天皇陛下も泊まったインドの5つ星ホテル!ムンバイ「タージマハル・ホテル・パレス」滞在記
・インド一周の旅の途中で、ムンバイのタージマハル・ホテルに泊まろう
・タージマハル・ホテルの歴史
・タージマハル・ホテルのパレスとタワーの違い
・インド門+タージマハル・ホテルの風景のYouTube動画
・タージマハル・ホテル入場のセキュリティーチェック
・まるで別世界!タージマハル・ホテルのレセプション
・プレゼントに記念撮影も!タージマハル・ホテルでアーリーチェックイン
・プールが一望!タージマハル・ホテルのシティービュールーム
・タージマハル・ホテルの中はまるで美術館みたいで神秘的
・インドの伝統的楽器の演奏のYouTube動画
・タージマハル・ホテルは天皇陛下もアメリカ大統領も泊まっていた!
・気分は王様!タージマハル・ホテルのプールが豪華絢爛すぎた
・多種多様で美味しい!タージマハル・ホテルのSea Loungeで朝食を
・タージマハル・ホテルでゴア行きの夜行バスを予約
・タージマハル・ホテルのパレスとタワーとインド門が揃った絶景
目次
- ・インド一周の旅の途中で、ムンバイのタージマハル・ホテルに泊まろう
- ・タージマハル・ホテルの歴史
- ・タージマハル・ホテルのパレスとタワーの違い
- ・インド門+タージマハル・ホテルの風景のYouTube動画
- ・タージマハル・ホテル入場のセキュリティーチェック
- ・まるで別世界!タージマハル・ホテルのレセプション
- ・プレゼントに記念撮影も!タージマハル・ホテルでアーリーチェックイン
- ・プールが一望!タージマハル・ホテルのシティービュールーム
- ・タージマハル・ホテルの中はまるで美術館みたいで神秘的
- ・インドの伝統的楽器の演奏のYouTube動画
- ・タージマハル・ホテルは天皇陛下もアメリカ大統領も泊まっていた!
- ・気分は王様!タージマハル・ホテルのプールが豪華絢爛すぎた
- ・多種多様で美味しい!タージマハル・ホテルのSea Loungeで朝食を
- ・タージマハル・ホテルでゴア行きの夜行バスを予約
- ・タージマハル・ホテルのパレスとタワーとインド門が揃った絶景
- ・インド一周の旅の記事一覧はこちら!
・インド一周の旅の途中で、ムンバイのタージマハル・ホテルに泊まろう
ぼくはインド一周の旅の中で首都のデリー、タージマハルのあるアーグラー、エッチな遺跡のあるカジュラーホー、聖人に出会ってテレビデビューまでしたサガール、インド最古の仏教遺跡のあるサーンチー、エローラ石窟群とアジャンター石窟群まで日帰り旅行できるアウランガーバードを巡り、次にインドの大都会ムンバイまで辿り着いた。これまでの旅路ではぼくは可能な限り宿代を節約し、ドミトリーや格安の個室に宿泊してきた。特にサーンチーでは宿代100ルピー(約160円)というこれまでの人生でも経験のないほどの激安宿に泊まってしまったことは記憶に新しい。
ローカルバスや電車でインド人にもみくちゃにされたり、あまり口に合わないスパイシーなインド料理を食べ続けたり、お湯も出ないし停電まで起きる安宿に泊まったりして、慣れないインドの大地で段々とインド疲れしてきたぼくは、ここで1回休憩を入れたくなった。そんな時ムンバイでピッタリの5つ星高級ホテルを見つけて、今まさにこのホテルに泊まらなければならないと直感を受け取ったぼくは、迷わず予約をしてしまった。このインド一周の旅の中で高級ホテルに泊まるつもりなんてなかったし、むしろずっと安宿でバックパッカーらしい泥臭い旅を続けるつもりだったが、なぜかこのホテルには絶対泊まりたいと感じたのだった。
・タージマハル・ホテルの歴史
そのホテルの名前は、タージマハル・ホテル。インドの大富豪として知られるジャムシェトジー・タタによって建てられた世界有数の高級ホテルだ。19世紀末、ムンバイ一の資本家だったタタは外国の友人とホテルへ夕食に出かけたが、そこは白人専用であると入場を拒否されてしまった。この出来事からインド人の手によって築かれたインドで人でも泊まれる世界に通用する一流ホテルの必要性を感じたとされる。タージマハル・ホテルはインド門のすぐ近くに建てられ、インド門とまるで宮殿のようなタージマハル・ホテルが並ぶ美しい風景はムンバイの象徴となっている。
・タージマハル・ホテルのパレスとタワーの違い
タージマハル・ホテルはパレスとタワーに分かれており、パレスはまるで宮殿のようなメインの建物、タワーはその隣に建てられた近代的なビルだった。どちらに泊まっても同様のサービスを受けられるもののやはり歴史のあるパレスの方が値段が高いようで、ぼくが泊まった時はパレスが1泊4万円以上したのに対し、タワーの方が25000円ほどとかなり値段が違った。Booking.comやTrip.comで「タージマハル・ホテル」と検索していても、パレスとタワーで分かれており、自分がどっちのページを見ているのか非常に分かりにくいのできちんと名前を確認することが重要だ。
節約家のぼくはどうせ同じサービスを受けられるならタワーの方でいいかなぁと一瞬迷ったが、もうムンバイだけでは贅沢をしようと決めていたし、ムンバイなんてこの先の人生でまた来るかどうかわからないと感じたので、一生に一度の思い出として宮殿のようなパレスに宿泊することを決めた。パレスの1泊の値段は正確には42783円で、ぼくは3泊したので128349円だった!高い!!しかしよく利用するTrip.comでは何やかんや割引があり、最終的には10万円ほどに落ち着いた。アラビア海を望めるオーシャンビューではなく、シティービューの部屋だったのでこれでもまだ安い方なのだろう。具体的には「Luxuary Grande Room City View with Butler Service」という部屋で予約した。
それにしてもサーンチーで1泊160円の格安宿に泊まった後で、1泊42000円の超高級ホテルに泊まるなんて、しかも3泊もして10万円以上も支払うなんて、我ながらジェットコースターのようにメリハリが効き過ぎた性格だと感じる。しかし普段せっせと節約しているのも、このように世界のこの場所でしかできない貴重な体験をするためなのだと考えれば、悪くないお金の使い方だと感じる。コロナワクチンバイトで月収300万円稼いでいるのだから大丈夫と自分に言い聞かせて、清水の舞台から飛び降りるような覚悟でタージマハル・ホテルのパレスを予約した。
・インド門+タージマハル・ホテルの風景のYouTube動画
・タージマハル・ホテル入場のセキュリティーチェック
夜行バスでアウランガーバードからムンバイまでやって来たぼくは、6:30とかなり早い時間にタージマハル・ホテルに着いてしまった。さすがにこんな時間からチェックインできないだろうと思ったぼくは、インド門の椅子で座ってボーッと早朝のアラビア海と宮殿のように美しいタージマハル・ホテルを眺めながら時間を潰した。しかし日が照っててきて5月の猛暑期のインドで体力を消耗したくなかったぼくはホテルのロビーでチェックインの時間まで涼むしかないと考え、ついにタージマハル・ホテルへと入場した。入場の際には警備員にホテルの予約を確認されたので、スマホの予約画面を見せる必要があった。タージマハル・ホテルでは2008年にテロの事件があったらしく、ホテルへ入るのに手荷物チェックをしなければならなかった。
・まるで別世界!タージマハル・ホテルのレセプション
ホテルの中へ入るとそこは別世界!クーラーが効いていて快適なのはもちろんのこと、何だかジャスミンのようないい香りが漂ってきて心が癒される。ロビーの真ん中には上品な花々がダイナミックに生けられ、見事な調度品の数々に取り囲まれながら、ソファーでゆっくりと待つことができた。こんな世界がインドに存在しているなんて!今までの泥臭いインド旅は一体何だったのだろう!ぼくにはこれまでのインド貧乏旅がまるで幻のように遠く感じられたが、おそらくこのホテルでの体験の方が実際には幻のように稀有なものなのだろう。
・プレゼントに記念撮影も!タージマハル・ホテルでアーリーチェックイン
チェックインの時間まで待とうと9時までは何とか頑張ったが、いかんせん暇過ぎたので、レセプションで何時から部屋に入れるのか尋ねてみた。するともうチェックインしていいということだったので、ありがたくアーリーチェックインさせてもらうことにした。もちろん無料!さすが5つ星ホテル!インドを代表する一流ホテル!せっかく10万円も払って滞在するのだから、なるべくホテルで過ごす時間を多くした方が効率がいいに決まっているのでお得な気分だった。
タージマハル・ホテルのチェックインでは、ヒンドゥー教徒の人がよくやっているおでこの点を赤い粉で付けてくれ、木でできたお守りのネックレスまでくれた。さらにはホテルの美しい花々と素敵な記念撮影までしてくれ写真をプレゼントされたが、夜行バスで早朝にやって来てかなりくたびれていたぼくの顔には疲労感が滲んでいるように見えた。
最初に案内されたホテルの部屋には窓がなく、ぼくがTrip.comで選んだ部屋には窓の付いている写真があったことを告げると、すぐに窓付きの部屋に交換してくれた。窓があってもなくても大した問題ではなかったが、今回はホテルに10万円も支払っているのでちょっとした違和感でも我慢せずに主張して自分の中で全てを納得させることが重要だと考えた。ホテルは丁寧に素早く対応してくれたので、やっぱりこのホテルを選んでよかった感じた。
・プールが一望!タージマハル・ホテルのシティービュールーム
部屋は当たり前だけどこれまでの安宿と全然違う!ふかふかの大きなベッド!快適なソファー!ミントグリーンが基調になっていて落ち着いていてちょっとレトロでお洒落な空間!
窓からはタージマハル・ホテルのプールが見えて、まるでお城に住んでいるみたい!
部屋にはちょっと辛めのインドのお菓子と、リンゴ、オレンジ、洋梨のフルーツが毎日供給された。このお菓子は外国人でも食べやすい美味しさでいっぱい食べてしまった!お花も毎日変えてくれた。
お茶やコーヒーを飲みながらゆっくり一休みもできる。
バスタブの付いた豪華で広々としたバスルーム!インドのホテルなのにトイレットペーパーがちゃんと付いていて感動!
シャンプーやリンスは量が少なかったけれど、毎日巡回してくれるホテルマンにお願いすればすぐに追加を持って来てくれた。
部屋に置いていたアメニティーはこんな感じ!
・タージマハル・ホテルの中はまるで美術館みたいで神秘的
かなり早めにアーリーチェックインできて、夜行バスで疲れ切っていたからゆっくり睡眠!よく眠れた後はホテルの中の冒険に出かけた。
廊下に置いてある作品が見応えたっぷりでまるで美術館の中を歩いているみたい。
ホテルの真ん中に位置する階段が神秘的すぎる!
この階段の一番下ではインド人がインドの伝統的な楽器を演奏したりしていてエキゾチックな雰囲気が流れている。
・インドの伝統的楽器の演奏のYouTube動画
・タージマハル・ホテルは天皇陛下もアメリカ大統領も泊まっていた!
ロビー近くの廊下にはこれまでの宿泊者の写真がずらりと並んでいた。その中にはなんと天皇陛下のお写真も!天皇陛下やトランプ大統領、ビートルズが泊まったことのあるホテルに今自分が泊まっているなんてとても不思議な気分だった。
・気分は王様!タージマハル・ホテルのプールが豪華絢爛すぎた
タージマハル・ホテルで最も印象的だったのは何と言っても中庭のプール!プールの係員に部屋番号を言えば巨大なバスタオルをもらえ、そのバスタオルでプールサイドの席を確保するという仕組みになっていた。
プールのそばはカフェにもなっていて寛ぎながらプールやホテルの様子を眺めることもできる。ここは本当に宮殿の回廊みたい!
プールは巨大でしっかり泳ぐことができた。プールの真ん中には小さなお風呂(温水プール?)が備え付けられていて、このお風呂からタージマハル・ホテルを眺めているとまるでお城の王様になった気分!このお風呂がマジで最高だった!お風呂大好きな日本人としてはインドで素晴らしいお風呂に入れるなんて全然期待してなかったけれど、このお風呂に入っていると一瞬だけ特別な人間になった気分っていうか、人生の主人公は自分っていう感覚を味わうことができた。
プールの裏にはジムもあり、そこで水着に着替えたりシャワーを浴びたりすることもできた。出発の日にはチェックアウトの後でもここでシャワーを浴びられる!荷物もロッカーに預けられて防犯対策も万全!
夜のプールはタージマハル・ホテルがライトアップされていて、ロマンチックで神秘的な雰囲気だった。
・多種多様で美味しい!タージマハル・ホテルのSea Loungeで朝食を
朝食はアラビア海やインド門を望めるSea Loungeで!
朝食は基本ビュッフェ形式で、インド的ではない西洋風の味付けなので外国人でも安心して食べられる。長いインド旅でスパイシーなインドの味に疲れて来ているぼくのような旅人にも最適だ。
馴染み深い美味しさの多種多様なおかずと、香ばしいパンと、新鮮で瑞々しいフルーツと、色鮮やかなジュースになぜかヤクルトまであって、心も体も満たされる朝食だった。
ビュッフェ以外にも自分でオーダーできるメニューも用意されていた。インターナショナルセレクションとインディアンセレクションの2種類があり、せっかくインドに来たのだからインド的な朝食メニューもここで選択してオーダーすることができる。
ぼくは一度インディアンセレクションからオーダーしてみたがやっぱり独特の味わいであんまり美味しいと思わなかったので、これからのインド一周の旅路の途中でも嫌というほどインド料理を食べられるだろうし、それ以降は専らインターナショナルセレクションだけをオーダーするようになってしまった。やっぱりインドでもここでしか食べられないものを食べよう!
・タージマハル・ホテルでゴア行きの夜行バスを予約
ムンバイの次にぼくは南インドのゴアに行く予定だったが、ゴア行きの夜行バスのチケットを予約するのもホテルのスタッフが優しく手伝ってくれて本当に助かった。やっぱり5つ星ホテルは建物や内装や食事だけじゃなくて人によるサービスも充実してる!
・タージマハル・ホテルのパレスとタワーとインド門が揃った絶景
タージマハル・ホテルのパレスと、タワーと、インド門が揃ったまさに”ムンバイ”を象徴する写真を撮りたい場合は、陸からはこの全体像を収めることができないので、世界遺産のエレファンタ島に行くためのフェリーに乗る必要があった。エレファンタ島行きのフェリーは、インド門のすぐ前から出発していた。このフェリーから眺めるムンバイの光景はまさに忘れ難い絶景!
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