クレタ島のレシムノンで特別な宿を発見!!!!!

600年前の洞窟ホテル!レシムノンのVeneto Boutique Hotelはクレタ島の歴史を刻む快適な4つ星ホテルだった
・ギリシャ一周は離島を巡る旅へと突入
・レシムノンでは素敵な4つ星洞窟ホテルVeneto Boutique Hotelに泊まった
・ぼくが泊まったVeneto Boutique Hotelの洞窟部屋
・ビュッフェ形式が嬉しいVeneto Boutique Hotelの朝食
目次
・ギリシャ一周は離島を巡る旅へと突入

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ついにギリシャ離島の旅へ出発した。
最初に訪れたのはギリシャ最大の離島であるクレタ島。クレタ島では西から東に向かってハニア、レシムノン、イラクリオンという3つの代表的な街をそれぞれ3泊しながらのんびりと順番に巡っていく予定だ。まずはテッサロニキからフライトに乗って最初の街ハニアへと到着。ヴェネツィア時代の面影が色濃く残るカラフルで美しい旧市街に感動しながら観光を終え、次なる街レシムノンへ向かった。
・レシムノンでは素敵な4つ星洞窟ホテルVeneto Boutique Hotelに泊まった

ハニアではKumba Hostelというドミトリーの安宿に泊まったが、レシムノンではここにしかない特別な宿に泊まりたいと思って洞窟のホテルに泊まることにした。その洞窟ホテルの名はVeneto Boutique Hotelであり、旧市街の中心部にあり観光に便利だった。情緒あるVeneto Boutique Hotelの建物は、何と600年以上の歴史があるという。
Veneto Boutique Hotelはハニアのような安宿とは異なり4つ星の高級ホテルで、朝食付きで3泊して173ユーロだった。当時のレートで1泊8000円ほどで泊まれたが、8000円とは思えないほどに特別感のあるクオリティーの高い宿で満足感が高く、グーグルマップのレビューが異様に高評価なのも納得だった。
・ぼくが泊まったVeneto Boutique Hotelの洞窟部屋


ぼくが泊まったVeneto Boutique Hotelのスタンダードスイートはこんな感じのお部屋だった。まさに思い描いていた洞窟のお部屋で、何だか原始時代に戻ったみたい!


部屋は意外と広く、ベッドだけではなくソファーも設置されていて快適。



クッションにはカラフルな刺繍があしらわれていて、ともすれば殺風景になってしまう洞窟のお部屋に豊かな彩りを与えている。


トイレやシャワーも清潔で、さらにはここまで洞窟感がある。宿泊日数分のシャンプーやボディーソープ、バスタオルまできちんと用意されていてさすが4つ星ホテルの風格が漂っている。これまでギリシャではほとんどドミトリーの安宿にしか泊まっていなかったので、より一層快適さが身に染みる。



このお部屋のある建物は15世紀にヴェネツィアの教会として建てられ、17世紀にはオスマン帝国の支配によりイスタム教のモスクになったようだ。石造りの多いギリシャともなると、建物の歴史を知ることでクレタ島の支配された歴史を知ることまでできるのだと感動的だった。
スタンダードスイートにも色んな種類のお部屋があるみたいなので、このような洞窟部屋を希望の際は予約時にcave roomを希望しますとコメントを添えておくといいだろう。
・ビュッフェ形式が嬉しいVeneto Boutique Hotelの朝食





Veneto Boutique Hotelの朝食はこんな感じでビュッフェ形式だった。新鮮なフルーツも含めて多種多様な食べ物から選べるので満足感があった。旅行中は朝食を目一杯食べればランチをスキップすることができるので、ビュッフェ形式は非常にありがたい。



Veneto Boutique Hotelはレストランも併設されていて、このレストランを通って部屋に行くことになる。当然このレストランも600年の歴史を持つヴェネツィア時代の建物だ。朝食はこのレストランの一角でいただくことになっていた。レストラン自体はやや高級だったので、そんなに食べ物に執着心のないぼくは利用しなかった。それよりもこんなに深い歴史のある建物に3日間泊まっていられるだけで十分だ。

このVeneto Boutique Hotelを拠点として、明日からレシムノンの旧市街を観光していく。
・ギリシャ一周の旅の記事一覧はこちら!
アテネ
メテオラ(カランバカ)
テッサロニキ
女人禁制のギリシャ正教の聖地、アトス巡礼の旅
クレタ島
