ハニア旧市街のカラフルな街並みが美しすぎる!!!!!

ヴェネツィア時代のカラフルな街並みが美しい!ハニア旧市街の観光でクレタ島の複雑な歴史に思いを馳せた
・ギリシャ一周は離島を巡る旅へと突入
・カラフルな街並みが美しい!ヴェネツィア時代の面影を色濃く残すハニア旧市街を散策
・海に突き出たヴェネツィア時代の要塞を歩く
・ハニアで訪れたキリスト教会は本土よりシンプル
・クレタ島の豊かな海で取れたシーフードをいただく
・ハニアでの人懐っこい犬や猫との出会い
目次
・ギリシャ一周は離島を巡る旅へと突入

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へ出発した。
最初に訪れたのはギリシャ最大の離島であるクレタ島。クレタ島では西から東に向かってハニア、レシムノン、イラクリオンという3つの代表的な街を順番に巡っていく予定だ。まずはテッサロニキからフライトに乗って最初の街ハニアへと到着した。
・カラフルな街並みが美しい!ヴェネツィア時代の面影を色濃く残すハニア旧市街を散策




ハニアはイラクリオンに次ぐクレタ島第2の都市。クレタ島は1204年から1669年まで約465年に渡ってヴェネツィア共和国に支配されたが、ハニアはそのヴェネツィア時代の面影を色濃く残しており旧市街のカラフルな美しい街並みが魅力的だった。

小高い丘の上から眺めたヴェネツィアン・ポートの風景。特徴的なピンクの丸い屋根の建物はイスラム教のモスクらしく、ヴェネツィア支配の後1669年〜1898年にかけてオスマン帝国に支配された時代の名残だという。街並みを眺めているだけでも、クレタ島が様々な国に支配されながら複雑な長い歴史を歩んできたことに気付かされる。クレタ島はクノッソス宮殿を代表とするヨーロッパ最古のミノア文明を発端としながらも、その後ローマ帝国やビザンチン帝国などにも支配されてきたようだ。








ヴェネツィアン・ポート周辺には観光客用のお土産屋さんやレストラン、馬車が立ち並び、風情ある旧市街の街並みによく似合っている。ぼくの中ではハニアのヴェネツィアン・ポート周辺の街並みがクレタ島の中で最も美しい景色だと感じられた。

ヴェネツィアン・ポートを歩いていると、道端にぐったりとして今にも干からびそうなタコが横たわっていた。タコの落とし物なんて生まれて初めて見た!さすがシーフードに恵まれたギリシャの離島!





ヴェネツィア時代に建てられた要塞に囲まれている旧市街は、狭い道がまるで迷路のように上下左右に広がっており、冒険心を掻き立てられる。











どこを歩いても可愛いお土産屋さんやアートショップに出くわすのでどれだけ長時間散策していても飽きることがなかった。

お土産を見ているだけでもその国の文化や好みやセンスの傾向がわかるので面白い。クレタ島ではやたらと魚のお土産が多かったが、港から海を眺めているだけで何百もの魚が群れをなして泳いでいるのをいつでも見ることができるので納得だ。ギリシャの海は本当に魚が多くて、まさに””豊饒の海”という印象だった。お皿などの焼き物にも魚の柄がやたらと多かったが、ぼくは沖縄の焼き物である「やちむん」にとても似ていると感じた。

ギリシャ全土で見かける男根のお土産をハニアでも発見した。クレタ島の男根はパステルカラーの色使いがファンシーでお洒落可愛い印象。
・海に突き出たヴェネツィア時代の要塞を歩く



海に向かって突き出るように建てられたヴェネツィア時代の要塞は歩いて渡ることができた。この日は波が高かったので歩いているだけで迫力があった。
・ハニアで訪れたキリスト教会は本土よりシンプル



クレタ島で初めて訪れたハニアの教会達は、ギリシャ本土で見たものと比べるとシンプルで質素な印象だった。
・クレタ島の豊かな海で取れたシーフードをいただく



グーグルマップでめちゃくちゃレビューが高かったハニアのシーフードレストランKAKIで食べたシーフードパスタ。クレタ島の豊かな海を眺めた後で食べるシーフードは何だか一段と美味しく感じられた。

ギリシャのレストランで食事をすると、必ずデザートがサービスとして付いてくる。これはもはやギリシャの文化のようなものだろうか。そしてこのデザートは必ずと言っていいほどやたらと甘かった。日本のデザートのように情緒ある味わい深い甘さのデザートはギリシャでは期待できないだろう。




通りすがりで入ったレストランは、タコが9.5ユーロとやたらと安かったので喜んで注文したが、何だか細くて小さいタコで値段相応だった。ここもものすごく甘いデザート付き。
・ハニアでの人懐っこい犬や猫との出会い



長閑な雰囲気のあるクレタ島では、犬や猫によく絡まれる。丘の上からハニアの街並みを眺めている時も、人懐っこい犬がいつまでも付いてきて遊んで欲しそうだった。


ギリシャは猫の国。ギリシャではどこへ行っても、離島へ渡っても猫がいっぱいいる。




ハニアの綺麗な夕焼けを眺めている時も、猫が遊んでほしいと擦り寄ってきた。日本の猫ってすぐに人から逃げるような印象があるけど、ギリシャの猫には時々このようにものすごく懐かれることがある。人との出会いだけではなくて、様々な猫との出会いもギリシャの旅の中の大切な思い出としてぼくの胸に深く刻み込まれている。
・ハニア旧市街を散策したYouTube動画はこちら!
・ギリシャ一周の旅の記事一覧はこちら!
アテネ
メテオラ(カランバカ)
テッサロニキ
女人禁制のギリシャ正教の聖地、アトス巡礼の旅
クレタ島
