マラッカは街を歩くだけでその歴史を実感することができる!!!!!
マラッカ王国の歴史とは?古都を散策していると素敵なアートショップTemple Art & Craft Companyに出会った
・ぼくのマレー半島を南下する旅
・マラッカ王国の歴史
・マラッカを象徴するオランダ広場とスタダイス
・フランシスコ・ザビエル像が立つセント・ポール教会
・東洋一の要塞サンチャゴ砦(ファモサ要塞)
・アーティスティックな雰囲気が漂うチャイナタウン
・可愛いマレーシアアートグッズに出会えるTemple Art & Craft Company
目次
・ぼくのマレー半島を南下する旅
ぼくはマレー半島を南下する旅の中で、ピンクガネーシャを参拝したタイの首都バンコク、バイクで秘境寺院や秘湯を巡った北部の街チェンマイ、ホワイトテンプルやブルーテンプル、ブラックハウスとカラフルな旅ができた北部の街チェンライ、大自然あふれる秘島・ヤオヤイ島のリゾートを楽しんだ南部のプーケットを経て、次なる国マレーシアに入国した。
まずはカラフルでアーティスティックな世界遺産のペナン島を観光し、次に首都のクアラルンプールで中華系マレーシア人の友達の家に泊めてもらいながらブルーモスクやピンクモスク、バトゥ洞窟などを見学し中華系、マレー系、インド系の文化に触れることでマレーシアが多国籍国家であることを実感した。次の街マラッカではマレーシア最古のモスクやマレーシア最古の仏教寺院などを参拝し、古都の落ち着いた趣ある雰囲気を満喫した。
・マラッカ王国の歴史
1396年頃に築かれたマラッカ王国は、季節風を利用して東西へ貿易船が訪れ、シルクロードに匹敵する海上の道として発展した。当時のマラッカ海峡での交易活動はイスラム勢力の港湾都市を行き来するイスラム商人を中心としており、マラッカへのイスラム商船の来航を促すため、国王がイスラムに改宗したことで王国にイスラム教が導入されていったという。
1511年にはポルトガルに、1641年にはオランダに、1824年イギリスに入れ代わり立ち代わり占領されていった。マラッカの街を散策しているだけでも、その激動の歴史を垣間見ることができる。
・マラッカを象徴するオランダ広場とスタダイス
マラッカ観光の起点としてあまりにも有名なのは、このオランダ広場。印象的な朱色の建物は「スタダイス」と呼ばれ、1650年にオランダ総督らが居住するために建てられたという。
・フランシスコ・ザビエル像が立つセント・ポール教会
オランダ広場のそばにあるのは、フランシスコ・ザビエル像が立つカトリックの「セント・ポール教会」。ポルトガル占領時代の1521年に建てられた。屋根もなく朽ち果てて見えるのは、その後にマラッカを占領したイギリスが同じキリスト教でもカトリックではなくプロテスタントだったため、放置されたからだと言われている。
・東洋一の要塞サンチャゴ砦(ファモサ要塞)
こちらも1511年にポルトガルによって建てられた「サンチャゴ砦(ファモサ要塞)」。かつては丘をぐるりと取り囲む要塞の門で、東洋一の強固さを誇っていたという。防壁は19世紀イギリスに取り壊されたが、石造りの門だけはこのようにかつての姿を留めている。
・アーティスティックな雰囲気が漂うチャイナタウン
自由な街歩きが楽しかったのはマラッカのチャイナタウン。これまでに紹介したマレーシア最古のモスク「カンポン・フル・モスク」やマレーシア最古の仏教寺院「青雲亭仏教寺院」もこのエリアにあり、マラッカの歴史の奥深さを感じさせられた。
ペナン島でも見られたマレー系と中華系の融合である独特なプラナカン(ババ・ニョニャ)文化の雰囲気も随所に感じられた。
またペナン島と同様に、自由でアーティスティックな空気もあった。
・可愛いマレーシアアートグッズに出会えるTemple Art & Craft Company
マレーシア最古のモスク「カンポン・フル・モスク」のそばで発見したのは「Temple Art & Craft Company」という素敵なお土産屋さん!中華系っぽいエキゾチックな漢字アートや、マレーシアっぽいレトロな雰囲気のプラナカンアートが豊富で、つい持ち帰りたくなってしまった。
ぼくはこれからシンガポール、ギリシャと長旅をする予定だったので、あまり重い荷物やお土産は買わないようにと心がけていたが、こんな素敵な作品って世界中でもプラナカン文化が根差しているマレーシアでしか買えないよなぁと考え、ひとつだけプラカナン作品を買ってしまった。
陶器でできたプラナカンの可愛い家々が閉じ込められた壁掛けをバックパックに詰めながら、中くらいの大きさを買ったのでそんなに重くならなかったことに安心した。
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