バスに置き去りにされる!陸路でマレーシアからシンガポールへ入国するのは難易度が高かった

 

バスに置き去りされて為す術もなかったんだけど!!!!!

バスに置き去りにされる!陸路でマレーシアからシンガポールへ入国するのは難易度が高かった

・マレーシアからシンガポールへバスで陸路入国しよう!
・マラッカ「Melaka Sentral」でシンガポール行きのバスチケットを購入
・マレーシア出国で同じバスに戻れるのか?
・マレーシアとシンガポール間の橋を渡る!
・シンガポール入国では同じバスには戻れなかった!
・ATMも両替所もない!どうすればシンガポール市内へと辿り着けるのか?
・結論!置き去りにされた場合にはバスターミナルのおじちゃんに助けを求めよ

・マレーシアからシンガポールへバスで陸路入国しよう!

マレー半島南下の旅で一番やりたかったこと!それはマレーシアからシンガポールへの陸路での入国!飛行機で気軽にひとっ飛びして空から入国するのに比べて、バスとか電車で出国してからそのまま入国するのってなんだか旅をしているっていう感じがしてロマンがある!

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これまでもロシアからフィンランド、ベトナムからラオス、ラオスから中国など、さまざまな国で陸路の入国を経験してきたのできっと難しくないだろう。そんな呑気な気分で構えていたら、マレーシアからシンガポールへのバス入国は意外と難易度が高かった!!!

 

 

・マラッカ「Melaka Sentral」でシンガポール行きのバスチケットを購入

今回ぼくはマレーシアのマラッカから長距離バスに乗ってシンガポールを目指した。

 

マラッカからシンガポールへの長距離バスは「Melaka Sentral」というバスターミナルから出発する。グーグルマップ でも「Melaka Sentral」と登録されている場所だ。「Melaka Sentral」はマラッカの市街地から少し離れているので、配車アプリGrabや公共タクシーを利用して移動するのが最適だろう。ちなみにマラッカ市内から「Melaka Sentral」までのGrab料金は8〜9RM(日本円で300円)ほどだった。

 

 

「Melaka Sentral」の中へ入り、看板の「Domestic(国内)」ではなく「Interstate Bus Terminal」の文字を目指していくと、シンガポール行きのチケットが買えるカウンターに辿り着けた。

 

 

マラッカからシンガポールまでの長距離バスの値段は35RMで1000円もしなかった。お得!やっぱりマレーシアのバスって格安!!

チケットカウンターのお兄さんによると、マラッカからシンガポールまでの所要時間は4時間半とのこと。長くも短くもない丁度いい感じの時間だ。

 

そのままチケットに記されたEゲートに向かって、バスに乗り込み、いざシンガポールへと出発!1週間旅したマレーシアに別れを告げて、また次なる世界へと旅立っていく。ここまでは全く困難も問題もなかった。ただぼんやりバスに乗っていれば、マレーシアの出国手続きをして、それから次にシンガポールの入国をして、そのままチケットに書かれているシンガポールの中心地「BAN SAN STREET」へと辿り着けるのだろうと気軽に構えていた。

別に何も難しくはなさそうだったので、シンガポールのお金なんてもちろん用意しておかなかった。シンガポールのお金はシンガポールに入国した後、ATMでキャッシングすればいいと考えたからだ。

 

・マレーシア出国で同じバスに戻れるのか?

 

マラッカからシンガポールまでの道のりは、全く何の特徴もないのどかな南国の風景が延々と続いていた。乗客は4人だけで、休憩も1回のみ。休憩ではパパイヤとポテトチップスを購入!

 

 

椰子の木がいっぱいだなぁとぼんやりバスの車窓を眺めていると、知らない間にマレーシア側の国境の街ジョホール・バールに着いていて、だんだんビルが増えてきたなぁと思っていたらマレーシア出国ゲートに到着した。

明らかにマレーシア人かシンガポール人らしい他の3人の乗客は、このバスの旅に慣れていて勝手がわかっているようで、それぞれ荷物を置いたままバスを降りて出国手続きに向かったが、ぼくは本当にこのバスに戻って来られるのか不安だったため、念のため全ての荷物を担いで出国て続きに向かった。バスの運転手さんに「ぼくはこのバスに戻ってくるのか?」と尋ねると「そうだ」という回答を得たが、バスが見つからないという最悪の事態に陥ってもなんとか対応できるように自分の荷物は全て携えたのだ。

 

 

ちょっと喋った同じバスの乗客のおばちゃんに付いて行けば、特に難しいこともなくすんなりとマレーシア出国は終わった。

 

出国手続きが終わると「PlatformA」と「PlatformB」の看板が出てきて、どっちに行けばいいのかわからずに困惑したが、乗客のおばちゃんに付いて行き(ただひたすらにおばちゃんを頼りにするぼく)「PlatformA」で無事に乗ってきたバスを発見することができた!同じ乗客の人と喋っておいて困ったときは助けてもらえるような環境を作り出しておくのはとても大事だと感じた。喋らなくても最低限、同じバスの乗客の特徴を覚えて後ろから付いていけるようにしておきたい。ちなみに「PlatformA」は長距離バスで「PlatformB」には路線バスが止まっているらしい。

 

・マレーシアとシンガポール間の橋を渡る!

無事に同じバスに乗り込んだところで、マレーシアとシンガポール間にかかる有名な橋を渡る。夕方17時以降は通勤時間となりこの橋がとても渋滞するらしいが、その時間を避けようと早めのバスに乗ったので何の問題もなく橋を通ることができた。

 

・シンガポール入国では同じバスには戻れなかった!

さて、問題はここから!ついにシンガポールの陸路入国だ。マレーシア出国の際のように乗客が次々とバスを降りていくが、先ほどとは違いみんな自分の荷物を重そうに持っている。彼らはもはやこのバスに戻ることができないことを知っているかのようだ!ぼくも先ほどと同じように全ての荷物を携えて、シンガポールの入国イミグレーションへと向かった。

シンガポールの入国イミグレーションは、マレーシア出国とは異なりものすごく混んでいた!バスの乗客はみんなシンガポール人だったらしく、空いているシンガポール人専用のレーンへと去ってしまい、外国人のぼくだけがとてつもなく混んでいる外国人用の入国審査に並ぶことになった。15分ほど並んで、やっと自分の番が来たからと思ったら、結構いろんなことを聞かれたので時間がかかってしまった。

シンガポール入国で聞かれたことは「ホテルはどこか?」「ホテルの住所は?」「バスの番号は?」などなど、特にすぐに答えられるような問題のない質問ばかり。

入国審査が終わったら、次は空港のような荷物検査!しかしこちらは結構適当な感じであっさり終わってしまった。そしてやっとの思いで入国イミグレーションを終了して外へ出たら、さぁ大変!自分はどうやってシンガポール市内へと移動したらいいのか全くわからなかった!!!

 

 

・ATMも両替所もない!どうすればシンガポール市内へと辿り着けるのか?

乗客たちがみんなバスの中に荷物を残さなかったことからも予想された通り、もはやマラッカから乗ってきたバスの姿はなく、ぼくは今までのバスに乗ることができなくなってしまった。ぼくの入国審査が遅かったから置き去りにされたのだろう。しかし置き去りにされることも普通のことなのかもしれない。置き去りにされてもいいように、置き去りにされるのが通常だからこそ、乗客はみんな重いのに全ての荷物を担いてシンガポール入国へと向かったのだ。しかし置き去りにされた場合には、一体どのようにしてシンガポール市内へと移動したらいいのだろう。というか「BAN SAN STREET」までのチケット代を支払ったのだからちゃんと最後まで「BAN SAN STREET」へと送り届けてほしい。

シンガポール入国審査場から市内への行き方はいくつもあるらしく、確認したところによると路線バスや電車、タクシーまで多種多様だった。しかし困ったことに、ぼくはシンガポールのお金を持ち合わせていなかった!しかも入国審査場なら空港のようにたくさんのATMが立ち並んでいるだろうと予想したのに、ATMの姿はいくら探しても影も形もなかった。そして両替場も皆無だ。ぼくにはシンガポールのお金を手に入れる方法が一切なかった!お金さえあれば、バスや電車やタクシーで市内まで行けそうなのに、お金もないのに一体どうやってここから移動したらいいのだろう!!!

 

為す術もなかったぼくは、置き去りにされた長距離バスターミナルで絶望感を漂わせながら“途方に暮れている”というような顔をして立ちすくんでいた。同じバス会社のバスが来れば、いくら何でもぼくをシンガポールの中心まで無料で送り届けてくれるだろうと目論んだからだ。しかし同じバス会社のバスが一体いつになったら来るのかわからない。もしかしたら2時間後とか3時間後かもしれない…。

 

するとぼくの“途方に暮れている”顔を瞬時にキャッチしたおじちゃんが、ぼくに話しかけてくれた。ぼくは事情を説明し、バスのチケットも見せると、おじちゃんは頼り甲斐があるように「そこで待っておくように!」と言ってくれた。よく見てみるとこのおじちゃんはただのおじちゃんではなく、バスターミナルの係の人のようだ。そして全く違うバス会社のバスがバスターミナルに入ると、何やら事情を説明し、ぼくを「BAN SAN STREET」まで送り届けてくれるように交渉してくれた!えーそんなことってあり?!もはやなんでもありの世界!ぼくはマレーシアから乗ってきたのとは全く違うバス会社のバスに乗り、無事にシンガポール市内へと無料で到着することができた。もしかして全てのバス会社はお互いに協力し合い、ぼくのように置き去りにされた外国人を送り届けるような協定でも結んでいるのだろうか。それともこの適当さとか大らかさが、東南アジアらしい社会システムの根底を支える重要な要素なのだろうか。

 

 

・結論!置き去りにされた場合にはバスターミナルのおじちゃんに助けを求めよ

何はともあれぼくはシンガポール市内へと辿り着くことができた。シンガポール入国審査で置き去りにされることはおそらく普通のことなのだろう。そんな時シンガポールのお金も持たずに、ATMも両替所もなく、どうすればシンガポール市内に辿り着けるのはわからずに途方に暮れる人がきっと出てくるだろう。そんな時は絶対に、バスターミナルの係のおじちゃんに助けを求めるべき!!!おじちゃんはきっと慣れているので、置き去りにされた外国人を助けることも日常茶飯事なのだろう。とにかくおじちゃんに助けを求めることで道は開かれる!おじちゃん交渉してくれて本当にありがとう!!!!!

 

 

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