ドラえもんだらけ!タイのピンクガネーシャ寺院では日本の人気キャラが大集合していた

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ここってお寺だよね?ドラえもんばっかりなんだけど!!!!!

ドラえもんだらけ!タイのピンクガネーシャ寺院では日本の人気キャラが大集合していた

・ピンクガネーシャ寺院から帰れなくなった話
・ワット・サマーン・ラッタナーラームの入場料、服装、営業時間まとめ
・ピンクガネーシャ寺院で出会った様々なインドの神々
・ガネーシャはどんな神様?ピンクガネーシャ寺院ではネズミにお願い事をすることが重要だった
・ガネーシャ寺院にいたピンク色の牛さん
・衝撃!ピンクガネーシャ寺院はドラえもんをはじめ日本の人気キャラが大集合していた

・ピンクガネーシャ寺院から帰れなくなった話

先日、タイにあるピンクガネーシャ寺院「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」をバンコクから日帰りで訪れた際に、帰りの交通手段が全く見つからずに大変な目にあったことを記事に書いた。最終的には人生初のヒッチハイクをしてなんとか帰路に着けたという、とんでもない結末になってしまった。しかし無事に帰れて本当に幸運だったし、仏の心を持つとしか思えないタイのおばちゃんや日本から来た頼もしい女子大生と巡り会えたのはいい思い出だ。ツアーには参加せず自力でピンクガネーシャ寺院に行く方法も以下の記事でまとめた。

バンコクに帰れない!日帰りでピンクガネーシャ寺院に行ったら最終ソンテウを逃して人生初のヒッチハイクをした話

 

・ワット・サマーン・ラッタナーラームの入場料、服装、営業時間まとめ

ピンクガネーシャ寺院「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」の入場料はなんと無料だった!さすが大らかな仏教寺院らしく、キリスト教やイスラム教のように厳格な服装の決まりはなくどのような格好でもよかった。営業時間は8時〜17時。寺院の前にはたくさんのお土産もの屋さんや食べ物屋さんが立ち並び、賑やかな雰囲気だった。

 

 

・ピンクガネーシャ寺院で出会った様々なインドの神々

「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」はただ単に巨大なピンクガネーシャに出会えるだけの場所ではなく、もっと多様性に溢れた、タイで信仰されている様々な神様に出会える寺院だった。

 

ソンテウを降りてまず最初に目に入って来たのは、インド神話に出てくる「ラーフ」という見たことも聞いたこともない印象的な神様だった。金の玉を食べていることから男の性欲を戒める神様かと思ったが全くそのような事実はなく、食べているのは月もしくは太陽で、月蝕や日蝕の原因となる神様のようだ。

太陽と月を食べる悪魔!インド神話「ラーフ」は日食と月食の原因となる首だけの神様だった

 

 

タイの寺院ではよく見かける「ナーガ」というインド神話を起源とする蛇神。単にコブラの姿として描かれることもある。お釈迦様が悟りを開く際に守護したとされ、仏教に竜王として組み込まれて以来、仏法の守護神になっているという。この「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」でもかなり巨大で長々とした赤のナーガ、緑のナーガ、虹色のナーガが祀られていたことから、タイ人にとってナーガがどれだけ大切かが伝わってきた。このピンクガネーシャ寺院に関わらず、タイの仏教寺院では必ずと言っていいほどこのナーガを見かけたことから、ぼくもこの蛇神もしくは龍神に強く興味を抱くようになった。

 

エーラーワンもしくはエラワン(=アイラーヴァタ)という3つの顔を持ったゾウは、インド神話に出てくるインドラ神の乗り物。確かに上に緑のインドラ神が載っている。インドラ神ってあまり聞かないような神様だが、日本では帝釈天といい、東の方向を守護している。このように「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」を少し見ていくだけでも、タイという国がどれだけインドに影響を受けて来たかがわかって興味深い。そもそも仏教もインドから来たわけだし、東南アジアにおけるインドの影響ってものすごい!

 

・ガネーシャはどんな神様?ピンクガネーシャ寺院ではネズミにお願い事をすることが重要だった

 

今回の目的のガネーシャもインドのヒンドゥー教の神様。破壊神シヴァの長男。シヴァの妻パールヴァティーの垢から作られ元々は人間の形をしていたが、自分の子供とは知らないシヴァの怒りによって頭を切断される。自分の息子であることを知ったシヴァは切り落とされた頭を探しに出かけるが見つからず、仕方なく旅の最初に出会ったゾウの子供の首を切り落としくっつけたことからガネーシャが誕生したと言われる。

 

ガネーシャの乗り物はネズミであるとされ、「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」の巨大なピンクガネーシャの前にも色とりどりのネズミの姿が!このネズミは色によって曜日が振り分けられており、自分の誕生日の曜日のネズミにお願い事をするとガネーシャに願いを届けてくれるのだという。

 

 

・ガネーシャ寺院にいたピンク色の牛さん

ピンクのガネーシャだけではなく、本物のピンクの牛さんまでいた!ムシャムシャとひたすらに草を食べていて癒された。何だか豚さんみたいな色。

 

 

・衝撃!ピンクガネーシャ寺院はドラえもんをはじめ日本の人気キャラが大集合していた

このようにインドの神話について学ぶ機会の多かったピンクガネーシャ寺院「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」だったが、実際にはそのようなインドの神々よりももっとたくさん寺院の中に溢れかえっていた存在があった。それが何を隠そうドラえもんである!

 

なぜだかわからないけれどこの寺院にはやたらとドラえもんが多かった!!!

 

 

しかもドラえもんだけではなく、のび太くん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫までドラえもんの主要キャラクターが大集合していて見る者を圧倒させる。

 

しかもドラえもんのみならず、一休さん、ピカチュウなど日本のキャラクターまで大集合していて、もはや自分がタイにいるのか日本にいるのかわからない。ここってお寺だよね?なんでお寺にドラえもんやしずかちゃんがいるの…???いくら考えてもどうせわかりそうもないので、ぼくは大好きなドラえもんやピカチュウに出会えたことで単純に喜びを噛み締めながら「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」の参拝を楽しんだ。ピンクガネーシャにお願いをすることがこの日帰り旅行最大の目的だったはずなのに、気づけばドラえもんやのび太くんとの思い出の方が強かった。

 

「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」からの帰り道、お寺なのになんであんなにドラえもんがいたんだろうねと台湾人の哲ちゃんと語り合った。2人の議論の末、ドラえもんは猫型ロボットだけどネズミが大嫌いだから、ガネーシャの乗り物であるネズミに危害を与えることもないので安心して置いているのだろうという結論に至った。そういえばピカチュウもれっきとしたネズミなのでガネーシャの寺院にふさわしいキャラクターとして設置されているのだろう。しかしネズミがメインの仏教寺院に敢えて設置された数々のドラえもんの人形の心境を思うと、少々不憫に思わないこともない。

 

 

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