Scootの手荷物検査は厳しい?チャンギ国際空港からアテネまでのフライトは水も一切出なかった

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Scootの手荷物検査は厳しい?チャンギ国際空港からアテネまでのフライトは水も一切出なかった

・ぼくのマレー半島を南下する旅
・LCCでは長時間のフライトでも水すら一切サービスされないというのは本当か?
・チャンギ国際空港から乗るScootの手荷物重量検査は全然厳しくなかった
・11時間30分のフライトでもやっぱりLCCは水すらサービスされなかった
・プライオリティ・パスで飲食しまくって辛いフライトに備えよう

・ぼくのマレー半島を南下する旅

ぼくはマレー半島を南下する旅の中で、ピンクガネーシャを参拝したタイの首都バンコク、バイクで秘境寺院や秘湯を巡った北部の街チェンマイ、ホワイトテンプルやブルーテンプル、ブラックハウスとカラフルな旅ができた北部の街チェンライ、大自然あふれる秘島・ヤオヤイ島のリゾートを楽しんだ南部のプーケットを経て、次なる国マレーシアに入国した。

まずはカラフルでアーティスティックな世界遺産のペナン島を観光し、次に首都のクアラルンプールで中華系マレーシア人の友達の家に泊めてもらいながらブルーモスクやピンクモスク、バトゥ洞窟などを見学し中華系、マレー系、インド系の文化に触れることでマレーシアが多国籍国家であることを実感した。次の街マラッカではマレーシア最古のモスクやマレーシア最古の仏教寺院などを参拝し、古都の落ち着いた趣ある雰囲気を味わった。

マレーシアからシンガポールへのバス移動は、陸路で繋がっているのだからどうせ簡単だろうと思いきや意外と難易度が高く、様々な苦労がありながらも艱難辛苦を乗り越えて、何とかシンガポール中心地へと移動することができた。シンガポールではプロジェクションマッピングされた激レアでカラフルなマーライオンを見られたり、チャイナタウン・コンプレックスで安くて美味しい中華料理を食べまくったり、アジア文明博物館でシンガポールを中心としたアジア全体にわたる文化を学んだりして充実した日々を過ごした。

 

 

・LCCでは長時間のフライトでも水すら一切サービスされないというのは本当か?

さてマレー半島を南下する旅も無事に終わり、ついにシンガポールのチャンギ国際空港からギリシャに向けて飛び立つ日がやって来た。そもそもこの旅の最大の目的はギリシャ正教最大の聖地アトス山へと辿り着くことであり、シンガポールへやって来たのも格安航空機(LCC)のScootに乗って安くギリシャの首都アテネへ移動できるからだ。

シンガポールからアテネまで何と11時間30分に及ぶフライトの予定だが、ぼくはこれまでの人生でそんなに長時間LCCに乗ったことがなかった。LCCとは値段が格安である代わりに席が狭かったり、勝手にキャンセルされたり、飲み物のサービスすらないことが一般的だが、ぼくが心配だったのは11時間30分も飛行機に乗るのに本当に水の1滴すらサービスしてくれないのだろうかということだ。だってそんなん死んじゃうやん!水が欲しければ当然金を払えというスタイルなのだろうか。

チャンギ国際空港と言えば通常のイミグレーション前の手荷物検査とは別に、機内に入る前にも手荷物検査があり、そこで飲み物のペットボトルなどが回収されてしまうことで有名だ。普通ならイミグレ前で手荷物検査は終了なので、その後空港内で水やらお茶のペットボトルを買うことができれば、たとえLCC内で水のサービスが出なかったとしても水分を事前に確保することは可能なはずだが、チャンギ国際空港ではそうはいかないらしい。

果たしてScootでの水分問題はどうなってしまうのだろうか。

 

・チャンギ国際空港から乗るScootの手荷物重量検査は全然厳しくなかった

ぼくは海外旅行の際、全ての荷物を機内へと持ち運びたい派だ。それゆえ手荷物の重量検査が厳しいかどうかも、重要なチェックポイントとなってくる。というのも最低料金でチケットを購入したぼくは、荷物が規定の10㎏を超えていそうな気配がしたからだ。事前にオンラインチェックインさえできれば手荷物重量検査をスルーすることができる場合がほとんどだが、今回なぜかぼくはScootでオンラインチェックインできなかったので、空港でチェックインするしかなかった。Scootの手荷物の重量検査が厳しいかどうかも、今回の心配事のひとつだった。

しかしこちらの方は結論から言うと問題なかった。手荷物の重さを測ってねという測定器が置かれていたものの無視できるし、チェックインは人間なしの機械で完了するスタイルだったので手荷物重量検査をされることなくチェックインすることができ、そのまま機内へと乗り込むことができた。今回の経験だけから言うとチャンギ国際空港から乗るScootに関しては、手荷物の重量検査は全く厳しくないと感じた。

 

 

・11時間30分のフライトでもやっぱりLCCは水すらサービスされなかった

しかし重量検査はなくても本当に噂通りチャンギ国際空港では機内に乗り込む前にもう一度、凶器が入っていないかペットボトルが入っていないかなどの通常の手荷物検査はあるので、やっぱりそこでペットボトルが捨てられてしまう仕組みになっており、機内へ一切の水分を持ち込むことはできなかった。

そして機内ではいくら11時間30分の長時間のフライトであろうと、他のLCCと同じように一切の水分が提供されることがなかった!まぁ水が欲しけりゃお金を出して買ってくれということなのだろう。もちろん普通の国際線のフライトのように食事が出ることもないので、何も注文しない場合は文字通り11時間半もの間飲まず食わずで過ごすことになったのだった。

しかし本当に限界になったり体調が悪くなったりしたら、お金を支払って飲み物や食べ物を注文することができるので問題ないのだろう。ぼくは我慢できたが機内は乾燥しているものだし、やっぱり水分が一切摂取できないというのは少しきつい経験だった。今回の快適とは言い難いフライトを通して、やっぱり長時間の飛行機の移動は多少のお金を追加して払ってもLCCではない普通の飛行機に乗ろうと思ったのだった。

 

 

・プライオリティ・パスで飲食しまくって辛いフライトに備えよう

今回ぼくはフライトの11時間30分の間飲まず食わずになることが予想できたので、プライオリティ・パスを使ってチャンギ国際空港で2つのラウンジをはしごし、十分に食べまくったり飲みまくったりして備えていたので健康面は大丈夫だった。

楽天プレミアムカードを持っていれば世界中の空港に入り放題のプライオリティ・パスというカードが年会費11000円で手に入る。ぼくのように年に何回も海外旅行に行ったり空港を利用する人にとって、退屈な待ち時間を自由に食べたり飲んだりくつろいだりシャワーを浴びたりする時間に変換できるプライオリティ・パスは、旅人の必須アイテムだ。

今回のように安いので仕方なくLCCの長時間フライトを利用する場合にも、プライオリティ・パスは大いに役立った。

プライオリティ・パス使用!チャンギ国際空港T1でSATS Premier LoungeとMarhaba Loungeをはしごした

 

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