シベリア鉄道の中継地!バイカル湖近郊の”シベリアのパリ” イルクーツクの美しくも不思議な街並みを心に刻む

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シベリア鉄道でやって来た!気温マイナス10度以下の極寒のシベリア都市!!!!!

シベリア鉄道の中継地!バイカル湖近郊の”シベリアのパリ” イルクーツクの美しくも不思議な街並みを心に刻む

・”シベリアのパリ”と呼ばれる世界遺産バイカル湖近郊の街、イルクーツクへ!
・イルクーツク駅からイルクーツク市内まで歩く!!!
・10月のイルクーツクは美しくも静かな街並み
・イルクーツクには不思議な食べ物がいっぱい!
・イルクーツクから世界で最も深いバイカル湖まで日帰り小旅行!
・イルクーツク滞在の後は再びシベリア鉄道でロシアの首都モスクワを目指す!

・”シベリアのパリ”と呼ばれる世界遺産バイカル湖近郊の街、イルクーツクへ!

日本から極めて近いロシア極東のウラジオストクからシベリア鉄道に乗り込んで、列車の中で3泊4日過ごして、ついにシベリア大陸の真ん中の都市・イルクーツクへやって来た!

ウラジオストクからイルクーツクへ!ロシア・シベリア鉄道2等車の3泊4日の列車の旅の思い出を動画と写真で

モスクワまで行かずにイルクーツクで一旦降車した理由は、世界で最も深く、透明度の高い湖のバイカル湖をどうしても眺めたかったからだ。世界で一番深い湖なんて、中学校の地理の授業で習って以来どんなところか気になっていた。地図を眺めていてもまさか自分が人生でこんなシベリアの真ん中を訪れることなんてないと思い込んでいたが、まさかこんなところまで来てしまう人生が用意されていたとは…。

 

 

・イルクーツク駅からイルクーツク市内まで歩く!!!

 

シベリア鉄道に3泊4日乗ってイルクーツクに到着したのは早朝の5時だった。凍てつくような空気を感じて駅のホームを眺めていると、真っ赤な文字でマイナス6度と示されている。さすが極寒のシベリアの世界!!!あたりはまだ真っ暗でこれからホテルまで歩いて行かなければならないが少し遠そうだ。治安も良く分からないし明るくなるまで待った方がいいかと迷ったが、考えるまでもなく寒すぎたので早く暖かい宿で休みたいと考えて早速歩き出した。

 

駅から歩いていると真っ暗な闇の中に今までに世界のどこでも見たことのないような不思議な西洋の世界が広がっていた。こんな極寒の大地でも人々は生活し独特の文化を築いているらしい。駅からイルクーツクの街の中心まで歩いていると大きな川に架かった橋を渡る。この川がアンガラ川とイルクート川が合流したもののようだ。ただでさえ寒いのに冷たい風の吹く水の近くを歩かなければならないなんてちょっとつらい。次第に空も明るくなってきて川の姿がはっきりと見渡せる。川の色彩も冷たさを感じさせる白く青がかったものでより一層シベリアの寒さを強調している。

宿に着くと午前中で朝早かったにもかかわらずチェックインさせてくれた!優しい!夕方まで待たなければならないと思っていたのに!これが厳しい自然環境に生きるシベリアの人々の優しさだろうか。シベリア鉄道内では食べるか眠るか喋るか読書するかくらいしかすることがなかったからよく眠っていたはずなのに、宿に着くとすっかり安心して深く眠ってしまった。やはり揺れ動く列車の中では心から安心して眠ることができていなかったのかもしれない。

 

・10月のイルクーツクは美しくも静かな街並み

イルクーツクは「シベリアのパリ」とも呼ばれている美しい街並みが特徴的だ。しかしそれほどの華やかさはなく、どちらかというとレトロで異国情緒あふれる静かな街という雰囲気が印象的だった。シベリアの10月の寒さのせいもあるのか、寂しい感じのする街という印象が強かったがそれは寒さに圧倒された日本人の心の問題なのかもしれない。

 

・イルクーツクには不思議な食べ物がいっぱい!

 

街を歩いていると様々な異国の料理を味わうことができた。初日にぼくが訪れたのはウラジオストクに続きジョージア料理のお店!不思議な分厚いナンのようなパンのような食べ物の上に卵が乗っている。ジョージア料理店にいつもあるポタージュはどこでも濃厚な味わいで体も温まるのでおすすめだ。

ロシアの寿司に挑戦!イルクーツクで寿司を食べたのにまた寿司を食べたくなった話

イルクーツクではなんと日本の寿司料理にも挑戦してみたが、日本人が西洋の寿司屋さんに行くことはあまり満足できるものではないかもしれない。面白くて興味深いので経験してみることは楽しいことかもしれないが、日本人からすると決して普通の寿司とは言い難い、その国の人々の舌に合う独特の味の寿司を味わうことになる。ぼくは久々に日本の料理を食べて心が満たされるかと思っていたが出てきた寿司のものすごい違和感と共に、逆にちゃんとした日本の料理を食べたいという思いが沸き起こる結果となってしまった。もともと異国にいるときには日本料理なんて食べたいと全く思わない質なのだが、面白そうだと思ってロシアの日本料理店に入ってしまったばっかりに珍しく日本で普通の日本料理を食べたいという願いをロシアで抱いてしまったのだった。しかしロシアの人々が日本をどのようにイメージしているのかを知るよい機会となって楽しかった。

中国人との激しいバトル!イルクーツクの中華料理レストランでぼったくられた話

また中華料理屋さんでは注文していないつもりの茹でられた大量の野菜が出てきて、それが法外に高額な料金だったので一悶着あって大変な目に遭った。世界の中華料理屋さんでは変なものを勝手に進められて望んでもいない食べ物が出てくるという珍しい体験をしてしまうことが多いので注意が必要だ。

 

 

・イルクーツクから世界で最も深いバイカル湖まで日帰り小旅行!

イルクーツクといえば世界遺産で、世界で最も深く最も透明度の高いバイカル湖が一番の見どころだ!ぼくはツアーに参加せずなんとかローカルバスで安くバイカル湖を訪れ、日帰りの小旅行を楽しんだ。

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珍妙体験!世界一深いロシア・バイカル湖の生水を飲む変なフェリーツアーに参加した

バイカル湖を歩いていると変なツアーに参加させられ、なんとフェリーでバイカル湖をクルージングしてしまった!そのツアーの内容は、バイカル湖の生水を飲むという不思議なツアーだったらしく、ぼくも透明度が世界で最も高いと言われるバイカル湖の水を生で飲むという貴重な経験をした。お腹を壊さないかと心配だったが、ほかのロシア人たちは嬉しそうに生水を飲んでいたので、このようなツアーは珍しいものではなくむしろバイカル湖の名物なのかもしれない。

 

 

・イルクーツク滞在の後は再びシベリア鉄道でロシアの首都モスクワを目指す!

イルクーツクに3泊した後は、シベリア鉄道に再度乗り込んでロシアの首都モスクワを目指した。イルクーツクを去る日はマイナス10度以下の経験したことのない世界であり、指が凍ってスマートフォンをいじれないほどだった。アンガラ川もより一層青さを増した美しい色彩をまとっており、最後まで人々の心に透き通った寒さを伝えていた。美しい川の色は、ずっと果てにあるバイカル湖からの水を湛えている。

ぼくはまた、この人生のうちでこの不思議なシベリアの街を訪れることがあるのだろうか。簡単に来られる場所ではないけれど、もしかしたら心にずっと残り続ける幻想的な思い出の場所になるかもしれなかった。

 

 

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