リゾートしらかみと角館の秋田県の旅

 

もっと長く滞在したかったなぁ、秋田!

リゾートしらかみと角館の秋田県の旅

・リゾートしらかみで青森から秋田へ
・日本の旅情あふれるリゾートしらかみ
・美しき古民家と緑の角館の思い出

・リゾートしらかみで青森から秋田へ

りんごと緑の風が吹く青森県の旅

長く深かった青森県の旅を終えて、秋田の旅へと出発した。青森県では、青森屋という星野リゾートに快適に宿泊したり、日本三大霊山の恐山に行ったり、弘前で素敵なリンゴのフランス料理を食べたりして、かなり充実していた。そして予想外に青森県に時間を費やしてしまったことで、秋田県に費やせる時間が1泊しかなくなってしまった。本当はもうちょっと滞在したかったが、今回は青森県にハマりすぎてしまったということで潔くあきらめ、今度秋田県に来た時にもっと秋田県を深めようと思う。

青森県から秋田県への移動でぼくがどうしても乗りたかったのは、リゾートしらかみという列車である。青森県から秋田県へかけて日本海に沿って南下していくというリゾートしらかみは、なんとなく旅情をそそる鉄道の旅ということで、のんびりとこの列車に乗って移動してみたかった。

秋田県の観光名所といえば、秋田市ではなく、角館というところらしい。角館という場所は、武家屋敷で有名らしい。角館というところも初めて聞いたし、そもそもどのように読むのかもわからなかった。かくかん?と思ったらかくのだてだった。そして、武家屋敷というものもどのようなものかもわからなかったが、ここはガイドブックに従って、弘前から角館に行くことにした。料金は全部で9300円!高いけれど、日本だからこんなもんだろう。

 

 

・日本の旅情あふれるリゾートしらかみ

リゾートしらかみの列車の旅は、本当にのんびりとした癒しの旅だった。ゆっくりゆっくり、日本海や田んぼや畑を眺めながら、心も体もリラックスできた。まさに名前の通りリゾートと呼ぶにふさわしい列車だった。座席も満員でなく余裕があり、隣の座席ももちろん空いているので快適である。お茶を飲んだり、途中下車したところで買ったスルメを食べたりして、本当にのんびりのんびり過ごしていた。こういう場所でもビールを飲んだりお酒を飲んだりしないのだから、ぼくは本当にお酒が好きじゃないんだなぁと自分で思う。お酒よりお茶!お茶が大好きなのだ。

座席は海が見えるので、やはり右側がよかった。放送で今通っている場所の解説が流されるので、見ている風景にちなんだ物語や歴史についても知ることができる。途中下車で来たのは、千畳敷駅という駅で、畳千畳を敷けるくらい広い平野が海岸線沿いに広がっているからそう名付けられたらしい。ここの売店でスルメの干されたものを買ったりして、なんだか渋い鉄道旅をしているようで旅情を感じた。

刻一刻と変化して行く風景をずっと楽しんでいてもいいし、読書をしたりたまにお昼寝したりして優雅な時間を過ごすことができた。鉄道の旅ってやっぱり素敵だなぁと感じた。そしてこんなに快適で清潔で安心感のある鉄道の旅は、日本だからこそできるのだろうなぁと深く感じた。日本人だからこそ感じられる、祖国の鉄道を走っているときのそこはかとなく感じられる安心感に包まれた旅情の感触を、大切に覚えておこうと思った。

 

 

・美しき古民家と緑の角館の思い出

 

角館に到着したのは、もう夜遅くだった。その日はホテルに到着しただけで、ご飯を食べてのんびりするだけにした。リゾートしらかみでものんびりしまくったのに、夜ものんびりするとはのんびりの過剰であると思われたが、することも思いつかないので仕方がない。夜の角館はとても静かで、なんとなく風情があるような雰囲気が伝わるものの、暗いのでよくわからなかった。しかし、次の日に目覚めると、ぼくの大好きな古民家がどこまでも立ちながら風景を見ることができたので興奮した。

 

 

清らかな水が流れ、風情のある古民家が立ち並び、青々としら夏の柳の色彩が美しい、角館は古き良き日本の姿がそのままに残っているような、なんとも情緒深い街だった。ここが秋田県で一押しの観光地になっているのも心から納得させられてしまうパワーがある。しかも、その割には人がいっぱいで混雑しているというようなこともなく、のんびりと心安らかに過ごすことができる。

 

 

家の木材もぼくの思い描く「古民家」の濃い茶色の色彩だ。濃い茶色の木材の色彩と、夏の光に照らされて青々と輝いている柳の色彩のコントラストが最高に美しく、なんだか天国のようなところにいるなぁとぼんやり感じていた。古き良きいかにも「日本」というようなお土産やさんに入ってみたり、有名な武家屋敷を見学したりして角館を楽しんだ。武家屋敷では、一人一人きちんと丁寧に武家屋敷について説明してくれたりして、このような細やかさも都会ではない場所ならではだなぁと癒された。

 

お昼ご飯は、なんだかそんなに有名じゃなさそうだけれどちょっと気になった洋食屋さんに入った。「遊び庵」という名前の小さなレストランで、素朴な感じで混んでいる訳でもないので別に期待している訳でもなかったのだが、ここがとても美味しくてびっくりした!グーグルマップでの評価が非常に高かったが、それも納得の質の高い料理を安くで食べることができ、角館に穴場を見つけられたような思いがして嬉しかった。今度角館に来た時も、ぜひここに立ち寄りたいと思った。

秋田県ではもろこしというお菓子が有名らしく、ぼくは全然無知なので知らなかったが、これがなかなか素朴な味わいで美味しかった。角館ではもろこしを焼き上げる前の「生もろこし」というのが名物で美味しいらしいが、ぼくが試食させてもらったところ、どう考えても生もろこしよりも、普通のもろこしの方が美味しかったので、名物でもない普通のもろこしの方を購入してしまった。しかしなんでもそうだが、定番でプレインなものが一番美味しいのだ。なんだかデパ地下の商品でも、限定とか銘打って奇をてらったものを出したりしているが、なんだかんだで期間限定ものより最もシンプルなものが一番美味しいのだ。それは商品に関しても、人間に関しても同じだなと思った。奇をてらっているもので、長く付き合えるものなんてそうそうありはしないのだ。

 

 

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