チケットの日付を間違える大失態!夜行列車でアユタヤからチェンマイへ向かった

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仏教王国タイの鉄道員が無慈悲すぎて泣いた!!!!!

チケットの日付を間違える大失態!夜行列車でアユタヤからチェンマイへ向かった

・アユタヤから夜行列車に乗ってチェンマイまで行こう!
・値段は1000バーツ!アユタヤ駅で事前に夜行列車のチケットを購入した
・アユタヤ駅前でロティとスイカジュースの夕食を
・水も充電もWi-Fiも無料!外国人旅行者でも利用しやすかったアユタヤ駅
・まさかの大失態!チェンマイ行き夜行列車の日付を間違って購入していた
・新型の夜行列車は快適そのものでぐっすり眠れた
・大学生以来のチェンマイ駅は全く記憶になかった

・アユタヤから夜行列車に乗ってチェンマイまで行こう!

レンタルバイクで自由に巡るタイの世界遺産アユタヤ観光を無事に終えて、ぼくたちは夜行列車でチェンマイに向かった。バンコクからアユタヤを観光してそれからチェンマイに行くなんて、ぼくが人生初のバックパッカー旅行をした大学生時代の旅程と全く同じで、なんだか自分が初心者バックパッカーに戻ったような気分だった。

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ぼくたちは「マレー半島南下の旅」をしているはずだったのに、なぜが行き先が北へ北へと向かっていることに違和感満載だったが、チェンラーイのブルーテンプルがどうしても見たくなったので進路変更は止むを得ない。こんな風に例え「マレー半島南下の旅」という旅のテーマが予め決まっていたとしても、その場の気分で自由に旅の方向性を変えられる点が、自由気ままな個人バックパッカー旅のメリットなのかもしれない。

 

 

・値段は1000バーツ!アユタヤ駅で事前に夜行列車のチケットを購入した

アユタヤ発チェンマイ行きの夜行列車の予約が取れないといけないので、ぼくたちはバンコクからアユタヤに電車で到着したその場でアユタヤ駅のチケットカウンターまで赴き「明日のチェンマイ行きの夜行列車の予約をしたい」と申し出た。チケットの料金は1000バーツほど。そのまま夜行列車のチケットを発行してもらい、アユタヤに1泊してから遺跡観光を終えると、何事もなく夜行列車に乗り込み朝起きればチェンマイに着いているというスムーズで完璧な旅程をこなせるはずだった。

しかしこの計画中にぼくたちは思わぬところでトラブルを迎えることになってしまった。ぼくは自分がタイで初心者バックパッカーに戻った気分でいたが、かつての大学生時代のタイ旅行でも犯さなかったとんでもない間違いをしでかしてしまったのだった!

 

・アユタヤ駅前でロティとスイカジュースの夕食を

夜行列車に乗るまで少し時間があったのでアユタヤ駅前の屋台で夜ご飯!バナナの入ったクレープのようなロティという食べ物と、東南アジアでいつも飲んでいるスイカジュースを!

 

・水も充電もWi-Fiも無料!外国人旅行者でも利用しやすかったアユタヤ駅

 

アユタヤ駅には無料Wi-Fiもあったし、無料の水もあったし、充電も無料でできたし、さすが有名な観光地の玄関口だなという印象だった。便利で待ち時間は退屈しないが、蚊が多かったので注意!長く椅子に座って列車を待っていると、蚊に食われないように必死に動いたりしなければならなかったので決して快適とは言えなかった。蚊除けスプレーとか買っとけばよかったなー!

 

アユタヤ駅の椅子には常に猫さんがお昼寝していたので癒された。

 

・まさかの大失態!チェンマイ行き夜行列車の日付を間違って購入していた

 

ついにやって来た夜行列車に乗ってびっくり!大学生時代のバックパッカー旅行で乗ったチェンマイ行きの夜行列車と全然違う!めちゃくちゃ新しくて綺麗になってるー!旧式のは古ぼけた貨物線のような内装で、東南アジアの乗り物らしく冷房もやたらと効いていて決して快適とは言えなかったのに、この列車なら何の問題もなく永遠に乗っていられそう!

と新型の夜行列車に興奮していたのも束の間、列車の職員に自分達の座席はどこかとチケットを見せながら尋ねると、とんでもない驚愕の事実が判明してしまった!ぼくたちのチケットは、1日前の夜行列車のチケットだというのだった!!!

えーそんなことある?!ちゃんと昨日「明日の夜行列車のチケット予約をしたい」って言って注文したのに!確かにチケットを発行してくれたチケットカウンターのおじさんは英語が何だか通じなさそうな雰囲気だったが、もう一人別の英語が喋れる駅のお姉さんが通訳してくれていたから大丈夫だと信頼しきってしまっていた!まさかチケットの日付を間違えられるなんて!しかも日付を間違えられるなんて予想すらしていなかったので、ぼくも台湾人の哲ちゃんもチケットの日付の確認なんてしていなかった。「日付の間違ったチケットを買ってしまう」なんて大学生初心者バックパッカー時代でもしなかった間抜けな失態を、結構世界を旅して回った今の自分がしでかしてしまうなんて!もはや初心に戻って日本の電車の切符を買うところから始めた方がいいのではないだろうか。

アユタヤ発チェンマイ行きの夜行列車の料金は1枚あたりおよそ1000バーツ。円安の今では1枚4000円ほどなのて決して安い買い物ではない。確かにチケットの日付をきちんと確認していなかった自分達も悪いが、きちんと「明日のチケットをください」と注文した以上日付を間違った駅員の落ち度もあるわけだし、もう一度4000円もの大金を支払ってチケットを買い直さなければならないなんて悲しすぎる!!!

ぼくたちは車内の鉄道員に事情を説明し、きちんと今日の日付でチケット発行をお願いしたのに駅員に間違えられてしまったことを強調し、なんとかこのチケットで今日の夜行列車に乗せてもらえるように懇願した。しかし鉄道員は、日付を確認しなかったあなたたちが悪いのでチケットをもう一度買い直すしかないと言って譲らなかった。それは確かにそうなんだけどそこを何とか、4000円もの大金を駅員のミスで失ってしまうなんて酷すぎるというようなことを主張したが、鉄道員は情に訴えかけても響くような種類の人間ではなかった。しまいには「私たちもあなたたちと同じ仏教徒だ。私たちは誠実であり何も嘘は言っていない。私たちに慈悲深い心で接してください。ブッダは私たちを見ている!」などと言って彼らタイ人の仏教的信仰心にまで訴えかけようとしたがその努力も虚しく、鉄道員は厳しく金を払えと言うばかりだった。最後には金を払わないなら次の駅で降りろと脅してくる始末だった。

ぼくたちもぼくたちできちんと誠実にお金を支払っているのに駅員のミスで自分達が損害を被るのは悔しいので拒否し続けていると、埒が開かないので警察と話し合ってくれと言われ、ぼくたちの議論は車内に常駐していた警察官へと移った。この警察官は先ほどの先ほどの金を払えと一点張りの鉄道員よりは少しくらいは慈悲の心があるようで、可哀想だから最終的にはチケット1枚分の料金を支払えば2人分の今夜の席を確保してやろうということになった。ぼくも哲ちゃんもそれくらいが妥協点かなということで納得し、こんな異国の地で知らない駅で降ろされるのも嫌だったので渋々合意し、次の駅で約1000バーツを支払い2人分の夜行列車の席を予約し直した。確かにチケットの日付をきちんと確認しなかった自分達も迂闊だったので、これからは異国の旅の際には他人を信頼せずに、しっかりと自分の目で逐一チケットの日付その他の情報をチェックすべきだと肝に銘じた。

 

チケットを購入し戻ってくるとさっきまで冷酷だった鉄道員が急にテキパキと自分達のベッドを準備してアメニティまで持って来てくれた。先ほどまでの態度とあまりに違ったので、人間というものは所詮お金に突き動かされているものなのだろうかと不思議な気持ちになった。金を支払わない者には冷酷に、金を支払い者には従順に、ただそれだけの当たり前のことなのだが、人間社会というものがそのような経済的システムで動いているのかと思うと少しの違和感と虚無感を覚えた。ぼくたち人間にはお金以外に、お金以上に心を突き動かされるものがあるのではないのだろうか。むしろその方が人間にとって重要な原動力なのではないだろうか。

お金は魂の使命を果たすための道具に過ぎない!ぼくたちの人生の目的はお金を稼ぐことだというのは本当か?

 

・新型の夜行列車は快適そのものでぐっすり眠れた

もはや議論に疲れ切ってしまったので、車内の様子を写真撮影してからすぐに眠ることにした。新型の夜行列車は本当に快適で、トイレも清潔だし充電もできるし、何の問題もないまま朝までぐっすり眠ることができた。異国の夜の電車旅とか夜行列車って何だかロマンがあるように感じられるが、窓からの景色が真っ暗で何も見えずに割と退屈なので結局眠るしかないという印象だ。しかし電車がその日の宿になるので、移動と宿泊を両立できるという点で旅の節約にはなるだろう。朝起きるともうそこはチェンマイ近くだった。

 

 

・大学生以来のチェンマイ駅は全く記憶になかった

 

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駅前からちょっと歩いたところで他の旅行者と共有できるトゥクトゥクを見つけて、ホテルまで運んでもらった。

 

 

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