大迫力の五百羅漢像!!!!!
四国車中泊お遍路第5番!「無尽山 荘厳院 地蔵寺」は五百羅漢像の迫力が圧倒的だった
・第5番地蔵寺の水琴窟
・大迫力だった第5番地蔵寺の五百羅漢像
・第5番地蔵寺本堂
・第5番地蔵寺大師堂
・第5番地蔵寺お納経(御朱印)
・第5番地蔵寺御影、御姿
・第5番地蔵寺の水琴窟
天然温泉と弘法大師が植えたと伝えられるさかまつの有名な第6番安楽寺から車で15分ほどで、次の第5番「無尽山 荘厳院 地蔵寺(むじんざん しょうごんいん じぞうじ)」に到着した。この周囲の番号の寺院はすべて密集して近くにあるので、車でも非常に回りやすい。
第5番地蔵院の見所のひとつとなっているものに「水琴窟(すいきんくつ)」という涼やかな名前のものがあった。日本庭園の装飾のひとつで、説明書きには「水滴を利用し(ピーン)という琴のような美しい響きがします。近くに寄り静かにお聞きください。」と書かれていた。
水琴窟の形は、まるで細い水の流れによって自然とそうなったかのように岩の真ん中がくぼんでいてそこに水が溜まる仕組みになっており非常に風流だ。この細く弱い水の流れが岩にこれほどのくぼみを形成するまでに、どれほどの果てしなく長い時間がかかるのだろうと想像するだけで心が穏やかになる思いがする。それは同時に、岩にこれほどまでのくぼみがか弱い水の流れによってできたということは、水の流れと岩のくぼみの位置関係が長期間ずっと変わらず同じようにあったことを示しているようで、その土地の不変と平和さを物語っているかのようでもある。
日本庭園の装飾の奥深さをしみじみと思い知らされたような気がした。
・大迫力だった第5番地蔵寺の五百羅漢像
第5番地蔵寺で最も印象的だったのは、広大な敷地のお寺の奥の方に立てられている五百羅漢堂だった。駐車場の看板にはお寺から五百羅漢堂まで車で2分とか書かれていたが、普通にお寺から歩いて行けるのでわざわざ車で移動しなくてもいい距離だと感じた。入場料は200円取られる。
五百羅漢とは、仏教で供養尊敬を受けるに値する500人の仏陀の弟子の人々のことを言う。喜怒哀楽を様々に表現している等身大の羅漢像たちがどこまでも並べられており迫力がある。ぼくは五百羅漢というものを人生で初めて見たので非常に珍しいような感じもした。
しかし像というものはやたらとたくさんあればいいわけではなく、多ければ多いほどひとつひとつに注目し崇拝する気持ちが薄れて分散されてしまうので、お寺には本堂にひとつだけドドンと立派で繊細な仏像でもあった方が尊さやありがたみが増すのではとも感じた。人間というものでさえ都会で密集しすぎれば尊さを失いものに見えてしまうような現代社会において、像ならばなおさらのことである。
・第5番地蔵寺本堂
・第5番地蔵寺大師堂
・第5番地蔵寺境内の様子
・第5番地蔵寺お納経(御朱印)
・第5番地蔵寺御影、御姿
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