コーチンと言えばチャイニーズ・フィッシング・ネット????!
ケララ州コーチン観光の目玉!巨大なチャイニーズ・フィッシング・ネットは古代中国人によってもたらされた漁業法だった
・ぼくのインド一周の旅の軌跡
・南インド・ケララ州のコーチンを観光した
・巨大で大迫力!チャイニーズ・フィッシング・ネットの歴史は意外と古かった
・ぼくのインド一周の旅の軌跡
ぼくはインド一周の旅の中で首都のデリー、タージマハルのあるアーグラー、エッチな遺跡のあるカジュラーホー、聖人に出会ってテレビデビューまでしたサガール、インド最古の仏教遺跡のあるサーンチー、エローラ石窟群とアジャンター石窟群まで日帰り旅行できるアウランガーバード、5つ星タージマハル・ホテルに泊まった大都会のムンバイ、ピースフルな空気漂う南インドのゴア州、全裸の大仏が聳え立つジャイナ教の聖地シェラバナベラゴラを巡り、南インドの最終目的地ケララ州のコーチンへとやって来た。
・南インド・ケララ州のコーチンを観光した
コーチンではケララ州の伝統古典舞踊であるカタカリダンスを鑑賞したり、インドの珍しいスタイルのキリスト教会を見学したりしてのんびりと過ごした。
ケララ観光で最も有名なジャングルの中を船で進んでいくというバックウォータークルーズも申し込んだが、定員に満たなかったということで今回は参加することができなかった。
・巨大で大迫力!チャイニーズ・フィッシング・ネットの歴史は意外と古かった
コーチンの街を散策していて最も印象的だったのは、海岸沿いを歩いていた時に発見したチャイニーズ・フィッシング・ネットだった。地球の歩き方などのインドの旅行本を見ていても、コーチンと言えば必ずこのチャイニーズ・フィッシング・ネットが観光の目玉として全面的に推されているが、なるほど実際に見てみるとこんな不思議な形の漁業用の網はこれまでに見たことがなくて特徴的だったし、何よりも巨大で迫力があった。
この不思議なチャイニーズ・フィッシング・ネットは主に南中国やインドシナ半島のエリアで使用されているというが、インドではここケララ州でしか見ることができない特徴的な漁業法だという。チャイニーズ・フィッシング・ネットは14世紀に中国の冒険家である鄭和(Zheng He)によってこの地にもたらされた。そもそもこの街のコーチンという名前も、co-chin=like China(中国のような)という意味合いが由来であるという。意外と古い歴史を持つチャイニーズ・フィッシング・ネットは、ここケララ州の地名に影響を与えるほどのインパクトを持っていたのだろう。
上空には凧のようなものも飛んでいて、どことなく中国的な雰囲気がある。しかしコーチンの観光客には中国人はおろか、東アジア人の姿はほとんどなかった。
茶色く濁っておりお世辞にも綺麗とは言えないコーチンの海。しかしこのコーチンの海ではよく魚が漁れるのだという。海水浴をするインド人たちの姿も。
チャイニーズ・フィッシング・ネットが見られる公園では、新鮮なお魚たちが売られていた。これもチャイニーズ・フィッシング・ネットで漁れた魚たちかな?
公園内にシーフードレストランがあったので立ち寄った。海鮮チャーハンは美味しく、海鮮スープはインドではどこもそうだがやや塩辛かった。
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