サーンチーの町が居心地がよすぎる!!!!!

アショーカ王の獅子柱頭が魅力的!サーンチーは考古学博物館や市場を巡りながらのんびり過ごした
・インド最古の仏教遺跡で有名なサーンチーの町に2泊しよう
・サーンチーの食事はいつも駅前の売店で
・熱気あふれるサーンチーの市場
・サーンチーの考古学博物館は「アショーカの獅子柱頭」が見所
・サーンチーの穏やかで心地よい風景
目次
・インド最古の仏教遺跡で有名なサーンチーの町に2泊しよう

インド一周の旅の途中、ぼくはインド最古の仏教遺跡が残るサーンチーの町を訪れた。サーンチーの仏塔の巨大さと、その塔門(トーラナ)の彫刻の美しさに心を奪われ、またトーラナの形が日本の神社にある鳥居そっくりだったことから、もしかしたら鳥居も仏教と同じように遠い昔にインドから来たのかもしれないと想像を膨らませた。




電車の関係でサーンチーに2泊しなければならなくなったので、1泊目に引き続き1泊100ルピーの激安宿Mahabodhi Society of Sri Lankaに宿泊することにした。あまりに安すぎるので連泊してもお財布へのダメージが限りなく少ない。2泊もすることになったので、サーンチーの町並みの中をのんびり散策することができた。

サーンチーはこれまでのインドの旅の途上にあったどの街とも異なっていた。首都のデリー、タージマハルのあるアーグラ、エッチな遺跡のあるカジュラーホーと段々都会から離れるように旅してきたが、こんなにも静寂に満ちて平和な雰囲気があるインドの町は初めてだった。インドと言えばたとえ田舎に行っても大抵車やインド人がうるさかったりするものだが、このサーンチーは本当に穏やかで過ごしやすい町だった。古代仏教遺跡の持つパワーが、インド人さえ穏やかにしてしまっているのだろうか。
・サーンチーの食事はいつも駅前の売店で





サーンチーは小さな町でお店もあまりないので、駅前の売店でいつもご飯を食べていた。野菜ヌードルや鶏肉のヌードルを食べ、辛くもないのでお腹を壊すことなく空腹は満たされた。

ちょっと挑戦してパイみたいなのも頼んでみたけれど、中身がカレー味でスパイシーでやっぱり少しお腹を壊してしまった。インドの食事は全部カレー味でスパイシーだと思った方がよさそう。お店の人にスパイシーじゃないよと言われても、日本人からするとスパイシーなことも多いので要注意だ。



駅前の売店で食べていると様々な動物が寄ってきた。猫さん、わんちゃん、お猿さん。特にお猿さんはインドの他の地域で見たのとは違う白くて神秘的な雰囲気だったので印象的だった。クレヨンしんちゃんの映画ブリブリ王国の秘宝に出てきたお猿さんみたい!かっこいい!

可愛いインド人の赤ちゃんも。赤ちゃんでもしっかりインド人はインド人なんだなぁ!おでこの赤丸も、濃い顔も、神様のTシャツもめちゃくちゃインド人!


インドのお菓子にも挑戦してみた。やっぱり辛い!ちょっとお腹を壊したかも。でも安いし美味しい!
・熱気あふれるサーンチーの市場



サーンチーの市場。地面に果物や野菜を広げて何だかワイルドな熱気に包まれていた。いつものようにマンゴーとバナナを買った。
・サーンチーの考古学博物館は「アショーカの獅子柱頭」が見所


サーンチーの考古学博物館はめちゃくちゃ安くておすすめ!なんと5ルピー(10円くらい)だった!世界遺産のサーンチーの仏塔の外国人入場料は600ルピー(1000円くらい)とかなり高額だったけれど、考古学博物館に外国人料金はないみたい。考古学博物館はサーンチーの仏塔のチケット売り場の近くの広々として心地よい公園の中にあった。


サーンチーの考古学博物館は訪れる人も少なく自分のペースでのんびり古代仏教遺跡を鑑賞できた。特にサーンチーの仏塔の土台を築いたアショーカ王の象徴である「アショーカの獅子柱頭」が最大の見所。4頭のインドライオンが背中合わせに並ぶこの彫刻デザインは、仏教の聖地であるサールナートで最初に発見されたが、世界中でここサーンチーの獅子柱頭だけはサールナートと同様の4頭の獅子柱頭が鑑賞できるのだという。
























前の公園でのんびりお散歩していると、インド人から「君は聖人に祝福されていた日本人じゃないか!動画で見たよ!」といきなり声をかけられてみんなと一緒に写真を撮らされた。やっぱりBageshwar Dham Sarkarさんの影響力はすごすぎる!!
・サーンチーの穏やかで心地よい風景







穏やかで平和な空気が流れるサーンチーの町は、何だかインドとは思えないほどに心地いい。いつまでもここにいたい気もしたけれど、ぼくは次の目的地アウランガーバードを目指して夜の電車に飛び乗った。
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