天空に浮かぶ湖!中国雲南省シャングリラのナパ海は空と水の境目の消える桃源郷だった

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まるで鏡面みたいな天空の湖!!!!!

天空に浮かぶ湖!中国雲南省シャングリラのナパ海は空と水の境目の消える桃源郷だった

・標高3200mの天空都市、香格里拉(シャングリラ)
・2路の市バスに乗ってナパ海を目指そう
・幻想的な天空世界、ナパ海の風景
・香格里拉(シャングリラ)市内へ帰る2路バスはタクシーみたいにつかまえた!

・標高3200mのチベット天空都市、香格里拉(シャングリラ)

中国雲南省に位置するチベットの標高3200mの天空・香格里拉(シャングリラ)の旧市街には5日間滞在した。香格里拉(シャングリラ)は標高が高い分昆明や麗江よりもかなり寒く、ホテルの部屋にいたいと思う時間が長くなっていった。また標高が高いせいで酸素が薄く、ちょっと動いただけでも何だか心臓がドキドキするような、はぁはぁしてしまうような感じがするので、体が早く香格里拉(シャングリラ)に順応して慣れてくれることを願った。

しかしいつまでもホテルでゆっくりしていてはせっかくこんな秘境まで来たのに勿体ないと思い、意を決して郊外の湖、ナパ海を訪れることにした。

 

 

・2路の市バスに乗ってナパ海を目指そう

百度地図で検索してみると、香格里拉(シャングリラ)市内からナパ海へは市バスの2路を利用できるようだ。ぼくが実際に見たところでは、2路のバスはナパ海に沿った道路をぐるりと運行しているようだった。ナパ海と言っても広く、どこで降りたらいいのかは謎だったが、ナパ海が見えればバスを降りればいいやという軽い気持ちで、2路の市バスに乗り込んだ。

2路のバスには少数民族のおじいちゃんおばあちゃんが乗っていて、美しい独特の民族衣装を着ていて美しかった。少数民族の人の声って、すごく高いと感じた。発声の問題だろうか。バスはローカルらしく、おばあちゃんが買い物したい場所で降りて買い物が終わって戻って来るのを待っているなど、田舎らしいのほほんとした空気が流れていた。もちろん英語など一切通じないので注意が必要だ。

市街地を抜けて、何もない荒野を走り、しばらくすると空の色と同じ色の湖が目の前に出現した!まるで夢を見ているかのような幻想的な光景!これが標高3200mの世界だなんて信じられなかった。

 

 

・幻想的な天空世界、ナパ海の風景

 

塩梅が全く分からなかったが、他の中国人観光客が降りた場所でぼくもバスを降りてみる。周囲には空色の湖が広がる。馬が草を食み、チベット的な旗や遺跡が見える。まさに天空の桃源郷!!幻想的な心地を胸の中に抱いたまま、ナパ海の中を歩き出した。

 

 

ナパ海の間、間には陸が続き、その上を自由に歩き回ることができる。

 

 

ナパ海の間を存分に歩いた後は、ナパ海沿いの道路を辿って歩き始める。ここまで来たのはいいけれど、どうやって帰ればいいのだろう。

 

 

2路のバスが後ろから前からたまにやって来るが、バス停がないのでどこから乗ったらいいのか分からない。分からないまま先へと進み、ナパ海を眺め続ける。

 

 

地元のおじちゃんや家畜たちとすれ違う。英語が通じないので、笑顔だけで会話を交わす。

 

 

目の前から仮面を被った神様がやって来る!と思ったらヤクだった。神秘的な感覚。

 

チベット文化に触れられる中国ならではの機会。どんどんとチベット世界に入り込んで来ているのが肌で感じられる。

 

 

・香格里拉(シャングリラ)市内へ帰る2路バスはタクシーみたいにつかまえた!

香格里拉(シャングリラ)市内へ帰るための2路バスはやって来るものの、バス停がどこなのか全然分からない!仕方ないのでバスが止まれそうなスペースのある場所でバスを待って、2路のバスがやって来たところで思い切ってタクシーみたいに手を上げて「止まって〜〜〜!」と合図してみた!するとちゃんと止まってくれた!

バスの運転手さんは中国語で何か言っているが分からない!本当はバス停じゃないと止まれないんだよと言っているような感じもするが、バス停が分からなかったのだから仕方ないよ!止まってくれてありがとう!こうして2路の市バスだけを使って安価でナパ海への幻想的な日帰り旅行を楽しむことができた!

 

 

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