通行禁止だなんて聞いてない！！！！！
まさかの通行止め！お遍路第60番横峯寺への有料道路（往復1750円）は冬季は無料で行くことができたが注意が必要だった
・第60番横峯寺の往復1750円の有料道路を目指そう！
・なんとまさかの「通行禁止」の文字！！！！！
・自己責任で行けるところまで車で行ってみる
・雪は少なく9割は車で登ることができた
・今年は暖冬だから雪が少ないが本来はこんなものじゃない
・冬季の第60番横峯寺までの往復1750円有料道路情報まとめ
目次
・第60番横峯寺の往復1750円の有料道路を目指そう！
さて、問題の往復1750円の有料車道があるという第60番「石鉄山 福智院 横峯寺（いしづちさん ふくちいん よこみねじ）」へと車で向かう。第62番宝寿寺で聞いたところによると、今の寒い時期（2月）は有料道路の係員がいないから無料で通れるよということだった。第61番香園寺でも同じような話を聞いた。なんとも嬉しくてありがたい情報だが、本当だろうか。その言葉を信じて、有料道路の方へとどんどん進んで行く。
その先でとんでもない光景を、ぼくたちは目撃することとなる！
・なんとまさかの「通行止」の文字！！！！！
その先で見たのはなんと「通行止」の3文字！！！！！え！そんなん聞いてないねんけど！！！！！係員がいないから無料で行けるよとは聞いたが、まさか通行禁止だったとは！看板には1月〜3月までは、雪と凍結のためにこの有料道路は通行禁止になっているという。
そりゃあ通行止めだったら無料で行けるけど…どうしよう！！！！！
・自己責任で行けるところまで車で行ってみる
ぼくたちは大いに悩んだ。通行禁止と書いてはいるが、地元のお寺の人々は上まで行けるよと教えてくれたし、見た限り雪もないので行けそうな気もする。今日は気温も高いし、晴れだし、時刻も9時くらいだし、凍結もなさそうな気がするが、しかし気温の逓減率で上の方の気温までは分からない。
台湾人の哲ちゃんは雪なんか大丈夫だよ、行こう行こうと言っているが、彼は南国生まれで雪や凍結の怖さを知らないので、この際意見に耳を傾けるべきではないかもしれない。ぼくは話し合った結果、自己責任で行けるところまで行ってみよう、そして雪や凍結が出てきたらそこから歩こうと考えた。
・雪は少なく9割は車で登ることができた
この第60番横峯寺は車遍路の難所として有名だ。かなり狭く対向車が来てもよける空間もないような山道を、どんどん上って行く。
雪や凍結の具合を注意深く確認しながら先へ進む。梺の方は全く雪なんて積もっておらず安心していたが、上に行くにしたがってうっすらと雪が出現する。ついには道に白い雪の絨毯が出現したところで車を止め、ぼくたちは歩き始めた。しかしこの地点ではもはや９割は上っていたので、お寺までは長くない道のりだった。
ぼくたちの前にも雪道の直前で止めている車があり、ぼくたち以外にもここまで車で上ってきて参拝している人々もいるようだった。
・今年は暖冬だから雪が少ないが本来はこんなものじゃない
結局ぼくたちは第60番横峯寺までの往復1750円の有料道路を無料で進むことができて幸運だったが、これは今年が暖冬で雪が全然積もっていないからだと、お寺の方が教えてくれた。本来ならばぼくたちが訪れた2月はこのお寺の周囲にもっとたくさんの雪が降り積もっており歩くのも大変なくらいだという。それゆえに1月〜3月の冬の雪の多い季節は通行禁止にしているのだそうだ。しかしこの冬は全く雪が降らなかったので、普通の車でも上まで登ってくることも可能だったということだった。地元の人々もそれを見越してぼくに上まで行けるよと教えてくれたのかもしれない。
・冬季の第60番横峯寺までの往復1750円有料道路情報まとめ
まとめると、ぼくたちは2月に第60番横峯寺までの往復1750円の有料道路を無料で行くことができた。しかしそれは本来第60番横峯寺周囲には雪が多く降り積もり、1月〜3月は通行禁止になっているから係員がいないからだった。ぼくたちの訪れた2020年は暖冬であり、雪が極めて少なかったので、地元の人々のアドバイスも考慮して有料道路の9割は登ることができたが、普段はこんなに雪が少ないわけではないらしいので注意が必要だ。とはいうものの、ぼくたちが帰る際にもいくつかの車が車道に止まっていたので、通行禁止になっていても第60番横峯寺まで有料道路を通って登ってくる人々もちらほらいた印象だ。みんな雪の状態を鑑みて、行けるところまでは車で行ってやろうという心構えが伺えた。
