天空のチベット都市!標高3200mの香格里拉(シャングリラ)旧市街で巨大マニ車を回す

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約1週間ぶりの香格里拉だー!!

天空のチベット都市!標高3200mの香格里拉(シャングリラ)旧市街で巨大マニ車を回す

・雨崩の大冒険の終わり
・飛来寺から香格里拉(シャングリラ)までバス旅行
・香格里拉(シャングリラ)でチベット料理を食す
・香格里拉(シャングリラ)の街の構成
・香格里拉(シャングリラ)の巨大マニ車
・雨崩の3人で最後の香格里拉(シャングリラ)観光
・最悪の結末!麗江行きのバスが売り切れ

・雨崩の大冒険の終わり

飛来寺で神々しくあまりに美しい梅里雪山の絶景を見たぼくとシェイミンは、雨崩の冒険が最初から最後まで感動だらけだったことに満足して、香格里拉まで戻ることにした。香格里拉にはぼくたち2人と共に雨崩を冒険したシャオヘイが待っていた。

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・飛来寺から香格里拉(シャングリラ)までバス旅行

飛来寺から徳欽までは早朝8時40分に無料バスが出ていたのでそれを利用。徳欽のバスターミナルで香格里拉行きのバスに乗り換える。徳欽から香格里拉までのバスは1日に何本もあるので安心だ。しかし中国のバス、国の人口が多いからかなんなのかいつも満員でちょっとだけ疲れる。ヨーロッパの空席だらけだった長距離バスが懐かしい。

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香格里拉に到着したのは午後の1時ごろ。シャオヘイとはもう会えないと思っていたのになんと1日ぶりの全然感動も何もない再開を果たし、一緒に昼食をとった。

 

・香格里拉(シャングリラ)でチベット料理を食す

昼食はチベット料理に挑戦!なるほどこれがチベット料理かと思いながら噛み締めて食べたが、中国料理との違いがそんなにわからなかった。チベット料理の方が香辛料など使わずに素朴な味わいだろうか。ぼくにはそれよりも、レストランの店内にゴミがそのまま散乱していることが気になった。いくら中国といえどこんなに散らかった店内は初めて見た。

普通に美味しいけれど、手放しですごく美味しいと言えるわけでもないチベット料理の昼食を終え、ぼくたちは香格里拉旧市街へと向かった。

 

 

・香格里拉(シャングリラ)の街の構成

ぼくが雨崩の大冒険にでかける前に滞在していたのが香格里拉旧市街だ。なんと香格里拉旧市街に5泊もしていたので、今更香格里拉旧市街の観光も何もないのだが、中国人青年2人はまだ旧市街を訪れていないということでぼくが案内する形で3人で観光した。

香格里拉は旧市街とそれ以外の大きくて新しくて近代的な新市街にわかれていた。ぼくは前回の滞在中ほとんど旧市街にいたので、ああこの風情が香格里拉か、なんとも昔の趣を残した独特の街並みだと旧市街を香格里拉のすべてだと思っていたが、面積的に言えば香格里拉の近代的な新市街の方が圧倒的に大きく、旧市街とは香格里拉のほんの一角に過ぎなかった。

雨崩から帰ってきたばかりのぼくたちには、香格里拉の新市街がものすごく都会に映った。しかし近代的都市と言ってもそのビルの模様が所々チベット的であり、一応民族的な特徴を尊重しているかのように見える。

バスターミナルは新市街にあったので、ぼくたち3人は新市街で合流し、新市街で昼食を食べた後、そのまま徒歩で旧市街へと向かった。

 

・香格里拉(シャングリラ)の巨大マニ車

 

旧市街!懐かしい!ぼくが5日間過ごした町だ(まだそのことはブログに書いてないけど!また書きます)。木造のチベット的な家並みが素朴で懐かしい。秘境雨崩の冒険を終えて無事に戻ってこられた運命に感謝した。

 

 

香格里拉旧市街の見所はなんと言っても亀山大佛寺の巨大なマニ車だ。一体何メートルあるのだろう。ぼくが今まで見たマニ車の中で一番大きい。

 

 

マニ車とはチベット仏教のお祈りの道具で、中に経文が入れられ、1回クルクル回すと1回お経を唱えたのと同じ功徳が得られるという、合理的なのか怠惰的なのかよくわからないけどとりあえずありがたい仏具である。普通は手の持ってクルクルしたり、お寺の壁にいくつも中くらいの大きさのものが並んでいるのだが、こんなにも目立つところに大々的に聳え立っているど迫力のマニ車は初めてだ。

しかしだからと言ってありがたい感じがするかと言われればそうでもない感じがぼくの印象的にはした。なんだか伝統や歴史を感じさせない、とってつけたような新らしさが気にかかるマニ車だった。けれどこんなに大きなマニ車を、見ていて楽しいことに間違いはない。

 

 

普通マニ車はひとりでクルクルっと気軽に回せるのだが、このマニ車はあまりに大きいのでみんなで協力して回さなければ動かなさそうだ。ぼくたち3人が力を合わせても回すことはできず、その大きさと重さがうかがい知れた。結局他の中国人観光客その他大勢と協力して、やっとこさ回すことができるという結末だった。

 

 

巨大マニ車を回すシェイミンとシャオヘイ。

 

亀山大佛寺からの眺めは美しい。香格里拉の旧市街を一望できる。

 

 

・雨崩の3人で最後の香格里拉(シャングリラ)観光

香格里拉の旧市街は楽しい。チベット仏教の世界観を絵にした曼荼羅を絵師が実際に描いていたり、いつも通っていた食堂のおばちゃんと再開してヤクミルクのヨーグルト(5元)をもらったり、ストゥーパ(仏塔)が聳え立ついかにも天空のチベット世界らしい広場を通り過ぎたりした。これでもう、香格里拉に思い残すことはない。

 

 

・最悪の結末!麗江行きのバスが売り切れ

今度こそ本当にシャオヘイとお別れして、ぼくとシェイミンは一緒に麗江へ向かった。麗江行きのバスの最終時間は18時。それには間に合うように1時間前には香格里拉バスターミナルに着いたが、なんとバスチケットは売り切れという最悪の1日の結末が待っていた。

えええどうしよう…もう麗江の宿の予約とっちゃったよ…仕方ない、香格里拉に泊まるかと諦めかけた時、なんとぼくたちの横にいたおじさんが麗江行きのバスの運転手で、困っているぼくらを見かねてバスに乗せてあげるよと持ちかけてきた。もちろん正規料金。こんなにありがたいことはない!!!

もちろんおじさんは中国語しか話さないのでシェイミンが会話交渉してくれていたのだが、ぼくはこの時ほど中国旅行で中国語を話せることの必要性を感じたことはなかった。ぼくのように片言で話せるくらいの能力しかなければ、麗江に行くことはできなかっただろう。ひとりきりになっても大丈夫なように、もっとすらすら中国語を話せるように努力しようと感じた次第だった。

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