地底湖ってなんか憧れる!!!!!
カラフルな鍾乳洞と神秘的な地底湖!岡山県中部の「満奇洞」へ行ってきた
・岡山県を深める旅
・ドラえもん映画「竜の騎士」からの地底湖への憧れ
・岡山県中部にある「満奇洞」を冒険しよう!
・満奇洞で見た人生初の感動的な地底湖の世界
・岡山県を深める旅
日本海沿いを北上する旅を実行するために、実家のある関西地方から長崎まで車を走らせていた。どうせなら今までスルーしていた途中の県も見て回ろうと思い立ち、手始めに岡山県を深めてみることにした。
最初に岡山県北部にある開放的な絶景混浴温泉の湯原温泉の「砂湯」を訪れた。
次に岡山市に住んでいる友達に案内してもらって岡山フルーツのかき氷や市場の海鮮丼など岡山の食を楽しんだ。
・ドラえもん映画「竜の騎士」からの地底湖への憧れ
次の日には岡山市の友達と別れて、彼のおばあちゃんの家の近くであるという岡山県中部の満奇洞という鍾乳洞を訪れた。今までの人生で見たことも聞いたこともなかった場所だったが、地底湖があるという情報がぼくの胸を躍らせた。なんか「地底湖」ってカッコよくないだろうか。
ぼくがそう感じる理由はドラえもんの映画「のび太と竜の騎士」にあると思われる。「のび太と竜の騎士」ではドラえもんたちが地底に存在する世界一大きな大空洞を発見し、その地底世界では恐竜たちが独自の進化を遂げ、地上の人間たちと同じように高度な知能や科学技術を備えているという物語だ。その地下の大空洞には美しい地底湖が広がっており、ぼくはその風景に魅了された。地下にも湖があるなんてとても不思議で神秘的だし、なんだか幻想的だ。
しかし今までの人生で「地底湖」を見る機会なんて皆無だったし、どこにあるのか、はたまた本当にこの世に存在するのかさえよく分からなかった。「地底湖」はぼくの中では、ドラえもん映画の中の単なる憧れでしかなかったのだ。自分がこの人生で地底湖を見られるなんて思いもよらなかった。岡山県の満奇洞にはまさにその地底湖があるというので、ぼくは地底湖を見るために岡山県中部へと向かった。本当にドラえもんの映画の中のような壮大な地底湖がこの目で見られるのだろうか。
・岡山県中部にある「満奇洞」を冒険しよう!
満奇洞の入場料は1000円、駐車所は無料だった。新型コロナの影響で中ではマスクをしてくださいと書かれている。確かに鍾乳洞は密閉空間で3密になりそうなので注意が必要そうだ。鍾乳洞の前のタヌキの置物もきちんとマスクをしている!しかしそんな心配もないくらい、中にはあまり人がいなかった。平日だからだろうか、そもそもあまり有名でなく人が来ないのだろうか。
満奇洞の中はとてつもなくカラフルでフォトジェニックだった!ここだけに限らず鍾乳洞ってしばしばめちゃくちゃカラフルに彩られるけれど、これってどうしてなのだろうか。やっぱりただのライトだけだと殺風景になるからだろうか。鍾乳洞の中の色はカラフルなだけではなく、時間に応じてその色彩を目まぐるしく変えていたので見る人を飽きさせることはなかった。
これもまた鍾乳洞に必ず起こることだが、各場所に名前が付けられていて看板で案内されている。「華厳の滝」「五百羅漢」「奥の院」など、鍾乳洞というものはいつも仏教的な世界観と結び付けられていて興味深い。不気味で神秘的な鍾乳洞や洞窟というのは、静寂に満ちた仏教的な悟りの世界や恐ろしい地獄の世界観と一致するからだろうか。
この日は大雨ったので時々進路も浸水していた。普段はどうか分からないが運動靴が濡れないように、サンダルなどで来た方がいい場所なのかもしれない。
・満奇洞で見た人生初の感動的な地底湖の世界
満奇洞の奥へと向かうと、ついに地底湖が目の前に姿を現した!!!おーこれが地底湖!!!本当に地底にこんな湖が広がっているなんて!!!!!
地底湖なのに橋までかかっていて神秘的で幻想的な雰囲気が漂っている!カラフルなライトが見る度にその色彩を変えていて美しい。
ドラえもん映画「のび太と竜の騎士」の地底湖をイメージしていたぼくとしては、ちょっと小さい地底湖だなと感じないこともなかったが、それでも人生で初めて見る地底湖に感動する心を抑えることができなかった。日本や世界にはこの他にも、もっといろんな地底湖があるのだろうか。また機会があれば訪れてみたい。