アフリカの冒険は謎だらけ!縦断前の数々の疑問点について、縦断後の自分が徹底的に回答してみた
・アフリカ縦断の旅は謎だらけ!
・疑問点1:アフリカ縦断には何日間かかるのか?
・疑問点2:アフリカ縦断には何円かかるのか?
・疑問点3:アフリカ縦断に米ドルは必要か?
・疑問点4:アフリカ縦断には何を準備していくべきか?
・疑問点5:アフリカ縦断にマラリアの予防薬はいる?
・疑問点6:アフリカ縦断の服装はどうしたらいい?
目次
・アフリカ縦断の旅は謎だらけ!

アフリカ縦断の旅をしようと思い立ったものの、アフリカ縦断の旅には数々の謎がぼくの脳内に浮かんでは消えていった。行ったこともない領域なので何が起こるのか全く予測できず、数々の困難が予想されるが、調べてもよくわからないことも多々あるのでとりあえず前に進んでみようと思う。その前にアフリカ大陸縦断の旅の前に自分が抱いていた疑問点や問題点をまとめ、アフリカの旅が無事に終わった暁には自分自身で答え合わせしようと思う。
・疑問点1:アフリカ縦断には何日間かかるのか?
アフリカ縦断と言えば基本的には東アフリカを南下していくかと思われるが、単純な疑問として一体何日間かければアフリカ大陸を渡り切ることができるのだろうか。これは調べてみても旅する人のスタイルによるとしか言えないので何とも言えないだろう。ぼくに関しては特に期限もない旅なのでどれだけかかっても何の問題ないのだが、まず最初に浮かぶ素朴な疑問である。
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで147日間、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。詳細な日程は以下の通り。
国名 | 期間 |
エジプト | 30日間(5/8-6/6) |
エチオピア | 17日間(6/6-6/22) |
ケニア | 19日間(6/22-7/10) |
ウガンダ | 12日間(7/10-7/21) |
ルワンダ | 6日間(7/21-7/26) |
タンザニア | 17日間(7/26-8/11) |
マラウイ | 11日間(8/11-8/21) |
ザンビア&ジンバブエ | 8日間(8/21-8/28) |
ボツワナ | 5日間(8/28-9/1) |
ナミビア | 11日間(9/1-9/11) |
南アフリカ共和国&レソト | 21日間(9/11-10/1) |
・疑問点2:アフリカ縦断には何円かかるのか?
これは重要な疑問だが、アフリカ縦断には一体いくらのお金がかかるのだろうか。ぼくはコロナワクチンバイトで十分な資産形成をしてきたので、これに関してもいくらかかっても構わないが、問題点はそこではない。まずアフリカにはきちんとATMがあり、他の国のようにきちんとキャッシングして現金を調達できるのかということだ。いくら資産形成してもそのお金を使えなければ意味がない。海外のクレジットカード利用は多額の海外決算手数料を奪い取られるため、できることならセディナカードで賢くキャッシングして現金を利用したい。
この疑問に対するアンサー記事はこちら!
およそ100万円かかった。
・疑問点3:アフリカ縦断に米ドルは必要か?
お金に関してはこれもまことしやかに囁かれている噂なのだが、どうやらアフリカ縦断には米ドルがある程度必要なのだそうだ。ビザを取得する際にも米ドルの現金しか使えなかったりとか、両替するにしても日本円が使えなくて困ったりするらしい。まぁ両替なんて滅多にしないのでATMからキャッシングできれば何の問題もないが、ビザが取得できないのは困るのである程度の米ドルは確保しておきたい。円安のこの時期に、アメリカにいくわけでもないのに米ドルに両替しなければならないというのはかなり心苦しいが、選択の余地はあるまい。
問題はいくらの米ドルが必要かということだ。実際にアフリカを縦断した旅人に聞くところによると10万円くらいが相場のようだが、一緒にアフリカを縦断する予定の台湾人は何と30万円くらいの米ドルを確保したという。一体そんなにいるのだろうか?大金を持ち歩きながらアフリカを旅するなんて危険だと感じるので、ぼくも10万円くらいの米ドルを両替して持っていくことにいた。まぁこんなに要らないかもしれないけど、念のため!
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アフリカ旅に米ドルは絶対必要!ある程度持っていくべき。
・疑問点4:アフリカ縦断には何を準備していくべきか?
未知なる大陸の冒険には、一体どんな準備が必要なのかも気がかりだ。他の国の旅と比べて、特別に必要なものがアフリカ旅にはあるのだろうか。実際にアフリカを旅した旅人から聞くところによると、テントが便利だという情報が入ってきた。アフリカの南部では宿代が高いが、キャンプ場のようなところに自分でテントを張って眠るだけだとかなり安上がりになるというのだ。その際には寝袋もあると便利だという。またアフリカの宿には南京虫も多いので、部屋を確保できてもベッドに直接寝ずに、テントを張ってその中で休んだりできるらしい。南京虫対策に電気を消さずに眠るために、アイマスクもあると便利だという。
本当か嘘かわからない情報が混在しているが、とりあえず寝袋やトラベルシーツ、アイマスクは持っていくことにした。テントは大きすぎるし重すぎるし、もし必要ならば物価の安い国で調達できるだろうと考えた。
アフリカ南部にもドミトリーの宿は豊富にあり、はっきり言ってテントなんて不要。例外としてナミビアのロードトリップでテントが必要な場合は、レンタルが可能だった。それ以外でテントが必要な場面はなかったので、ナミビアのためだけに重くて嵩張るテントを持ち歩くなんてナンセンスだ。
アフリカの宿は南京虫だらけ、ゴキブリだらけというイメージがどこかにあったが、世界中で使える宿の予約サイトBooking.comで多くの程度レビューがありある程度評価の高い宿を賢く選択していれば、そのような宿に当たることはなかった。どちらかと言うと蚊の方が気になるので、蚊帳がちゃんと機能しているかチェックしたい。
南京虫が心配な場合はトラベルシーツを使うことで安心して眠ることができたので、トラベルシーツは持っていってよかった。逆に顔に付着していることが不快だったので、アイマスクなんて全く使わずに不要だった。寝袋はナミビアのロードトリップで必要だった以外は、特に使う場面はなかった。それならナミビアでレンタルするだけでもよかったかも。標高の高いレソトでは雪が降るほど寒く、その際には寝袋があると温かく眠れたので安心だった。
・疑問点5:アフリカ縦断にマラリアの予防薬はいる?
アフリカ縦断の旅で最も気がかりなのが、マラリアという疫病だ。マラリアには予防接種はないが、予防薬はある。しかし毎日飲んだりしなければならないらしく、副作用もあるしかなりめんどくさそうだ。本当にマラリアの予防薬なんて必要なのだろうか。マラリアの予防薬に関しては現地調達できそうなので、出国前にはそれほど重要ではなかったが、蚊に刺されないように機内持ち込む可の虫よけスプレーだけは準備しておいた。
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安価でマラリアの予防薬を買うには買ったが、ぼくの場合は飲むことなく終わった。
・疑問点6:アフリカ縦断の服装はどうしたらいい?
縦断というのは非常に厄介だ。横断とは違い北半球と南半球をまたぐので、途中で季節が逆転するという現象が起こり得るからだ。ぼくは春にエジプトからアフリカ縦断を開始するので、その頃南半球は秋で、徐々に冬になっていくだろう。アフリカの冬はそれほど厳しいものではないらしいが、ずっと北半球にいるつもりで真夏の服装しか持って行かなければ必ず後悔するだろう。わざわざ寝袋を持って行くのは、冬の寒さ対策という側面もある。ぼくは真夏でも真冬でも対応できるように、通常の真夏の服装に加えて、ちょっと厚めの長袖や、ユニクロのウルトラライトダウンも持って行くことにした。それで対応できなければ現地調達するまでだ。また長袖は、マラリアの蚊対策としても有効となるだろう。
アフリカ縦断の気温は本当に国や地域によって様々だったので、本当に真夏〜真冬の服装が幅広く必要だった。
国名 | 期間 |
エジプト | 30日間(5/8-6/6) |
エチオピア | 17日間(6/6-6/22) |
ケニア | 19日間(6/22-7/10) |
ウガンダ | 12日間(7/10-7/21) |
ルワンダ | 6日間(7/21-7/26) |
タンザニア | 17日間(7/26-8/11) |
マラウイ | 11日間(8/11-8/21) |
ザンビア&ジンバブエ | 8日間(8/21-8/28) |
ボツワナ | 5日間(8/28-9/1) |
ナミビア | 11日間(9/1-9/11) |
南アフリカ共和国&レソト | 21日間(9/11-10/1) |
このような日程においてエジプトはかなりの猛暑、エチオピアは高原が多く比較的涼しい、ケニアも比較的涼しく春や秋のような快適な気温、ウガンダは暑い、ルワンダ〜ボツワナも春〜夏のようで比較的快適、ナミビアはスワコプムントだけなぜかやたらと寒くユニクロのウルトラライトダウンが必要、南アもやや寒く、レソトは雪が積もるような真冬の天気となった。
このように実に多岐にわたる気温だったため、多様な季節の服を準備していくと安心だ。真夏の半袖半ズボンの服装に加えて、暑くてもマラリア予防のために薄手の長袖長ズボンがアフリカ旅では必要になってくるし、真冬の気候に備えて薄めのセーターも1〜2着、そしてユニクロのウルトラライトダウンは必須だと感じた。
ウルトラライトダウンはコンパクトなのにちゃんと温かくて本当に重宝した。こんなのアフリカでは絶対買えない!これがあるだけで真冬の気候にも対応できてとてもありがたかった。ウルトラライトダウンを持ってきていない日本人はコートを現地調達しなければならず要らぬ出費を強いられていた。
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