フォトジェニックな古民家街!憧れの中国雲南省・麗江古城は言葉にできないほど素敵な街だった

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憧れの麗江は思い描いていた以上に素敵な場所でした!

フォトジェニックな古民家街!憧れの中国雲南省・麗江古城は言葉にできないほど素敵な街だった

・直感的に憧れ続けた中国雲南省麗江
・ぼくは日本の古民家カフェが大好き
・古代中国に迷い込んだかのような古民家立ち並ぶ麗江古城
・カラフルでフォトジェニックな麗江古城

・直感的に憧れ続けた中国雲南省麗江

中国雲南省の首都・昆明から高速列車に乗って、ずっと憧れだった麗江にやってきた。ぼくはなぜかわからないがずっと昔から、中国の雲南省、特に麗江やシャングリラ (香格里拉)に直感的に憧れていたのだ。しかしそんなマイナーな行きにくい場所を訪れる機会も全くなく、麗江を訪れるということはぼくの中で夢のまま保存されていた。

今回東南アジア周遊の旅としてタイ、カンボジア、ベトナム、ラオスを回った後で、ラオスから陸続きで中国に入国しようと考えた。ラオスに接している中国の地域は、雲南省だ。何年もの憧れを蓄えながら、ぼくはやっと雲南省・麗江を訪れる機会を得たのだった。

しかしこんなに長年直感的に憧れ続けた麗江が、思ったよりもよくなかったという事態になったら、何だか寂しいなという懸念もあった。けれど麗江は、そんな懸念を一気に吹き飛ばしてくれるほどの威力を持ってぼくの心に迫ってきた。

 

 

・ぼくは日本の古民家カフェが大好き

ぼくは昔から日本の古民家カフェが好きだ。今の家にはない深い焦げ茶色の柱や家具たちがその家の歴史や人々の営みを伝えているかと思うと、その空間にいるだけで情緒深い気分になれる。向こう側の見えないすりガラスの窓のそばに座っていると、まるでおばあちゃんの家に来たかのように心が安らぐのだ。懐かしい気持ちを誘う古民家とは、日本にこそあるものであり、外国では経験できない種類の尊い感情を導き出してくれる日本ならではの建物だと信じ込んでいた。

しかしそんな古民家好きのぼくが、そして全ての古民家好きの日本人の皆さんが、圧倒的に満足させられてしまう古民家の街が、中国雲南省にあったのだ!その町こそが「麗江」である。麗江と言ってもその範囲はかなり広く、現代的な都会の部分から旧市街まで様々な地区があるのだが、正確に言うと古民家好きが興奮してやまないであろう場所は「麗江古城」という旧市街である。これは将来、日本中の古民家好きの人々の憧れの街になるのではないだろうか。

 

 

・古代中国に迷い込んだかのような古民家立ち並ぶ麗江古城

 

麗江古城には古民家しかない。古民家だけで形成されている広範囲な街があるなんて、それだけでも驚く。しかしだからと言ってしなびた田舎町というわけではなく、麗江古城は観光地として有名であり、若者たちの活気であふれ、雲南省ならではのクリエイティブなお土産物屋さんが立ち並び、プーアール茶をはじめとした風流な中国茶カフェが軒を連ねるという夢のような情緒深い場所だ。

 

 

そんなに観光地化されているなら汚い場所なのかというと全くそうではない!雲南省の豊かで美しい山々が運んでくる清流が街のいたるところに流れており、本当に心が洗い流されるような思いがする。雲南省ならではの少数民族文化も発展しており、街のあちこちに絵のような”生きた象形文字”である「トンパ文字」を見つけるのも楽しい。ぼくはトンパ文字で自分の名前のハンコを作ってもらったりもした。

 

ナシ族の生きた象形文字!中国雲南省麗江でトンパ文字のハンコ(印鑑)を作った

 

麗江古城は旧市街であるので道が狭く、迷路のような広がりを見せており少年的な冒険心をくすぐられる。何日も歩き回ってもはや麗江古城なんて全て見てしまったと思っていても、ふと知らない道に迷い込むと全然違った美しい風景が目の前に広がったりするのだ。麗江古城の散策は、どんなに時間をかけても飽きることは決してないだろう。

 

 

中国人の若者たちも多く他地方から麗江に移り住んで来ており、理由を尋ねると都会の生活が忙しすぎて疲れてしまった、麗江のように時間がのんびり流れている場所で過ごすことが人生の幸せだと気づいたと語っていた。彼らの言葉にぼくも深く同意し、ぼくだってできることなら麗江に住みたいくらいだと感じた。

 

麗江はフルーツ天国!目の前で切ってくれる中国雲南省麗江の格安果物屋さんでの量り売り購入方法を徹底解説

 

麗江古城の街並みは、本当に古代中国に迷い込んだかのように風流だ。ぼくの大好きなフルーツが安価でフォトジェニックに売られていたり、少数民族的な見たこともない不思議なグッズが並べられていたり、靴やカバン製品が日本では買えないような値段で売られていたりと見ているだけでも楽しい。

 

古城を中から眺めるのももちろん心躍らされるが、古城内の丘の上までのぼり、古い灰色の瓦屋根が無数に並ぶ麗江古城を見下ろすのも見たことのない絶景だ。本当に時代を超えて古代中国を訪れたような感動を、ここ麗江古城では味わうことができる。丘の上の絶景カフェで中国茶を飲む時間も格別に風流だ。丘の上からは麗江の果てに聳え立つ山脈の連なりが見える。ああ麗しきかな、麗江。麗江の後にはあの山脈を超えて行くのだと思うと胸が高鳴った。

 

 

・カラフルでフォトジェニックな麗江古城

麗江古城にはカラフルでフォトジェニックな風景も満載だった。

 

 

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