ミャオ族最大の村!西江千戸苗寨で古民家の絶景と世界で最も美しい壮麗な風雨橋を眺める

 

中国の橋って美しい!!!

ミャオ族最大の村!西江千戸苗寨で古民家の絶景と世界で最も美しい壮麗な風雨橋を眺める

・西江千戸苗寨でミャオ族の文化に触れる
・西江千戸苗寨を見渡せる絶景安宿に宿泊した
・西江千戸苗寨の丘にある古民家集落の冒険
・現代の日本の橋のつまらなさ
・世界で最も美しい!中国貴州省の風雨橋に出会った

・西江千戸苗寨でミャオ族の文化に触れる

中国初の夜行列車に乗って、中国貴州省にあるミャオ族最大の村、西江千戸苗寨を訪れた。

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西江千戸苗寨ではミャオ族の麗しくもたくましい女性の民族衣装に感動した。

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そのミャオ族の銀装飾に触発され、ぼくもミャオ族の孔雀の銀細工を買ってみた。

 

・西江千戸苗寨を見渡せる絶景安宿に宿泊した

 

西江千戸苗寨ではミャオ族の服装や装飾など、その民族の外見的な特徴だけに言及してきたが、この西江千戸苗寨の村自体がかなりの絶景で見所があった。西江千戸苗寨は川を挟んでその両岸からすぐに丘になっており、そこにミャオ族の伝統的な古民家が密集しておりかなりの迫力と美しさだ。

 

 

ぼくの宿も高台のほぼ頂上にあったので、重いバックパックを背負ったまま迷路のような狭路を彷徨い歩きたどり着くのは息切れすほどキツかったが、その苦労の甲斐もあると思わせてくれるほどの絶景を毎日眺めながら西江千戸苗寨での日々を過ごせたので大満足だった。

 

ぼくが宿泊した古民家宿「西江鼓蔵人家客桟」は、本当に古民家というだけあって古い感が満載で、床なんか歩くたびにギシギシ鳴るしちょっと怖くてちょっとワクワクした。1泊1000円ほどで和式トイレ、シャワー、エアコン付きのシングルルームに泊まれたので、その絶景も合わせるとかなりお得だったと感じた。

 

・西江千戸苗寨の丘にある古民家集落の冒険

 

西江千戸苗寨はその趣深い古民家が立ち並ぶ丘の斜面の狭い道を、彷徨い歩きがら冒険するのがとても楽しかった。この先に何が出てくるのだろうとワクワクしかしないし、どうしてこんなところにと思うような場所に銀細工店やお土産やさんがカフェがあったりしてその発見が楽しい。

 

 

たまに馬に荷を乗せて運んでくる人々に出会うと、道が狭すぎて馬がでかいのでこちらがすれ違いに道を通り抜けることができずに、馬が動き出すのを待たなければならないという日本では考えられないようなハプニングもあって面白い。階段では吠えない犬がのんびり寝ていたりして、人々の生活の中にいろいろな動物が参加していることを感じさせる。

 

観光のためではなくて本当に昔からここにミャオ族の人々が住んでいたのだろうと確かに思えるほどに、道が狭くて入り組んで迷路のようになっており、まさに旧市街という感じの様相だ。しかし西江千戸苗寨でぼくを感動させたのは、丘の斜面の古民家あふれる旧市街ばかりではなかった。

 

 

・現代の日本の橋のつまらなさ

ぼくが西江千戸苗寨で感動したのはなんと言っても橋である。みなさん橋についてどのような普段感想をお持ちだろうか。

日本の橋というとなんだか殺風景なものが多い。たしかに奈良県の秘境・十津川村には日本一長い吊り橋などという面白い橋も存在するが、ぼくたちが普段実用的に使っている橋と言えば、デザインに何の工夫もない、とりあえず渡れればいいですよというような無感動なものが多い。

しかし本来橋といえばぼくたち日本人にとって重要な意味合いを持っていたはずだ。橋とは本来「端」のことであり、村々の端っこにありながら村と村の境界を意味し、そこには異界の者や魔物が住むとされている要注意ポイントだったようだ。またこの世を此岸、あの世を彼岸ということからも、あの世とこの世をつなぐ重要な通路として橋を解釈することもできる。橋は古来の日本人にとって怪しく、そして神聖なものだったのではないだろうか。

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「橋」がそのように重要な未知なる異空間としてのあらゆる境界だという感性を現代の日本人は完全に忘れ去って、ただ渡れればいい、ただ移動できればいい通路だと解釈してしまっているのではないか。なんだか現代の日本の橋には、感動と神聖がないとぼくは感じる。重要な境界としての「橋」というものをもっと尊重し、もっと丁寧にもっと民俗的に美しく作り上げるべきではないだろうか。橋というものに、もっとこう現代的技術とかではなくて、精神的な豊かさや歴史や感性を込められないものだろうか。

 

 

・世界で最も美しい!中国貴州省の風雨橋に出会った

たとえばぼくはチェコのプラハのカレル橋が大好きだ。それはヨーロッパで最も古い石橋だという。カレル橋から眺めるプラハ旧市街の街並みは、まるでおとぎ話の世界のようにそれはそれは美しく、さらに聖人の像が何体も橋に建てられることにより、その国の信仰や歴史を感じることができる。橋とは本来このように重要で、精神を示すべきではないだろうか。

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ぼくはこれまでこのカレル橋が、世界で最も美しい橋だと思ってきたが、中国でそれに負けずとも劣らない、素晴らしい沢山の橋を見つけることができた。西江千戸苗寨内の橋も、それはそれは美しく壮麗だった。

 

西江千戸苗寨のみならずこの周囲の中国貴州省の少数民族地帯一帯に共通していることだが、この地域の橋は素朴な木造建築で、しかもなんと古民家のような伝統的な屋根が取り付けられている!橋には椅子も設置され、屋根も椅子もあるので橋が少数民族の人々の憩いの場となっているのだ。雨が降ってもここで休めばいい。このような橋は、雨風をしのげることから「風雨橋」と呼ばれるらしい。

 

 

中国貴州省の少数民族地域の木造建築の橋は、なんて美しいのだろう!なんて凝った作りなのだろう!ぼくは感動せずにはいられなかった!こんな橋、日本はおろかその他の世界でもお目にかかったことがない!しかもこの橋の屋根の作りが、瓦を使用してなんとなく日本の家の屋根にも似ていることから、自分という民俗とのつながりも意識され、より一層感動が心にあふれ出す。中国貴州省の橋は、今まで見た中では世界でいちばん美しい!

 

 

たしかに橋なんて、日本の殺風景な橋のように、本当は渡れさえすればいいのだ。別に風雨橋のように、橋に美しい瓦屋根も椅子だって取り付ける必要などないだろう。無駄かもしれない。しかしそんな無駄を敢えて取り付けることで、中国の少数民族の民俗的感性や精神的豊かさを感じ取ることができる。

 

さらには経済的豊かさも意味するのかもしれない。お金が余っていなければ、渡れればいいだけの橋にわざわざ屋根なんて取り付けようとしないだろう。お金が余っている豊かな生活を送っているから、こんな橋が作れたのではないだろうか。それともお金もそんなに余っていないのに、自分たちに大切なのは、自分たちの民族同一性を示してくれるところのこの壮麗な風雨橋だからということで、無理してでも建設したのだろうか。それはそれで素晴らしい精神性であるように思われる。

 

 

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