フラミンゴがいっぱい!!!!!
ピンク色の塩湖とフラミンゴの絶景!ナミビア第2の都市スワコプムントはヨーロッパ的な街並みが美しかった
・知性と肉体と運を使い果たしたナミビアのロードトリップの旅
・ナミビアのロードトリップの具体的日程
・スワコプムントの宿泊にはAirbnbを活用
・ヨーロッパ的な街並みが美しいスワコプムントを散策
・ランチは評価の高いVillage Cafeでシュニッツェルを
・9月のスワコプムントは大量のフラミンゴを見ることができた
・幻想的!塩の工場の近くにはピンク色の塩湖が広がっていた
・フラミンゴを追いかけていたら終わった1日
目次
・知性と肉体と運を使い果たしたナミビアのロードトリップの旅
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
ナミビアでは観光名所に行くためのツアーが高すぎるので、自分たちでレンタカーを借りて自由に国中を回るというロードトリップという旅の形式が定番だ。レンタカーを借りるならばメンバーが多ければ多いほど1人当たりの料金が安くなるので、様々な方法を駆使して必死にロードトリップ仲間をかき集め、幸運も手伝って最多の4人でナミビアを旅できることになった。
さらに海外でのレンタカーはもちろん、外国で運転した経験すらなかったぼくだったがメンバーに先駆けて単独でナミビアまで移動し、現地のお店まで見に行ったり直接質問したり、またインターネット上の情報を可能な限り集結させて、何とか格安でレンタカーを借りることに成功した。
加えて国際免許証を持って来なかったぼくがナミビアで運転できるようにするために、首都ウィントフークの日本領事館へ赴き、翻訳証明をゲットした。日本の免許証とこの翻訳証明があれば、日本人はナミビアの大地を自由に運転できるのだ。
最後にロードトリップでナミビアを一周するルートとそれぞれの町で泊まる宿を決定して、準備は完了した。本当に脳をフル活用して様々な問題について考え、さらに激しい行動力を起こしてそれを解決しようとする、知性と肉体と運を最大限まで駆使して奔走したのはアフリカ縦断の旅の中でもナミビアだけだったので、そういう意味でもナミビアの旅は記憶に深く刻み込まれている。
・ナミビアのロードトリップの具体的日程
レンタカーを借りるのは7日間なので、合わせて6泊7日のロードトリップになる。
1日目:首都ウィントフークからナミビア南部セスリエムまで移動
セスリエム・キャンプサイト泊
2日目:ナミブ砂漠のデッドフレイ、デューン45など観光
ナミビア西部のスワコプムントへ移動
スワコプムント泊(Airbnbで見つけたScultetus Hausで3泊)
3日目:スワコプムント周辺観光
スワコプムント泊
4日目:スワコプムント周辺観光
スワコプムント泊
5日目:エトーシャ国立公園近郊のツメブへ移動
ツメブのVilla Africa Gueshouse & Tsumeb Backpackers泊
6日目:エトーシャ国立公園サファリ観光
エトーシャ国立公園内のHalali Camp泊
7日目:エトーシャ国立公園から首都ウィントフークまで移動
ウィントフーク泊
・スワコプムントの宿泊にはAirbnbを活用
ナミビアのロードロリップ3日目は、スワコプムントでスタート。西海岸に位置するナミビア第2の都市スワコプムントでは、Airbnbで見つけたScultetus Hausという何部屋もあって広くて綺麗で快適なアパートの一室で3泊した。4人いると料金を4で割れるので、大きな部屋でもお得に借りられて便利だ。地下に駐車場もあり。
キッチン用品も豊富にあったので、ナミビアのロードトリップ中はずっと自炊していた。自炊の方が安くて美味しい!グラタンはとても美味しかったが、辛すぎたカレーを作ってしまった日もあり、やっぱりナミビア人と日本人の味覚や好みが違いそうなので調味料は注意深く選ぶ必要があると感じた。
・ヨーロッパ的な街並みが美しいスワコプムントを散策
昨日一昨日と運転しまくって疲れたので、今日の朝は徒歩でスワコプムントを散策。スワコプムントの街並みは本当に美しくて、ヨーロッパを歩いているみたい。これまでアフリカを縦断してきた中で、こんなに西洋的で美しい街並みは見たことがなかった。ナミビアは植民地自体の西洋的な雰囲気が今でもなお色濃く残っているみたいだ。お洒落なお土産屋さんやレストランも豊富で、観光地として十分に楽しめそう。
男4人で歩いている限り治安が悪いと感じることはなかったが、やっぱりナミビアなので気を抜かずに警戒はしておいた方がいいだろう。
そして印象的だったのは、ぼくたちが訪れた9月のスワコプムントはなぜだかわからないけれどめちゃ寒かった!ナミブ砂漠でさえさほど寒いとは感じなかったのに、どうしてここだけこんなに寒いのだろう!確かに風は冷たいが海風の影響とかそんな単純な話ではなさそうだし、海流の影響とか?結局ナミビアを車でほぼ一周したが、ナミビアで寒いと感じたのはここスワコプムントだけだった。スワコプムントは寒さに要注意!
・ランチは評価の高いVillage Cafeでシュニッツェルを
グーグルマップでもレビューが高く評判のよかったVillage Cafeでランチをいただく。内装もアフリカらしくカラフルで可愛く、店員さんもとても愛想がよくて、評価の高い理由がわかった。ぼくはカツレツのシュニッツェルを注文。これで115ナミビアドルだから800円くらい。シュニッツェルってウィーンで有名でドイツ語圏の食べ物のイメージだったが、やっぱりナミビアはドイツの植民地だったらしい。そういえばナミビアでありがとうは「ダンケ」と言うので、そのまんまのドイツ語だ。
・9月のスワコプムントは大量のフラミンゴを見ることができた
スワコプムントの散策を終えた後は、スワコプムント周辺をドライブ!近くの海岸沿いにフラミンゴ・ラグーンというまさにフラミンゴがたくさん見られそうな名前の観光スポットを見つけたので行ってみることにした。
フラミンゴと言えばこのアフリカ縦断の旅の中、ケニアで3ヶ所もサファリを巡ったのに十分な数を見られることがなかった思い出がある。高いお金を出して行ったケニアのサファリでも見られなかったのに、こんな特に有名でもなさそうな場所で無料で簡単に見られるものだろうか。
と思ったらめちゃくちゃいっぱいいた!まさにフラミンゴの大群!野生のフラミンゴがこんなに沢山見られるなんて思いもよらなかった!フラミンゴってケニアでは湖に住んでいたのに、ここでは海に住んでいるんだ。淡水でも海水でも大丈夫な鳥なのだろうか。しかも海も向こうにはウォルビス・ベイの都会的な街並みまで見られ、フラミンゴ+海+都会という不思議な絶景を目撃することができた。
・幻想的!塩の工場の近くにはピンク色の塩湖が広がっていた
フラミンゴ・ラグーンの近くには塩の工場があり、真っ白な塩が山のように積み上げられている風景は現実のものとは思えなかった。
さらに非現実的だったのは、塩の工場には水がピンク色の塩湖が広がっていたことだ!なんでこんなにピンク色なんだろう…めちゃくちゃ不思議で幻想的。プランクトンの影響とかだろうか。フラミンゴの色がピンクなのは食べ物によるものだと聞いたころがあるけれど、もしかしてこの周辺に住んでいる沢山のフラミンゴもこの塩湖のピンクのプランクトンを食べている?
・フラミンゴを追いかけていたら終わった1日
フラミンゴ・ラグーンだけではなく、Engen Walvis Bay One Stop Serviceというガソリンスタンドの前に広がる湖にも、大量のフラミンゴが生息していた。
ぼくたちは最初、近くにある砂丘のデューン7へ行こうと車を走らせていたのだが、この途中の道でフラミンゴの群れを発見し、あまりに見応えがあったので写真撮影していたらもう夕方になってしまった。
せっかく西海岸にいるので夕陽+フラミンゴの美しい風景も写真に収められるかもしれないと思い再度フラミンゴ・ラグーンを訪れて、この日の観光は終了!フラミンゴがいっぱい見られたフラミンゴだらけの1日だった。
・アフリカ縦断の大冒険の記事一覧はこちら!
エジプト
エチオピア
ケニア
ウガンダ
ルワンダ
タンザニア
マラウイ
ザンビア&ジンバブエ
ボツワナ
ナミビア
南アフリカ共和国