予約はチェックイン日の5日前まで行ってください」という文章に気づかないフリをしてスピードボート予約の手続きを進めていくことにした。
ぼくたちがプーケット空港に到着するのは13時だったので、その後プーケットの「アオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋」という港に移動したとすると16時発のスピードボートに乗るしか選択肢はなかった。ぼくはBooking.comのメッセージ機能を使って16時のスピードボートを2人分予約したいことをサンティヤに告げた。すると早速返事が返ってきた。
For the arrival transfer, we book a Join Speedboat at Ao Po Grand Marina Pier 16.00 Hrs. to Santhiya for 2 persons on 19 Sep 2022.
Please remind you have to be at the marina 30 minute before speedboat depart time.
やったー!普通に予約できた!そしたら5日前までとか変な規則書くなよー焦るやん!ぼくたちは9月19日13時にチェンライからプーケット空港へ到着し、バスはなさそうなのでそこからタクシーでアオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋(Ao Po Grand Marina Pier)へ移動し、16時のスピードボートに乗り込む。スピードボート出発の30分前すなわち15時30分にはアオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋へ着いておく必要があるということなので注意が必要だ。
アオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋は有名な港ではなさそうだが、位置はグーグルマップに聞けば出て来た。プーケットの東の果てで辺境にあり、やはりタクシーを使うしかなさそうだった。
・プーケットからヤオヤイ島へ行く最も安くて簡単な方法まとめ
まとめるとプーケットからヤオヤイ島へ行く最も安くて簡単な方法は以下の通りとなった。
・Booking.comのメッセージ機能を使ってサンティヤにメッセージを送り、スピードボートの予約をする。
・スピードボート出発の30分前までにアオ・ポー・グランド・マリーナ桟橋という港へ向かう。
・時間になったらスピードボートに乗る。
ちなみにヤオヤイ島が気に入り、サンティヤ以外のホテルに泊まってもう少しヤオヤイ島に滞在してからプーケットに帰りたくなっても、復路でサンティヤのスピードボートを使用することは可能だった。つまりサンティヤのスピードボートでヤオヤイ島へ到着→そのままサンティヤに宿泊→サンティヤをチェックアウト→別のホテルに数泊→サンティヤへ戻りサンティヤのスピードボートでプーケットに帰るというプランも実現可能だったということだ。これは実際にぼくたちがサンティヤに頼んで実行したプランだったので再現性があるだろう。
・プーケット本土からヤオヤイ島のホテル・サンティヤに実際に移動した旅行記はこちら!
・その他のタイ旅行の記事はこちら!
生命の根源エネルギーが爆発!チェンライのブラックハウス(バーン・ダム・ミュージアム)でタワン・ダッチャニーの絵画を鑑賞した