四国最南端の足摺岬!お遍路第38番「蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺」は巨大で美しい庭園に度肝を抜かれた

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庭園綺麗すぎ!!!でかすぎ!!!!!

四国最南端の足摺岬!お遍路第38番「蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺」は巨大で美しい庭園に度肝を抜かれた

・お遍路10日目は第38番金剛福寺からスタート!
・第38番金剛福寺の巨大な庭園
・第38番金剛福寺境内の様子
・第38番金剛福寺本堂
・第38番金剛福寺大師堂
・第38番金剛福寺お納経(御朱印)
・第38番金剛福寺御影、御姿
・四国最南端の足摺岬の景色

・お遍路10日目は第38番金剛福寺からスタート!

2020年車中泊お遍路逆打ちは、1日目が徳島県の第11番から第1番(合計11寺)まで、2日目が香川県の第88番から第82番(合計7寺)まで、3日目が香川県の第81番から第74番(合計8寺)まで、4日目が香川県の第73番から第66番(合計8寺)まで、5日目が愛媛県の第65番から第63番(合計3寺)まで、6日目が愛媛県の第62番から第54番(合計9寺)まで、7日目は愛媛県の第53番から第45番(合計9寺)まで、8日目は松山観光のため愛媛県の第44番のみ(合計1寺)を巡礼し、9日目は愛媛県から高知県をまたぎ第43番から第39番(合計5寺)までを巡礼した。

お遍路10日目は、高知県の第38番「蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺(さださん ほだらいん こんごうふくじ)」からスタートした。戦国時代以降、海の彼方にある常世の国・補陀落浄土を信仰して、ひとりで小舟を漕ぎ出す「補陀落渡海」が盛んだったという。和歌山県の熊野古道にも、世界遺産となった補陀洛山寺があるのでいつか行ってみたい。

 

 

・第38番金剛福寺の巨大な庭園

第38番金剛福寺で印象的だったのは、なんといっても広大で美しい庭園だ!大きな池を中央にして、その周囲に諸堂、カラフルで海洋的な土佐五色石、108体の仏群が立ち並びぶこの庭園は、観音の住む補陀洛界を表現しているという。こんなに巨大な池を用いて海洋的大自然を雄大に表現した庭園は、お遍路広しといえどもこの第38番金剛福寺に特異的なものだと感じた。

 

 

・第38番金剛福寺境内の様子

この仏塔、お堂、亀、弘法大師が同居してごちゃごちゃしている風景の写真は、なんだか自然信仰や神道や仏教が混在して混沌としている日本の祈りの形態を表現しているようで興味深いと感じた。亀はひとつ前の第39番延光寺にも赤亀伝説で鐘を背負った亀が安置されていたが、ここにも亀が祀られているとは、高知の海洋的信仰と亀は密接に関係しているのだろうか。

 

 

・第38番金剛福寺本堂

 

・第38番金剛福寺大師堂

 

・第38番金剛福寺お納経(御朱印)

 

・第38番金剛福寺御影、御姿

ふだらくや ここは岬の 船のさを とるも捨つるも 法のさだ山

 

・四国最南端の足摺岬の景色

 

第38番金剛福寺は四国最南端の足摺岬に極めて近く、ぼくたちは四国最南端の景色を拝みに行こうとついでに周囲を散策した。目の前に広がる青々とした太平洋!海の向こうに何ひとつ見えるものはなく、この果てしない海の先に浄土、常世があると考えた古代の人々の気持ちが、ぼくの胸の中にも沸き起こっていた。

 

 

 

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