巡り会うロシア世界の人々と風景!シベリア鉄道でイルクーツクからモスクワまで4泊5日の列車の旅

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シベリア鉄道では様々な出会いが待っている!!!!!

巡り会うロシア世界の人々と風景!シベリア鉄道でイルクーツクからモスクワまで4泊5日の列車の旅

・イルクーツクからモスクワまで4泊5日のシベリア鉄道の旅
・衝撃!シベリア鉄道は2等車よりも3等車の方が快適だった
・シベリア鉄道3等車で巡り合った乗客たち
・万華鏡のように移り変わるシベリア鉄道の車窓の風景
・シベリア鉄道の到着はモスクワの早朝だった

・イルクーツクからモスクワまで4泊5日のシベリア鉄道の旅

イルクーツクで3泊した後は、再びシベリア鉄道に乗ってロシアの首都モスクワまで向かう。この日の気温はなんとマイナス10℃以下!人生で最も寒い日を”シベリアのパリ”と呼ばれるイルクーツクで過ごすこととなった。手がかじかんでイルクーツク駅に向かうまでの道のりでカメラのシャッターを切ろうとしてもうまくいかない。淡く青いアンガラ川がバイカル湖から水をイルクーツクの街まで運んでいる。

シベリア鉄道の中継地!バイカル湖近郊の”シベリアのパリ” イルクーツクの美しくも不思議な街並みを心に刻む

凍りつきそうなアンガラ川に架かった橋を渡って行くと、次第にイルクーツク鉄道駅が見えてくる。再びシベリア鉄道の長く不思議な時間が始まってゆく。

 

 

・衝撃!シベリア鉄道は2等車よりも3等車の方が快適だった

ウラジオストクからイルクーツクまではシベリア鉄道の2等車に乗車したので、イルクーツクからモスクワまでは3等車に挑戦してみた。インターネット上の情報では、3等車は安いもののロシア人などの地元民が乗るようなローカル車両であり、2等車のような部屋などの仕切りもなくベッドの座席がただ並んでいるだけだから防犯の観点からもお勧めしないと書かれていたが、本当にそんなに推奨されないものなのか自分で乗って確かめてみたかったのだ。

結果的には意外なことに、高級な2等車よりも3等車の方がだいぶ快適だった。詳細は以下の記事にまとめました!!!

衝撃!シベリア鉄道は2等車よりも3等車の方が快適だった

 

・シベリア鉄道3等車で巡り合った乗客たち

シベリア鉄道の3等車では、部屋としての仕切りないぶん様々な乗客と仲良くなって会話をする機会に恵まれている。さらにシベリア鉄道の乗客は今までの人生で出会ったことのないような国の人と会話できるので刺激的で興味深い。ロシア周辺の不思議な国々からロシアにやってきて就職したり旅行したりすることは普通のことのようだった。

 

座席が上下一緒になって仲良くなったのはアゼルバイジャンからやってきた夫婦だった。アゼルバイジャン人なんて初めて会った!彼らとはひとつの机を共有していたので食べ物をくれたことをきっかけに仲良くなった。英語はあまり話さないもののロシア人よりは喋れる感じ。印象的だったのは、彼らのものすごく熟した柿をもらったことだった。柿なんて皮をむかなければ食べられないのにシベリア鉄道の中でどのように食べるのだろうと思ってみていると、なんと彼らは皮ごと柿を食べていた!!!衝撃的な光景!柿って皮ごと食べられるのか!!!勧められたぼくも半信半疑で食べてみると熟していて柔らかいと確かに食べられたが、ものすごく違和感の残る食べ方だった。

 

 

たくさんの食べ物や飲み物をくれたのはロシア人の優しいおばあちゃんだった。ロシア人のお年寄りは東アジア人がひとりでシベリア鉄道に乗り込んでいると、気の毒に思ってかものすごくたくさんの食べ物をくれるのでその素朴な優しさに涙が出そうになる。おばあちゃんは英語を全く話さなかったが、スマートフォンの写真や動画を見せてくれることで心を通わした。相手と心を交わしたいという思いや熱量の方が、言葉の能力よりも大切であることを、シベリア鉄道の乗客は教えてくれるような気がした。

 

カザフスタン人の青年とも仲良くなった。カザフスタン人なんてこれまた人生で初めての接触!彼も英語を全く話さず、スマートフォンの翻訳機能を通じて会話を成り立たせていた。しかし機械の翻訳機能を利用するよりも、言葉にならない工夫で思いを交わす方が素朴で素敵だとなんとなく感じた。

 

 

・万華鏡のように移り変わるシベリア鉄道の車窓の風景

4泊も列車の中に乗っていると、窓から見る景色は様々に移り変わってゆく。タイガの森や、凍てつくような白銀の風景、あまりにも美しい朝焼けや夕暮れが、万華鏡のように移り変わるシベリア鉄道の車窓。車窓をぼんやり眺めていると、ロシア人のおばちゃんが優しく話しかけてくれたが何も理解できず「オーチン・クライシーワー!(とても美しい)」と窓の外の風景を共有して笑顔で返していた。

 

 

・シベリア鉄道の到着はモスクワの早朝だった

モスクワに到着したのは早朝でまだ明るくなっていなかった。早すぎるかと思ったがイルクーツクでも迎え入れてくれたのでモスクワのホテルも大丈夫かもしれないと早朝にホテルを訪問してみると、フロントのお兄さんがめちゃくちゃ怒っていて不機嫌だった。チェックインもこんなに早朝に来て非常識にもほどがあるとでも言いたそうな雰囲気が漂っている。どこかにモスクワとサンクトペテルブルクの人の違いとして、モスクワの人は忙しそうにいつもイライラしていると書かれていたが、まさにそうなのかもしれないと感じた。

 

 

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