光溢れる美しきレシムノン旧市街を思う存分散策!!!!!

青い海と白い街の絶景!クレタ島のレシムノン観光で旧市街からフォルテッツァ城砦まで散策した
・ギリシャ一周は離島を巡る旅へと突入
・美しい光が降り注ぐレシムノン旧市街を散策
・ヴェネツィア時代の要塞からレシムノン旧市街を眺める
・レシムノンの考古学博物館で日本の縄文やエジプトを感じる
・レシムノンのギリシャ正教会
・レシムノンで食べた美味しいものだち
・レシムノンのフォルテッツァ城砦から見る海と街の絶景
目次
・ギリシャ一周は離島を巡る旅へと突入

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へ出発した。
最初に訪れたのはギリシャ最大の離島であるクレタ島。クレタ島では西から東に向かってハニア、レシムノン、イラクリオンという3つの代表的な街をそれぞれ3泊しながらのんびりと順番に巡っていく予定だ。
まずはテッサロニキからフライトに乗って最初の街ハニアへと到着。ヴェネツィア時代の面影が色濃く残るカラフルで美しい旧市街に感動しながら観光を終え、次なる街レシムノンへ向かった。
ハニアではドミトリーの安宿Kumba Hostelに泊まったが、レシムノンでは600年前のヴェネツィア時代の建物が使われているここにしかない特別な洞窟ホテルVeneto Boutique Hotelに宿泊することにした。4つ星ホテルでサービスもしっかりしていたが、1泊朝食付き8000円ほどでコスパがよく満足感が高い素敵な滞在となった。レシムノンでは旧市街の中心に位置するここVeneto Boutique Hotelを拠点としながら、散策を繰り広げていく。
・美しい光が降り注ぐレシムノン旧市街を散策

レシムノンはクレタ島最大の都会イラクリオン、第2の都市でヴェネツィアン・ポート周辺の美しい街並みが有名なハニアに比べると目立たない印象だが、ここにしかない特別な洞窟ホテルにも泊まることができたし、旧市街はハニアと同じくヴェネツィア時代の面影を色濃く残していて負けず劣らず美しいし、ヴェネツィア時代に建てられた要塞であるフォルテッツァ城砦からの海と街の景色は壮大でとても心に残っている。










ハニアと比べて人も少ないレシムノン旧市街は、落ち着いた雰囲気でのんびりと散策を楽しむことができる。ヴェネツィア時代の要塞に囲まれた風情ある旧市街は、人が少ない方がその魅力を最大限に見せてくれているようだ。美しい街並みや美しい花々、美しい光の全てがまるで夢の中にいるように幻想的だと感じられた。
レシムノン旧市街を散策した時のYouTube動画はこちら!


賑やかなお土産屋さんの通りでは、クレタ島らしいカラフルなお土産がいくつも並んでいた。





ギリシャ全土でも見かけて、ハニアでも見かけたカラフルな男根の栓抜き。レシムノンはお店の入口に勃起した男根を持つギリシャ神話のパーン神の巨大な像が呼び込みとして立てられていたり、羽の生えたファンタジックな石の男根が売られていたり、何だか男根的要素の濃い街だと感じた。
・ヴェネツィア時代の要塞からレシムノン旧市街を眺める


港から海の中を覗くと、本当に沢山の魚が泳いでいるのが間近で見えて楽しい。ハニアでも感じたが、クレタ島はまさに豊饒の海を持っている。



ハニアと同じように、レシムノンの旧市街もヴェネツィア時代の要塞で囲まれており、海に突き出た要塞の上を歩いて渡り、海の向こう岸に広がるレシムノン旧市街の風景を眺めることもできる。まさにギリシャ離島の冒険、海洋的な旅をしているような実感が湧いてくる。
・レシムノンの考古学博物館で日本の縄文やエジプトを感じる







レシムノンには小さな考古学博物館もあった。日本の縄文土器のようなクルクルの模様が入った土器、タコの絵が描かれた土器、魚の描かれたお皿など海洋的な要素も目立つ。




同じく日本の縄文時代の埴輪のような人形も多く、女性であることが胸の膨らみで表現されている点が縄文時代の埴輪と共通していると感じた。ちなみに男性の人形は男根によって男性であることが示されていた。

エジプトの神々のような人形もあり、そういえばクレタ島は地中海を挟んだすぐ向こうがエジプトなのだと思い出さされた。
・レシムノンのギリシャ正教会






レシムノンで入ったギリシャ正教の教会は荘厳な雰囲気。
・レシムノンで食べた美味しいものだち


レシムノンでも安くて美味しいものを発見することができて満足だった。
・レシムノンのフォルテッツァ城砦から見る海と街の絶景

レシムノンの小高い丘の上に位置するフォルテッツァ城砦は入場料がかかり、入ろうかどうか迷ったが思い切って入ってみてとてもよかったと感じた。レシムノンなんてこの先の人生でもう一度来られるかどうかわからないのだから、迷ったら全部訪れた方が後々後悔せずに済むだろう。



フォルテッツァ城砦はヴェネツィア時代の要塞で、オスマン帝国によりクレタ島への攻撃が激しくなってきたことから防衛のために1580年に建てられたもの。しかしその後クレタ島はオスマン帝国に支配されてしまうので、フォルテッツァ城砦の敷地内にはイスラム教のモスクが残っていたりして、クレタ島の歴史の移り変わりを実感させられる。

モスクの中はアートショップになっていたりして現代でもうまく活用されていた。
モスク内部のYouTube動画はこちら!





世界遺産になっている沖縄の城跡などもそうだが、城跡というのはとても景色のいい場所にあるので見応えがる。ここフォルテッツァ城砦も同じように目の前に広がる地中海の碧色と白く輝くレシムノン旧市街の街並みのコントラストが美しく、思い出として深く胸に刻まれている。日本でも世界でも、離島の旅って海のように広がる雄大な心を取り戻させてくれて素敵だ。
フォルテッツァ城砦からのレシムノンの海と旧市街の絶景が広がるYouTube動画はこちら!
・ギリシャ一周の旅の記事一覧はこちら!
アテネ
メテオラ(カランバカ)
テッサロニキ
女人禁制のギリシャ正教の聖地、アトス巡礼の旅
クレタ島
