海辺の断崖絶壁を練り歩く!三重県熊野市の鬼ヶ城が大迫力すぎた

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落ちたら確実に死ぬなと思いました。

海辺の断崖絶壁を練り歩く!三重県熊野市の鬼ヶ城が大迫力すぎた

・断崖絶壁の絶景スポットへ行こう
・鬼ヶ城の駐車場は無料だった
・大迫力の鬼ヶ城の地形に月日の流れを思う
・衝撃的な安さの海鮮丼に出会った

・断崖絶壁の絶景スポットへ行こう

三重県熊野市には鬼ヶ城という海辺の絶景スポットがあるという。なんだか名前だけですごく恐ろしげな予感が漂っているが、とにかく海辺の断崖絶壁を歩ける迫力ある場所らしい。紀伊山脈車中泊の道の途中にもあり、立ち寄ってみることにした。

 

 

・鬼ヶ城の駐車場は無料だった

鬼ヶ城の駐車場は無料!心ゆくまでじっくりとその風景を堪能することができる。お土産やさんもゆっくり見て回ることができるし、やはり駐車場無料は重要だ。駐車場の隣にはお土産やさんやレストランが並んでいる。駐車場から鬼ヶ城の道の入り口まではすぐだった。お土産やさんは後で見ようとすり抜けて、早速鬼ヶ城へ向かった。

 

 

・大迫力の鬼ヶ城の地形に月日の流れを思う

 

ここは昔むかしは海の中だったのだろう。そんな感じのする不思議な地形の断崖絶壁に道が作られて、まさに直下に海を見下ろすような形で、足のすくむ思いをしながら大迫力の遊歩を楽しむことができる。

 

 

どのようにおりたのか、時々断崖絶壁の真下で釣りをしているおじいさんがいたりして驚愕する。大きな波がやってきたら、たちまちにして飲み込まれてしまうのではないだろうか。しかし彼はあのように、幼い頃からおじいさんになるまで、ああやって断崖絶壁の岸辺で釣りをしていたのかもしれない。

 

 

断崖絶壁はところどころ陸側へとくり抜かれ、その中へ入ってじっくりとその不思議な地形を観察することができる。昔には海からの波がここまで押し寄せてきて、陸を長い時間をかけて削り取り、くり抜いて行ったのだろうと思われた。

 

 

小さな川が山を削り取り壮大な谷の地形を形成するのと同様、ささやかで微力な海の波であろうとも、長年の月日をかければ固く険しい地形さえ変化する力を持つのだろう。そういうことを考えれば、重要なのは力の強さではなく、持続力、継続する力ではないかと感じられた。

男の子は小さな頃から力持ちに憧れ、また大人になってからも筋肉に関心を持ち、そしてしばしば大きな権力を欲しがるけれども、それがどんなに巨大で強力な力であろうとも、持続し継続されなければ意味がない。逆にひとりの人間の力や権力なんて、自然や地球からすれば、微弱で取るに足らないものではあるまいか。そしてたとえひとりの人間が一生をかけて力を使い果たしたところで、世界の根本的な性質などなにひとつ変えられないのではないだろうか。

あの人が一生を使い果たしても、この人が一生を使い果たしても、どうにも世界は動かない、なにひとつ叶えることができない。そんな大きな望みを、叶えようとして叶えることができなくて、だから生命たちは遺伝子を残すのではないだろうか。この一生では叶えることができなかった、あの一生でも果たすことができなかった。そんな勝てないことが決まっている戦さに立ち望んでいくように、ぼくたち人間は、そしてすべての生命は、未来の中へ遺伝子を放り投げてつなげていくのではないだろうか。

 

人間も、鳥も、魚も、木の葉も、細菌も、根源からすべてがひとつの同じ願いを求めている。その変わらない願いがなんなのか、どんなに時を超えても、どんなに国を隔てても、どんなに種族をまたいでも、同様に追い求める生命の夢の輪郭を、見抜く瞳をぼくたちは持たなければならない。

 

 

・衝撃的な安さの海鮮丼に出会った

約1時間ほどの鬼ヶ城の大迫力の遊歩を楽しんだあと、駐車場に戻って衝撃的だったのは、そこで売られていた新鮮な海鮮丼の安さだ!その値段なんと600円!これは高い方で、500円なんていうのもあった。この旅最もコストパフォーマンスのいい買い物だった。また今度鬼ヶ城へ来た時にも、この海鮮丼とセットで楽しみたい。

 

 

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