スペイン巡礼の必須アイテム!巡礼手帳(クレデンシャル)のすべてを全ページ写真付きで徹底解説

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巡礼手帳はスペイン巡礼の必須アイテム!!!!!

スペイン巡礼の必須アイテム!巡礼手帳(クレデンシャル)のすべてを全ページ写真付きで徹底解説

・巡礼手帳はスペイン巡礼者の必須アイテム!
・巡礼手帳はどこでもらえるの?
・巡礼手帳は具体的にどのように活用するの?
・巡礼手帳のスタンプはどこで押してもらえるの?
・スペイン巡礼を歩ききった巡礼手帳の全ページを大田公開!

・巡礼手帳はスペイン巡礼者の必須アイテム!

ぼくは2019年6月5日〜7月7日の32日間かけて、スペイン巡礼の「フランス人の道」を歩いた。その距離は779km!!1日20km〜30kmコツコツと毎日休まずに歩き、32日間かかる道のりだった。もちろん途中で休憩したり歩かない日を設ける人もたくさんいて、そのような場合にはもう少し日数がかかるだろう。

スペイン巡礼者には、巡礼者の証として巡礼者らしいアイテムというのがいくつか存在する。例えばそのひとつはホタテ貝で、ホタテ貝をバッグパックにつけていると巡礼者であるという雰囲気が出てきて張り合いがある。しかしホタテ貝は巡礼者らしい雰囲気を楽しめるというような種類のもので、必ず携えなければならないということはない。杖(スティック)も同様に巡礼者らしさを存分に醸し出せるアイテムだが、これも同じく必須アイテムというわけではない。

スペイン巡礼者にとって本当の本当に必要なものは巡礼手帳(クレデンシャル)だ!なんと言ってもこれがなければスペイン巡礼者用のアルベルゲという便利な安宿にも泊まることができないし、最終目的地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラでスペイン巡礼の道を歩ききったという巡礼証明書を受けるとこともできない。とにかくスペイン巡礼は巡礼手帳がなければどうにもこうにも始まらないのだ。

ここではスペイン巡礼者にとっての必須アイテムである巡礼手帳について、自分自身の巡礼の経験を踏まえながら解説していこうと思います!!!

 

 

・巡礼手帳はどこでもらえるの?

巡礼手帳はスペイン巡礼路上の主要な教会、巡礼事務所、アルベルゲでもらうことができる。

スペイン巡礼の最もメジャーな「フランス人の道」の中でも、最も典型的な道のりだと思われるフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーからスペインのサンティアゴまでのコースを歩くとしたならば、巡礼手帳はサン・ジャン・ピエ・ド・ポーの巡礼事務所でもらうのが一般的だし便利だ。

サン・ジャン・ピエ・ド・ポーの巡礼事務所の番地は39番で、この美しい村を訪れる人のほとんどが巡礼事務所を訪れるので人が集まっておりわかりやすい。巡礼手帳は3ユーロ、貝は2ユーロだった。巡礼手帳には、自分の名前、住所、国籍、パスポート番号、巡礼開始日、歩きか自転車かの項目を記載する。全てがスペイン語で書かれているので一瞬戸惑うが、係員の人が英語で親切に教えてくれるので安心だ。フランスの最も美しい村にも選ばれているサン・ジャン・ピエ・ド・ポーの詳細は以下の記事を参照してください!

スペイン巡礼のはじまり!フランス人の道のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーでやるべきことと魂の対話

ここで巡礼手帳とホタテ貝を手に入れて、やっと自分はこれからスペイン巡礼を始めるんだ、800km歩くんだという覚悟と高揚感が心に湧いてくる。それではスペイン巡礼の道において、具体的に巡礼手帳をどのように活用するのだろうか。

 

 

・巡礼手帳は具体的にどのように活用するの?

巡礼手帳は簡単に言えばスタンプが押せるようになっている厚紙のカードだ。スペイン巡礼の道の上にはアルベルゲという安宿が各地に設置されており、お値段なんと5〜10ユーロの格安で泊まることができる。もしくは寄付制と言って自分の好きな料金を支払うことができるアルベルゲまで存在している。アルベルゲでは他の巡礼者とも友達になりやすく交流や語らいの場所としても重要だ。そんなアルベルゲに宿泊するためには、自分は巡礼者だという証明が必要になり、ここで利用できるのが巡礼手帳だ。

ぼくたちはアルベルゲに到着すると、必ずパスポートと巡礼手帳の提示を求められる。その2つを提示してはじめて、アルベルゲに泊まることができるのだ。巡礼手帳はスタンプを押すだけの紙のようにも見えるのでそんなに重要な感じがしないが、実は巡礼者にとってめちゃくちゃ大切な必須アイテムなのだ!これがなければアルベルゲに泊まることができないのだから、パスポートと同じくらい絶対に失くさないように注意したい。

 

 

・巡礼手帳のスタンプはどこで押してもらえるの?

 

アルベルゲに泊まるごとに、その宿のオリジナルのスタンプを押してくれるので、これが増えてくると長いこと歩いたんだなーという実感が出てくる。このスタンプのコレクションを最終目的地のサンティアゴの巡礼事務所でチェックされ巡礼証明書の発行が決められるので、このスタンプのコレクションも結構重要だ。サンティアゴの巡礼事務所で巡礼証明書をもらう際の詳細の記事はこちら!

スペイン巡礼33日目!サンティアゴで巡礼証明書獲得と地の果てフィステーラへの誘い

スタンプはアルベルゲの他にも、途中のキリスト教会や巡礼者のためのお店でももらうことができたので、思い出として様々な場所のスタンプを集めるのも楽しいかもしれない。ぼくは歩くのに精一杯でアルベルゲのスタンプ以外はほとんど押さなかったけれど!

 

一箇所だけアルベルゲ以外でもスタンプを押した場所があって、そこのスタンプがぼくの一番のお気に入りだった!それはガリシア地方の巡礼の道の途中に建っていた、巡礼のアートを製作しているイギリス人アーティストのお店だった。ぼくたちはそこで彼の絵葉書をいくつか買ったので、彼はぼくたちの巡礼手帳にこのお店に来た証を残してあげると言って、彼の不思議で素敵な抽象画を手描きで描いてくれて感動した!スタンプとはまた違った味のある、唯一無二の美しいアートがぼくの巡礼手帳に残ったことを幸福に思った。

スペイン巡礼27日目!速度を超越するカミーノと巡礼手帳の素敵な抽象画

 

・スペイン巡礼を歩ききった巡礼手帳の全ページを大公開!

スペイン巡礼、フランス人の道の行程を全て歩ききったぼくの巡礼手帳はこんな感じ!全ページ公開します!もちろん泊まったアルベルゲや訪れた村は教会によって、巡礼手帳の内容は異なります。巡礼者の数だけ、巡礼手帳の紙の上の風景があるのでしょう。その事実がぼくに、自分の巡礼手帳を大切にしようと思わせてくれます。

 

 

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