牛の大量放尿に鼓膜破れるクラクション!デリー1日目で既にインドの洗礼を受けて衝撃的だった

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ぎゃーーーーーインド怖い!!!!!

牛の大量放尿に鼓膜破れるクラクション!デリー1日目で既にインドの洗礼を受けて衝撃的だった

・ついにインド入国!初めての国では慎重に
・インドATMからクレジットカードで30000ルピーキャッシングするのに結構苦労した
・デリー空港からデリー市内までは電車が便利だった
・割り込みは当たり前!インドでは我を通して図々しく力強く生きよう
・牛の放尿に鼓膜が破れそうなクラクション!デリー1日目で既にインドの洗礼を受けた

・ついにインド入国!初めての国では慎重に

ついにインドに入国し、今夜泊まる宿「AmigosIndia」を目指してデリー市内へと突入していく。今回初めて訪れたインド!最初の国に入った時は本当にこの国は安全なのだろうか、お金を盗まれたり騙されたりしないだろうか、この国って全体的に一体どんな国なのだろうか、そのようなことを注意深く繊細に五感をフル活用させながら探っていく。

 

 

・インドATMからクレジットカードで30000ルピーキャッシングするのに結構苦労した

まずはデリー空港でインドの現金(ルピー)調達だ。兎にも角にもルピーがなければインドの旅は始められない。ぼくはいつも海外ではクレジットカードである「セディナカード」のキャッシング機能を使ってATMから現金調達を行う。セディナカードならキャッシングした3日後からオンライン上で楽天銀行を通して返金することが可能なので、実質3日分の利子しか支払う必要がなく結果的にかなりお得に海外の現金を手にすることができるのだ。

しかしデリー空港ではなかなかATMが見つからず困惑した。普通ならばイミグレーションを通り抜けた後の預け荷物の返却レーンの場所にあったりするのだが見当たらず(このエリアだとまだ空港の外には出ていないので周囲をあまり気にせず落ち着いて現金を管理することができる)、仕方なく税関チェックも抜けて、空港の外に出て、やっと見つけたATMでお金を下ろすことにした。しかし1台目のATMはセディナカードのキャッシング利用不可、別の銀行名の2台目も利用不可で何だか先行きが怪しくなってきた。最後に辿り着いたKotakという銀行のATMでようやくインドルピーを調達できた!

インド40日間ってどれくらいお金が必要なのか、初インドで物価も相場もわからない中で全く見当もつかなかったが、とりあえず30000ルピー(48000円くらい)なら確実に使い切るだろうということで30000ルピー引き出しにトライした。しかし30000ルピーだとエラーになる。どうやら引き出し金額が多すぎたらしい。仕方なく10000ルピーずつを3回に分けてやっとのことでATMから30000ルピーを調達することに成功した。500ルピー札がアホほど出てきてお金持ちになった気分!

このようにインドではなぜかキャッシングできないATMが結構あるので注意が必要だ。しかしたとえひとつの銀行のATMでキャッシングできなかったとしても別の銀行のATMでトライするとキャッシングできることがほとんどなので、利用不可だったから挫けることなく他の銀行のATMに挑戦してみるまでだ。必ずキャッシングできるATMは存在する。それにしてもこんなにATM探しで苦労したのは中国以来かもしれない。キャッシング調達に成功したら、自分のクレジットカードが利用できるATMの銀行名をしっかり記録しておくと今後の役に立つだろう。

 

・デリー空港からデリー市内までは電車が便利だった

 

現金を調達してやっとインドの旅を開始できる!まずはデリー空港からデリー市内への移送だ。便利なことにデリー空港までは鉄道が通っているので「Metro」という看板を頼りに鉄道駅へと入っていく。チケットに自動販売機はなく、並んでカウンターで購入する方式。電車の料金は60ルピー(180円)くらい!やっぱりインドはそんなに物価が高いわけではなく旅がしやすそうだ。紙のチケットを受け取り、簡単な荷物検査を受ける。

 

ついにインド初の電車に乗り込む。インドといえば世界三大ウザい国と言われるほど人がウザい、インド人はしばしば嘘をつく(他の旅人からよく聞かされた)、町中に人も動物も溢れて混沌とした世界というイメージだったが、少なくともこの電車の中ではそのようなインドの混沌は感じられなかった。当然日本ほど立派な電車ではないが、あ、こんなちゃんとした電車インドにもあるんだという印象。冷房も効いているし、人もそんなにうるさくない。電車からの車窓の風景を眺めていると、デリーって首都の割にビルも少ないし森みたいなのも多くてあんまり大都会でもなさそうな感じ?何だか思っていたよりも素朴そうだった。どう見積もっても東京や大阪、東南アジアのバンコクやクアラルンプールよりも質素な印象。インドは南アジア最大の国と言えど、首都はこの程度なのだろうか。それともインドは広大だから発展が全国に分散されている?

インドの電車の中ではなぜか写真撮影禁止と書かれていたので電車の様子は撮らなかった。撮っても全然大丈夫そうな雰囲気だったけど、初めてでまだインドという国の風習を把握しきれていないので念の為慎重に振る舞った。

 

・割り込みは当たり前!インドでは我を通して図々しく力強く生きよう

 

ニューデリー駅で乗り換えて、今度は地下鉄のYellow Lineに乗り込む。ニューデリー駅はすごい人!さすが世界最大の人口を持つインド!地下鉄のチケットも自動券売機はなくカウンターで購入!40ルピー(64円くらい)で安い!そして一応カウンターに列はできているものの、割り込んでくるインド人の多いこと多いこと!段々とインドとインド人がどういう感じなのかわかり始める。地下鉄で「Qutab Minar」まで移動。英語アナウンスが聞き取りやすく、車内の電子掲示板に駅名も表示されるので外国人でも地下鉄を使いこなすのは容易だろう。

 

 

地下鉄ではチケットとして黒くて丸い形の「トークン」を受け取る。日本では全然見かけないこのトークンだが、タイのバンコクでもよく目にする。またこのチケットとしてのトークンという単語はインドでもしばしば目にするので覚えておいた方がいいだろう。トークンとは電車のチケットのことだというのは知っていれば何てことない簡単な知識だが、トークンが全く何なのかわからないとインドの旅に支障が出るだろう。

 

しかしこの地下鉄がめちゃくちゃ混んでいてびっくりした!誰かが立つと他のインド人が積極的にすぐに座ってしまうので、控えめな日本人の精神でいたならば永遠に席に座ることはできないだろう。駅のチケットカウンターで列に割り込んできたり、座席を取られたりするのもそうだが、インドでは順序を守って礼儀正しく思いやりを持って振る舞っていては生き抜くことは難しいだろうと、インド初日にしてぼくは感じ始めていた。そのような日本人としての美徳は捨てて、もっとインド人のように、図々しく厚かましく自分本位で自由に我を通して力強く生きなくては、このインドの旅を無事に終えることはできないだろうという直感が働いた。インドではぼくもなるべくインド人のようになろう。

 

 

・牛の放尿に鼓膜が破れそうなクラクション!デリー1日目で既にインドの洗礼を受けた

 

しかしこの地下鉄の中でも別にインドの混沌を感じたというわけではなかった。すごかったのは駅を降りてデリーの街中に放り込まれた時のことだ!ぎゃー!!これがインドか!!!!!と身体中にインドの洗礼を浴びたような気分になった!

まず道がゴミだらけ!ネパールでも人は街をゴミ箱だと思って全てのゴミを道に捨てていていた様子が目立ったが、そのような感性は同じ南アジアのインドでも共有されているようだった。とにかく街中がゴミで汚く、そしてそのゴミが悪臭を放っている。これがインド?!

そして何より車のクラクションがうるさすぎた!マジで鼓膜が破れそう!!!何のためかわからないけれど車やバイクがクラクションをやたらと鳴らしている風景は、東南アジアや中国の田舎を彷彿とさせた。しかしそれにしても一番うるさいのがインドかも!

 

 

さらに野良犬がそこら中でうろうろしているのもアジアらしい!狂犬病怖い!!!しかしインドの犬は基本的に暑さにまいっているらしく、元気がなくていつも寝ているので害はなかった。夜になったら野犬が吠えまくる恐怖のバリ島とは違うのでその点はちょっと安心した。

 

 

目の前に突然牛が登場!おおおこれぞまさにインド!!!ヒンドゥー教の国であるインドでは、牛は破壊神シヴァ神の乗り物とされているので食べられることなく大切に扱われているのだという。牛さんだーほのぼのするーこの殺伐とした混沌のインドにも癒しがあったのかと感動し、カメラを向けると牛さんがいきなり勢いよく大量に放尿し出した!

 

ぎゃー!!!!!これがインド?!!泣きそう!!!!しかし誰も牛の放尿に驚いたり怒っているインド人はいなく、おおこれぞまさにインドなのだなぁと感心したりしていた。暑い、臭い、うるさい、見るもの全てが異世界…駅から宿までのほんの20分ほどの道で五感全体にインドの洗礼を受け精神的なショックを受けたぼくは、やっとの思いで宿にチェックインできたのだった。

 

 

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