ついにタイの大冒険を終えてマレーシアへ南下したよ!!!!!
世界のローカルバスの常識?マレーシアのペナン国際空港からのバスは小銭必須でお釣りをくれなかった(泣)
・タイの旅の終わり、マレーシアの冒険の始まり
・ペナン国際空港のATMから600リンギットを引き出した
・世界のローカルバスの常識?ペナンのローカルバスでは小銭必須でお釣りをくれなかった
・マレーシア第2の都市!ペナンで世界のローカルバスの常識を学んだ
目次
・タイの旅の終わり、マレーシアの冒険の始まり
ぼくは今「マレー半島南下の旅」をしている。まずは日本からタイの首都バンコクに降り立って、バンコク、アユタヤ、チェンマイ、チェンライとタイを次第に北上した後は、一気にタイ南部のプーケットまで飛んで手付かずの大自然が残るプーケットの離島・ヤオヤイ島に滞在した。タイは4回目の旅行だったが、これまでにないくらいチェンマイやチェンライやプーケットなどの秘境を冒険できたことで、より一層タイの魅力に取り憑かれてしまった。タイは何度訪れても新しい発見ができる奥深さがあるし、物価も食べ物も安くて気候も心地いいから、きっとまた来てしまうんだろうなぁ。
プーケットからはフライトを使って一気にマレーシアの世界遺産ペナン島まで飛んだ。マレーシアは一度旅行したことがあったがペナンは初めてだったのでどんな場所なのか見当もつかなかった。ファイアフライというマレーシアのLCCに乗って、時間通りにプーケット国際空港からペナン国際空港まで到着した。ちょうど1時間の短いフライトだった。
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ペナン国際空港に着いた後はATMでマレーシアリンギットをゲット!マレーシア滞在は1週間ほどでその後陸路でシンガポールへ入国する予定だったので、どれくらいの現金が必要かあまりよく把握できずに迷ったが、とりあえずクレジットカードのキャッシング機能を使ってATMから600リンギットを引き出した。1リンギット=30円くらいなのでぼくが引き出したのはおよそ18000円だ。マレーシアは日本よりも物価が安い印象だったので、いくら何でも1週間でこれだけあれば十分かなという算段だった。そしてもちろん引き出したお金にはお札しかなかった。しかしこの判断が後に大きな悲劇を生み出すことになるとは、この時は知る由もなかった。
・ペナン国際空港のATMから600リンギットを引き出した
ペナン国際空港はペナン島の中心である世界遺産のジョージタウンからかなり離れたところにあった。ぼくの今夜の宿はジョージタウンにあるので、空港からジョージタウンまで何かしらの乗り物で移動しなければならない。節約派のぼくにはタクシーという選択肢はなく、ローカルバスで行こうと心は決まっていた。グーグルマップで今夜の宿を指定し、空港からの経路を検索すると、乗るべきローカルバスの番号が出てくるので非常に便利だった。空港の出口から出て「Bus Station」の看板に従い、空港のローカルバス乗り場で乗るべき番号のバスを待ち続けた。
気になったのはぼくの財布にはマレーシアの大きなお金のお札しか入っていなかったことだ。具体的にはATMから600リンギット引き出したので、100リンギット札しか入っていなかった。しかしぼくはこれで問題なのだろうと呑気に構えていた。日本にも大きなお札しかない時にはバスに両替機が設置されているし、マレーシアのバスでもきっと同じだろうと思ったのだ。まさか大きなお札しかないからバス料金を支払えないなどということはあるまい。
・世界のローカルバスの常識?ペナンのローカルバスでは小銭必須でお釣りをくれなかった
ぼくは空港のバス停で乗るべき番号のバスを待ち続けたが、待てど暮らせどぼくの乗りたいバスはやってこなかったので徐々に疲弊してきた。何回も自分が乗らないバスを見送り、30分ほど待ってやっと自分の乗りたいバスがやって来た時には心が躍った。早速バスに乗り込むと、ペナンのバスは料金前払いのようだった。料金は2.7リンギット(81円ほど)!ぼくが100リンギット札しかないことを伝えると、お釣りをくれたり両替機を案内してくれるかと思いきや「こんなに大きなお金ではバスに乗れない!降りろ!バスを降りて何か買い物をして小銭を作って戻ってくるんだ!」と運転手に言われて驚愕した!
えー!それってこのバスに乗れないってこと?!でも乗れないと拒否されたからには運転手に従わざるを得ない。せっかく何分も待ってやっと来たバスだったのにこんなことになるなんてー!!え、まさか急いで買い物して戻ってきたら待ってくれてるとかないかな?!などと淡い期待を抱きつつ、大急ぎで空港まで戻り、小銭をちゃんと貰えそうな別に欲しくもない7リンギットのお茶を買い(ぼくはお茶は好きだが東南アジアのお茶は糖が入っていることが多いのであんまり好きではない)、100リンギット札で支払って何とか小銭をゲットし、また大急ぎでバス停まで戻ったが当然そこにバスの姿はなかった!がーん!!!終了!また長い時間をかけてバスを待たなきゃ!
さらに30分ほど待ち、ようやくバスが来たので今度はきちんと細かい小銭で支払うことができた。2.7リンギットなので小銭で3リンギット支払って当然のように0.3リンギットのお釣りが返ってくるのを待っていたが、運転手のおじちゃんは全くお釣りを出す気配すらなかった。えーそういうもの?!仕方なく座席に座り、ジョージタウンまで揺られること約1時間。一緒に空港からバスに乗り込んだ中国系の夫婦に「お釣りってくれました?」と尋ねてみると、お釣りなんかくれないよという回答を得た。その後一緒に旅した台湾人の哲ちゃんに聞いても、ローカスバスでお釣りなんかくれるわけがないと説明された。
どうやら日本のローカルバスの常識が、世界のローカルバスでも通用する訳ではなさそうだった。世界のローカルバスでは、バスの中に両替機もないし、大きなお札しか持っていなければちゃんとお金を持っているにも関わらず小銭を調達するまでバスにすら乗せてくれない冷酷さを備えていた。さらに例え小銭をゲットしたとしても、バス料金ピッタリの額の小銭を持っていなければ、お釣りが返ってこないのでお釣り分は損することがわかった。今回ぼくは小銭を持っていなかったばかりにバスに乗せてもらえず、長い間待ってようやく来たバスを1本逃したばかりか、空港で特に欲しくもないお茶を買って小銭を作る羽目になってしまい、さらにバス料金ピッタリの小銭を持っていなかったからお釣りをもらえずに損するという散々な目に遭った。
しかしそれもこれもぼくが世界のローカルバスの常識を知らずに、きちんとローカルバスに乗れるよう小銭を準備しておかなかったのが悪かったのだ。哲ちゃんに聞くと台湾でも当然同じような感じだと言っていたので、このような小銭必須でお釣り無用のシステムは世界共通だと考えられるだろう。ぼくは今回の一件で、自分が大変な目に遭うことにより、実体験を通して世界のローカルバスの仕組みに関する知識を体得した。このように旅の最中で実際に損することによって記憶に深く刻みつけるという出来事は、できるなら起こってほしくはないもののある意味旅の醍醐味だと言えるだろう。
・マレーシア第2の都市!ペナンで世界のローカルバスの常識を学んだ
バスから眺めるペナン島の風景は大都会でびっくりした!それもそのはずペナンはマレーシアでクアラルンプールに続く第2の都市なのだそうだ。写真やガイドブックを見ていると、ぼくはペナンってもっと素朴で静かな場所かと思っていたのでこんなに栄えていて賑やかだなんて思いもよらなかった!やっぱり写真やガイドブックではわからない、実際にちゃんと旅して訪れないとわからないことが世界には沢山あるんだなぁと感じられた。今回の記事のまとめは以下の通り。
・お釣りは返ってこないのでなるべく料金ピッタリの小銭の準備を!
みんなも気をつけて!!!(泣)
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