海鮮料理が美味しい廈門は天国だー!!!!!
海鮮料理がマジでうまい!中国福建省廈門(アモイ)は中国で一番食事が美味しい天国だった
・福建省の廈門とはどのようなところだろうか
・廈門は整然とした大都会だった
・美味しい海鮮料理にあふれている廈門は天国の街
・福建省の廈門とはどのようなところだろうか
風光明媚な絶景の桂林の旅を終えて、飛行機で福建省廈門までやって来た。
「福建省」と言えばぼくはサントリー烏竜茶しか思い浮かばないが、何か他に有名なものでもあるのだろうか、見当もつかない。ぼくは今回ラオスから中国南西部の雲南省に入り、中国南部を東へ東へと進行し、貴州省、桂林と旅を継ぎ、ついには中国東海岸の廈門へとたどり着いた。
ぼくが廈門へとやって来た目的はただひとつ、フェリーに乗って台湾の離島・金門島へと行くためだった。そしてそのまま台湾本島へと渡り、そこから中島みゆきのラスト・コンサート「結果オーライ」の東京新宿初日公演を鑑賞するために日本へと帰国するつもりだった。
・廈門は整然とした大都会だった
廈門は思っていたよりも大都会だった。それも伝統的な感じの古い街並みというわけではなく、整然とした最近発展したというような雰囲気だった。久々に海がすぐ近くにある街で、新しく発展したという感じも手伝って10年間住んでいた沖縄を思い出して懐かしくなった。
ぼくの廈門の宿は中心部から少し離れたところにあり、ぼくは1泊1000円ほどのドミトリーに宿泊した。今までのドミトリーよりも少し高いので、中国では東海岸の物価が高めなのかと感じられた。この宿で、同じドミトリーの部屋だった貴州省の貴陽出身の中国人青年と友達になったので、一緒に夕食に行くことになった。彼は前日に廈門に到着したらしく、宿の周囲のご飯屋さんをよく知っていたので連れて行ってもらった。
・美味しい海鮮料理にあふれている廈門は天国の街
廈門を歩いていて気付いたことは、これまで旅してきた中国の雲南省、貴州省、桂林とは全く食べ物の種類が異なっていることだった。廈門にはめちゃくちゃ、海鮮料理が多い!!これは日本人のぼくにとってかなりの朗報だった。これまで旅してきた中国の場所では全然海鮮料理に触れる機会がなかった。海に囲まれた島国である日本に生まれ育ったぼくは、自然と日常的に海鮮類を口にしていたので、ぼくにとって海鮮料理を食べない中国の日々は潜在的に心に不満を感じていたに違いない。ここに来て海鮮料理を目の前にしてみると、これまで自分でも気づかなかった海鮮料理を食べたいという欲求不満が爆発し、ぼくは廈門で海鮮料理を食べまくるハメになった。
廈門は海鮮料理ならなんでもありという感じだったが、特に牡蠣が名物らしく、歩いていると10個で10元(150円くらい)という日本では信じられない値段で牡蠣が食べられるので大満足だった。その他の海鮮料理も比較的安く、ここは天国かと思ってしまうほどだった。
牡蠣の煎という、牡蠣と卵と野菜でオムレツを作ったような料理は特に美味しく、この周辺の名物料理であるようだった。食べ物が美味しいと、本当に最高の旅になるなと感じた。ぼくは久々の海鮮料理との出会いに興奮してしまい、牡蠣煎とイカ料理とアサリの料理まで頼み、中国人青年とシェアして幸福な夕食を終えた。
以前旅では人の質のよさが最も大切であるというような旨の記事を投稿したが、やはりそれと同じくらい食事が自分に合っていることも大切なのだと気が付いた。ぼくはもはや美味しい海鮮料理を食べられたその時点で、まだ全く観光していない廈門という街を大好きになってしまったのだった。